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その4 音声読み上げに配慮したテキスト表記

今回は音声読み上げソフトを利用しているユーザーに配慮したテキストの表記方法を学びましょう。

(注意:以下に示す例は代表的な音声ブラウザによる読み上げ例。 読み上げソフトの種類やバージョンによって異なる場合があります。)

対策方法

ポイント1 単語内にスペースや改行を入れない

レイアウトを整える目的などで、単語内にスペースや改行を入れると、音声読み上げソフトで正しく読み上げられないことがあるので注意しましょう。

【悪い例】
[画像:「東海」の東と海の間にスペースや改行を入れている例] いずれもひがしうみと読み上げられる。

【良い例】
[画像:東と海の間にスペースや改行を入れていない例] とうかいと読み上げられる。

ポイント2 小数点や位取りの点を含む数値は半角で表記する

小数点や位取りの点を含む数値を全角で表記すると、意図したとおりに読み上げられません。

【悪い例】
[画像:位取りの点を含む全角数字の5000] ごぜろぜろぜろと読み上げられる。

[画像:小数点を含む全角数字の0.36] ぜろさんじゅうろくと読み上げられる。

【良い例】
[画像:位取りの点を含む半角数字の5000] ごせんと読み上げられる。

[画像:小数点を含む半角数字の0.36] れいてんさんろくと読み上げられる。

ポイント3 記号や省略表記の使用に注意する

記号には音声読み上げソフトで読み上げられるものと、そうでないものがあります。又、以下の例に示す曜日の表記のように、省略して表記すると意図したとおりに伝わらないことがあるので注意しましょう。

読み上げられない記号の例

四角、ひし形、丸、バツ、プラス、マイナス、イコール、アスタリスク、米じるし、円、ドル、顔文字

読み上げられる記号の例
@ 〒 〜

数字と並べて記述する場合のみ読み上げられる記号の例
パーセント、スラッシュ(・・・ぶんの)、ハイフン(・・・の)

記号や省略表記を使用する際の「悪い例」と「良い例」の対比
注意書きの注は(注記)(米じるし)ではなく漢字を使用します
金額を表示する際は、記号の\(円マーク)は読み上げられないので、漢字の「円」を使用します
パーセンテージを表示する際は、漢数字の後にパーセント記号を続けると、記号が読み上げられません。パーセント記号の前は必ず数字を用います。
年月日をスラッシュやドットで区切って表示すると、分数混じりの読み上げになり、年月日であることが認識できません。そのため年月日は漢字で表示します
年号の平成・昭和などはローマ字で略して表記すると、読み上げの際には意味が伝わりません。その為、漢字で略さずに表記しましょう
時間を表示する際に時と分の間にダブルコロンの記号を用いると、記号が読み上げられないため正しく伝わりません。その為、漢字で表記します
「14時から15時」のような「から」を表示する際は、なみ線の「〜」を使用します。ハイフンは読み上げられません
曜日を表記する際、例えば月曜日の場合にはカッコの中に月を入れた省略表記がよく使用されますが、「つき」と読み上げられるため意味が伝わりません。省略表記は使用しないようにしましょう
カッコ株などの省略表記は正しく読み上げられません。省略しないようにしましょう

以上を考慮した場合でも、音声読み上げソフトの機能や文脈によっては意図どおりに読み上げられないこともあります。コンテンツをインターネット上に掲載する前に、実際に音声読み上げソフトで確認して、必要であれば読み がなを付加するなど可能な範囲で対処しましょう。

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