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苦節16年 オリックス最古参T-岡田も歓喜「33年、生きてきた中で一番」 栗林&益田撃ちの勝負強さ

[ 2021年10月27日 22:57 ]

<オリックス>ナインに胴上げされるT-岡田(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

オリックス・T―岡田外野手(33)の顔にも充実感が広がった。

「素直に、すごい嬉しいです。この33年、生きてきた中で一番じゃないですかね。やっぱり、いいですね。最高です」

入団16年目の生え抜きで、現役選手では最古参。10年に本塁打王を獲った頼れる兄貴分が「勝負強さ」を見せたシーズンでもあった。

交流戦では、6月13日の広島戦で、新人らしからぬ安定感を見せていた守護神・栗林からサヨナラ打を放ち、チームの6連勝に貢献。さらに一つでも負ければロッテに優勝マジックが点灯する9月28〜30日の3連戦では13打数4安打8打点と大暴れ。特に30日の試合では、9回に益田から逆転3ランを放ち、奇跡を呼び寄せた。

14年にはソフトバンクに敗れてV逸した際に、同僚の安達と涙して悔しがったが、ようやく雪辱を果たした。「(14年のV逸は)正直、僕としては、あまり振り返りたくない1年ではありますが、今思えば、あの悔しい経験が原動力になった部分もあります。(強くなった部分は)個人的には分かりませんが、(チームは)最後まであきらめないというところで、みんな、最後まであきらめずにつないでやってこれた。チーム一丸で試合で戦えたことが一番だと思います」と、しみじみ振り返っていた。

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