研究開発・新技術社会実装支援図
いただいたご相談やご提案に対し、連携の実現に向けた調整をNITE各分野と行い、これまでの法執行支援やイノベーション支援で培った各種アセットを元に事業者へソリューションを提供します。
くらしの安全・安心に関する情報や法規制情報、研究開発に有用なデータ、NITE業務に関連する画像・動画を提供しています。
NITEが保有する試験機器や設備等を利用することができます。また、産業利用可能な各種微生物約9万株を保存し、提供しています。
各種技術基準の作成や評価方法の検討の過程で確立された手法や取得した特許を産業界に解放しています。
企業や業界団体、展示会や学会等からの依頼のもと講演を行っています。社員のスキルアップ、業界内での普及啓発にNITEの人材をご活用ください。
ILSI Japan様が整備している食品成分の毒性試験データベース収載データをNITEの有害性評価支援システム統合プラットフォーム(通称:HESS※(注記)1)に導入し、データ追加による効果を検討しました。
株式会社資生堂 様、ポーラ化成工業株式会社 様、ピアス株式会社 様、日本農薬株式会社 様 / 化学物質管理センター
有害性評価支援システム統合プラットフォーム(通称:HESS※(注記)1)やQSAR Toolbox※(注記)2の使い方に関するご相談があり、化学物質の安全性に係るQSARや類推に関する技術指導をNITEより行いました。(オンライン実施)
※(注記)1 Hazard Evaluation Support System Integrated Platform
https://www.nite.go.jp/chem/qsar/hess.html
株式会社村田製作所 様 / 蓄電池評価センター(NLAB)
NLABと事業者が行った公募試験により、蓄電池システムが火災等の火炎に曝された場合の安全性確認として、燃焼試験を実施しました。その結果、システム内部の蓄電池モジュールに発火・破裂等の異常は生じず、火炎に曝された場合でも蓄電池の安全性が保たれていることが確認されました。
蓄電池評価1
蓄電池評価2
Spiber株式会社 様 /バイオテクノロジーセンター(NBRC)
山形県鶴岡市に拠点を置く日本発ベンチャーのSpiber株式会社は、遺伝子組換えと微生物発酵技術を用いることで、人工構造タンパク質繊維の量産化に成功しました。人工構造タンパク質繊維は、従来の石油等や動物に依存しない革新的なバイオ素材として注目されていますが、改正前の国際規格によるタンパク質繊維の定義には含まれておらず、取引上の誤認や消費者の混乱を招くおそれがありました。
そこで、日本発の人工構造タンパク質繊維の製品化、国際的な流通・商取引を推進するため、経済産業省の「戦略的国際標準化加速事業(平成31年から令和3年)」において、一般社団法人構造タンパク質素材産業推進協会(SPIA)及びSpiber株式会社が、国際標準化及びそれに伴う試験方法開発を行うことになりました。
NITEは、旧繊維製品検査所以来、繊維の試験方法開発、標準化の実績があったことから、これらの技術及び知見を活かし、Spiber株式会社の試験方法開発を支援しています。
株式会社ゴールドウインとの共同研究開発による、人工構造タンパク質を使った世界初のアウトドアジャケット"MOON PARKA"
株式会社ゴールドウインとの共同研究開発による、人工構造タンパク質を使った
世界初のアウトドアジャケット"MOON PARKA"(画像提供:Spiber株式会社 様)
多木化学株式会社 様 / バイオテクノロジーセンター
通常の凍結保存法では保存が難しい担子菌培養株に有効な保存方法に関するご相談があり、NITEが開発したバーミキュライトを用いた凍結保存法(以下、バーミキュライト法※(注記))について実技を伴う技術指導を実施するとともに、施設見学等を行いました。
※(注記) 本研究開発は、特許庁委託事業 「特許微生物寄託等業務」の一環で実施されたものです。
株式会社金山精機製作所 様 / イノベーション支援課
エアーパーテーション稼働時のフードによる吸引性能の評価についてご相談があり、NITEからは参考になると思われる規格(クリーンベンチや送風機など)の紹介、試験方法や試験機関の提案、試験において考慮すべき点など、さまざまな角度から助言を行いました。
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