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調査研究

研究会一覧2024年度

日本メディアのインド報道と「中国ファクター」

概要

日本メディアのインド報道(より一般的には、周辺諸国を含む南アジア報道)は、「実像」とは異なる「イメージ」を伝えていることが多く、その結果、日本では現実をあまり反映していないインド認識(南アジア認識)が一般の人たちの間で流布しているのではないかという疑問を、申請者は常々抱いていた。本研究課題では、(1)日本メディアのインド報道にはどのような特徴があるのか、(2)それを生み出す構造的要因は何か、という2つの点を実証的に明らかにすることを目指す。特に、「中国ファクター」(中国に対する脅威認識や劣等感など)の存在によって、日印の結びつきやインドの実力を過大に評価したり、インドの負の側面を避けたりする報道が増え、情報の受け手の側もそうした報道にばかり触れてしまう可能性に焦点を当てる。上記の研究目的を達するために、日本の主要メディア(新聞社・通信社・テレビ局)のインド特派員とその経験者などへのインタビュー、さらには、新聞記事データベース「日経テレコン21」を活用して、関連記事の収集とデータ分析を実施する。

期間

2023年4月〜2025年3月

研究会メンバー
役割 メンバー
[ 主査 ] 湊 一樹

(注記)所属は研究会発足時のものです。

予定する研究成果
  • 査読付外国語学術誌投稿

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