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茨城大学(学長:三村信男)の岡田誠教授、国立極地研究所(所長:白石和行)の菅沼悠介准教授、千葉大学(学長:徳久剛史)の亀尾浩司准教授、国立科学博物館(館長:林良博)の久保田好美研究員を中心とする22機関32名からなる研究グループは、千葉県市原市にある地層「千葉セクション」が地質時代の国際標準模式地(Global Boundary Stratotype Section and Point、GSSP)に認定されるよう、本日、国際地質科学連合(International Union of Geological Sciences、IUGS)の専門部会に提案申請書を提出します。千葉セクションは地質時代のうち、更新世の前期と中期の境界(約77万年前)を示しており、この境界のGSSP認定に向け、千葉セクションのほかに、イタリアにある2つの地層の申請書がそれぞれ提出される見込みです。
IUGSでの審査の結果、千葉セクションがGSSPとして選定された場合は、約77万年前〜12万6千年前の地質時代に対する名称として「チバニアン」(「千葉の時代」の意)を提案します。
詳細は国立極地研究所のサイトをご覧下さい。