ラスト1投でサワラ90センチを仕留め満面笑みの八代さん
ラスト1投でサワラ90センチを仕留め満面笑みの八代さん
- ラスト1投でサワラ90センチを仕留め満面笑みの八代さん
- 藤田さんのキス釣果など
- 良型セイゴを楽しんだ野田さんファミリー
最終盤を迎えている鈴鹿サーフ(三重県鈴鹿市)のマゴチだが、今季は水温が高く推移してきたこともあり、まだまだ釣れている。サーフの目の前の沖では青物も回っており、こちらの動向からも目が離せない。 (海老原秀夫)
▼鈴鹿サーフ
先週の「ぐるっと」でお伝えしたように、5日に58センチのマゴチを仕留めたチーム鈴鹿サーフの榊原慎二さん。この時は鈴鹿8耐ライダー松永修さんのリクエストに応えて竿を出したのだが、まだまだ釣れることを確認。15日は大潮の夕満潮(17時2分=四日市港標準)前後狙いで午後4時にサーフインしていた。
先行していた「仙人」こと佐野正男さんらもノーヒットのなか、ドラマは下げ始めの6時に訪れた。佐野さんが「もう帰るわ」と言った瞬間、榊原さんが投げたオフベイトにマゴチ55センチが当たったのだ。「この日は私だけでしたが、マゴチは依然ポツポツ出ており、佐野仙人も13日午前に50センチを上げていました。水温が少し下がってきているので、ヒラメもそろそろという雰囲気です」
そう話す榊原さんが現在、最も注目しているのが青物の動向だ。11日には仲間の中西聡さん、内田健二さん、元WGPライダーでモータージャーナリストの八代俊二さんがプレジャーボートで出船し、鈴鹿サーフから見える至近距離でサワラに挑戦。朝方、内田さんがメーターサワラに2センチだけ足りない98センチとの格闘を制すると、中西さんにも80センチが躍った。
八代さんだけ不発のまま夕方を迎えると「もう上がろう」という話になったが、ちょうど八代さんがルアーをサワラチューンからサゴシチューンに替えたところで「最後の1流しだけでも」と懇願。すると、何と90センチのサワラがお目見え。またもや勝負師の引きの強さを見せつけたのだ。
榊原さんが今後に期待を寄せる。「イワシが浜に打ち上げられるようになると、サワラが岸まで寄ってくるのです。ボートからのヒットポイントも、最も近い時は浜から70メートルほどだったそうなので、あと少し。イワシが接岸すると、ヒラメもがぜん楽しみです」
▼内海新港(愛知県南知多町)
フィッシング遊・名古屋南店(名古屋市南区戸部下)常連で同市中川区の藤田宗孝さんは9日、カワハギ調査で内海へ向かった。驚いたのは午前7時に到着すると、型こそ小さいもののキスが釣れ盛っている光景が広がっていたこと。イシゴカイもあるからと少しやってみたところ、何とほぼ入れ食いとなった。
カワハギ狙いのはずが結局、やめ時が見つからず、昼までに11〜19センチのキスを95匹カウント。その後、カワハギも1時間だけ探ったが18センチのクジメ2匹に終わっていた。「今までこんなにキスを釣ったことがないのでビックリ。夕方は豊浜に転戦してアジ調査をしましたが、こちらは時合いが午後5時から20分ほどと短く、18〜22センチのアジ13匹どまりでした」と藤田さん。
▼木曽川・立田大橋周辺(愛知県愛西市)
木曽川の水温も徐々に下がりだすなか、立田周辺ではマダカ&良型セイゴが上昇気配。岬釣具店(同市佐屋町堤西)の桑山卓久さんが言う。
「現在は下流側〜上流側までポイントむらが少ない状況です。ただ、今年は猛暑の影響でまだ季節外れの小セイゴも多く見られます。まだ先のことなので断言することはできませんが、アユを捕食した下り組は12月後半〜年明けになるかと思います。昨年度は今年1月に下りマダカの大釣りがありました」
木曽川下流で4日、アオイソメの房掛けを投げたのは同県一宮市の野田大智さん(11)、純世さん(8)ファミリー。午前11時〜午後4時半までに38センチの良型を頭に13匹のセイゴをキープし、のみ込まれた小セイゴは10匹ほど川に帰していた。これには桑山さんもうれしそうだ。
「木曽川下流に入ったのはハゼのエサトリを避けるためで、これが大成功。38センチは体高のある魚体で、スリリングなやりとりを楽しめたことでしょう」
揖斐川下流では4日午前9時ごろ、52センチのマゴチが出現した。同県江南市の大橋柊太さんがイシゴカイ餌でハゼを狙っていたところウグイが釣れたため、これを泳がせたら来たという。仰天の1匹を手に同店で記念のニコパチに収まった。
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