筏川排水機場前でニコパチに収まる小塚さん(左)、結さん(中)、筆者
筏川排水機場前でニコパチに収まる小塚さん(左)、結さん(中)、筆者
孫の伊藤結(小5)が「ハゼ釣りに行きたい」と言うので10日、仲間の小塚康夫さん(56)を誘って出かけた。最初は三重県桑名市の揖斐川で竿を出したが激渋。愛知県飛島村に転戦し、これが大正解だった。
朝晩の冷え込みが気になるが、小塚さんと待ち合わせた揖斐川へ。イシゴカイ餌は途中で購入。昨年釣れたポイントに入ったがアタリなし。1匹釣れただけで、結も「全然釣れないよ」と愚痴をこぼす始末だ。
芭蕉句碑前ならと移動するが、ここでも3匹。結は「釣れない」と言いつつ新子ハゼをゲットしてリリース。釣れるはずのハゼが釣れないのはおかしい。何かいる? 目の前をエイが数匹泳いでいた。「これじゃハゼも釣れないわけだ」
小塚さんと相談し、飛島村の筏川排水機場前への移動を決断。ここは風に影響されずに足場もいいので、釣れる気しかしない。船だまりでハゼ釣りにはもってこいだ。
開始早々、脈釣りの竿先にコツコツッ! 軽く合わせると、ハゼの小気味いい引きが伝わり、最高のひと時だ。型も12センチとまずまず。「やっと釣れた!」の声に振り向くと、結も待望のハゼにご満悦。「ここにいるじゃんね。最初からここに来れば良かったね」
やっと釣れたから、よくしゃべること。ここからはハゼが面白いように釣れた。結と小塚さんはダブルヒット。写真を撮ったり餌付けしたりと私は大忙し。結もハゼを外せるようにはなったが、餌付けだけは苦手で、私が餌付け係だ。
孫のためとは分かっているが、私も釣りをしたいのが本音。その後もトリプルヒットなど釣れるうれしさの反面、忙しさも増す。
餌をほぼ使い切ったところで「今日は釣れたから帰りましょう。結も楽しんだし」。小塚さんも「短時間でこれだけ釣れたら満足。一時はどうなるかと心配したけど」。釣果を数えると、9〜14センチのハゼ67匹にウグイ1匹だった。
(HUNTER・伊藤宗紀)
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