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アルゴ計画は、自動観測フロートにより、全世界の海洋の状況を常時監視・把握するシステムを構築する国際プロジェクトです。
アルゴ計画により収集されたデータは、即時的に国際交換・公開され、各国の気象・海洋機関が天気予報や季節予報、海洋の状況の監視・予測に利用するとともに、全世界の科学者が調査・研究に利用しています。
2018年11月、アルゴ計画による観測データ数の累積が200万データを突破しました。200万という数は、アルゴ計画の開始以前に人類が蓄えたデータの4倍に当たります。このかつてない規模のデータセットにより気候変動に関する研究が進展し、そこで得られた数多くの知見は、世界の気候変動対策の自然科学的根拠となっています。
地球温暖化をはじめとした地球環境の変化による人間社会への影響が顕在化しつつあるなか、海洋をはじめ、地球環境を監視する重要性が増しています。気象庁、国立研究開発法人海洋研究開発機構は、関係省庁・機関との連携や、国際協力のもと、地球環境の監視と変動メカニズムの解明を進めていきます。
詳細は気象庁のサイトをご覧下さい。