大気汚染は、私達が社会活動を行う中で引き起こされます。1960年代から始まった高度経済成長期以降、我が国のエネルギー消費量は急速に増加しました。現在の私達の生活は豊かになり多くの電化製品であふれ、自動車の使用が増えるなどエネルギーの消費量がますます増加しています。
このような生産活動や社会生活自体が、エネルギーの消費であり、その結果、大気汚染物質の排出をもたらすこととなります。
わが国におけるエネルギーの需要量の推移は、次のようになっています。
「平成22年度(2010年度)エネルギー需給実績(速報)(平成23年11月18日 資源エネルギー庁)」
最終エネルギー消費の推移「平成22年度(2010年度)エネルギー需給実績(速報)(平成23年11月18日 資源エネルギー庁)」
部門別最終エネルギー消費の推移「平成22年度(2010年度)エネルギー需給実績(速報)(平成23年11月18日 資源エネルギー庁)」
一次エネルギー供給の推移我が国のエネルギー消費量の急速な増加についての詳細は「日本の大気汚染の歴史」へ