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陣内智則、引退考えた過去 コンビ時代は「絶対に売れないと」 先輩イジリも「イジメられていると思った」

[ 2021年1月8日 15:41 ]

陣内智則
Photo By スポニチ

お笑い芸人の陣内智則(46)が7日放送の朝日放送「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。ウケなかったコンビ時代の苦悩を明かした。

高校の同級生とお笑いコンビ「リミテッド」を結成し、活動するも1995年に解散。その後、ピン芸人として再スタートを切った。

コンビ時代について「全部しんどかったですね。まずウケない」「売れたいって(お笑い界に)入っていたけど、絶対に売れないと思った。それは自分の嗅覚はちゃんとしてると思ってた」と陣内。「10年後売れるかもとか思ったりするけど、そんなことは絶対ないと思ってた。ダラダラしても売れないと思った」とキッパリ。同期には、中川家、ケンドーコバヤシ(48)ら実力派が多く、「周りが凄すぎて、こっちには武器がないと思った。戦ってる姿をお手上げにしたかった。戦いませんよって。戦ってるのが恥ずかしかった」と仲間たちに劣等感を感じていた。千原ジュニアら、先輩芸人からのイジリも「イジメられていると思ってた。この人たち嫌やなとは思った」とも。「2人で舞台に立つという環境が憂鬱でしょうがなかった」と話した。

とはいえ、「ピンにもなりたくなかった」とし「恥ずかしがり屋で1人でなんて出られるわけがない」と考え、解散時にはお笑いをやめるつもりだったという。

それでも、ピン芸人になってから救ってくれたのは、当時劣等感を感じていた同期らだった。中川家やケンコバ、千原ジュニアらがテレビで陣内のエピソードを披露してくれたことで「名前だけ独り歩きした」と陣内。「何も仕事してなかったけど、ファンレターがめっちゃ増えて。なんか呼ばれるの、ラジオとか」と当時の不思議な現象を笑った。

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