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THE SECOND準決勝で「激アツ!」異例の同点も大会規定で囲碁将棋が敗退「ドラマチック」「絶妙」

[ 2023年5月20日 22:44 ]

お笑いコンビ「囲碁将棋」の文田大介(左)と根建太一
Photo By 提供写真

結成16年目以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース「THE SECOND〜漫才トーナメント〜グランプリファイナル」(後7・00)が20日、フジテレビ系で生放送され、決勝はマシンガンズ―ギャロップの顔合わせとなった。

大会はノックアウト形式で開催された。8チームによる1回戦は、マシンガンズ、三四郎、ギャロップ、囲碁将棋が突破。準決勝はマシンガンズが優勝候補の三四郎を284―256で撃破。ギャロップと囲碁将棋は284―284の同点だったが、スタジオ視聴者100人による投票で大会ルールにより最高の3点を付けた人数が囲碁将棋の「84」に対して「86」と2人多かったギャロップに、軍配が上がった。

準決勝で起きた異例の同点タイブレークに会場も司会の東野幸治、そしてアンバサダーの松本人志も驚きの表情。一番驚き、そして戸惑いの表情を見せた2組だったが、大会ルールで決着がつくと、ギャロップの毛利は拳を握りしめ声にならない雄叫びを上げ、敗退が決まった囲碁将棋の根建は悔しそうな顔を見せつつも、納得した表情でギャロップの2人に「おめでとう」と声を掛けた。

"歴史に残る対決"となりSNS上でも「おもしろい」「最高にドラマチック!」「同点ルールの置き方も絶妙」「ギャロップにおめでとうと言える囲碁将棋かっこいい」「同点の場合は1点が少ない方が勝つの方が」「激アツすぎる!」「囲碁将棋も優勝」など多くのコメントが上がっていた。

大会はフジテレビの開局65周年、吉本興業の110周年を記念して放送された。参加資格が15年以内のM-1グランプリと対照的に、実力や才能はあっても、出場できる賞レースがないベテラン芸人たちの「2番目のチャンス」として創設された。そのため、出場資格は結成16年以上で、全国ネット放送の漫才賞レースに優勝していないこと。優勝賞金は1000万円。今大会は133組がエントリーし、決勝大会はスピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が勝ち進んだ。司会は東野幸治、宮司愛海アナウンサーが務めた。大会アンバサダーはダウンタウン松本人志。

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