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引退表明のオリックス・比嘉が5カ月ぶり1軍登板 8回ピンチできっちり火消し 宮城&山岡も拍手

[ 2024年9月16日 16:19 ]

パ・リーグ オリックス―ソフトバンク ( 2024年9月16日 京セラD )

<オ・ソ>8回、中村晃を右飛に仕留めグラブを叩く比嘉(撮影・長嶋 久樹)
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15日に今季限りでの現役引退を表明したオリックス・比嘉幹貴投手(41)が16日、本拠京セラドームで行われたソフトバンク戦の8回に登板した。

0―1の8回2死一塁、中嶋監督が自らマウンドへ向かい、椋木と交代して3番手で比嘉が登板。4月19日のソフトバンク戦(ペイペイD)以来、5カ月ぶりの1軍マウンドとなった。ソフトバンクの4番・山川を相手に直球で勝負して四球を与えたが、続く中村晃を直球で右飛に仕留めて見事な火消し。ベンチ前では仲間たちが総出で迎え、ブルペンで見守った宮城や山岡も拍手を送った。

2009年ドラフト2位で入団し、中継ぎ一筋でここまで417試合に登板し26勝11敗3セーブ、93ホールド、防御率2・65。今季は左膝痛のため1軍では4月に4試合に登板したのみだったが、前日に約5カ月ぶりに1軍に合流した。

球団を通じての引退表明では「毎年のようにケガをしたり、うまくいかないことが多く、つらい時間が長かった。周囲の皆さんの多大なお力添えをいただけたことでここまでプレーすることができました。いろんなことがあったプロ野球人生でしたが、恵まれた環境の中でプレーができて、日本一も経験させてもらい、本当に幸せ者です」とコメント。「そういったことが苦手な性分」という本人の希望で引退会見やセレモニーは実施せず、マウンドでファンに勇姿を届ける。

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