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あの吉本が!?創業110周年記念で公演チケットがまさかの110円 全39公演1万2900枚が完売

[ 2023年4月1日 12:47 ]

吉本興業110周年記念「特別公演 お客様に感謝の日」の会見に登場した(左から)「ミルクボーイ」駒場孝、内海崇、中田カウス、「見取り図」盛山晋太郎、リリー
Photo By スポニチ

創業110周年記念の締めくくりとして1日、吉本興業が運営する13劇場と1拠点の14カ所の劇場で全公演を110円で開催する「特別公演 お客様に感謝の日」が催された。大阪ミナミの「なんばグランド花月」(NGK)や、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」など全国39公演で12900枚のチケットは前売りで完売。上方漫才協会会長の中田カウス(73)は会見で「100年続く企業は奇跡、神がかり。お客様に支えてもらっています」と改めて感謝の気持ちを表した。

早朝から355組642人の芸人が全国で公演。聖地・NGKでは「きょう、芸人はギャラいただけるんでしょうか?」と藤崎マーケット・トキ(38)が笑わせ、桂かい枝(53)は「さすが110円の日」と満員の客席をイジるなど、どの芸人も「110円」での格安公演を笑いに変えていた。

カウスはイベントが目白押しだった110周年を振り返り「全国ツアーを回って愛されているなと感じた。お客様あっての芸人ということを再認識した」と語り、「一番大事にしていかなければならないのは劇場」とし、「芸人はいつもネタを考え、いつもお客様のことを考えておれば120周年、150周年を迎えられる」と将来を見据えていた。

会見に参加したお笑いコンビ「ミルクボーイ」内海崇(37)は「M―1前は人気もなく、拍手もなかったけど、優勝してから名前がスクリーンに出ただけで拍手をしてもらえる。ありがたい」とファンに感謝。駒場孝(37)も「伝説の1日、そして今日も。充実した1年でした」と振り返った。

吉本新喜劇からはGMの間寛平(73)、座長のすっちー(51)、新座長に就任することが発表されたアキ(53)、吉田裕(44)が会見に出席。寛平は「吉本興業がなかったら、ボクらは飢え死にしてる」と笑わせ、アキは「365日舞台があるのはありがたい。感謝してます。200年、300年続けば」と語った。

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