JSTについて
理事長挨拶
画像:国立研究開発法人科学技術振興機構 理事長 濵口 道成
2020年、世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに見舞われました。未曽有の危機の到来に、人類は科学技術という英知を結集して、果敢に立ち向かっています。
最大の課題は市民・社会を「護る」ことです。ウイルスを直接抑えるワクチンや治療薬の開発はもちろんですが、COVID-19と共存して経済・社会活動を維持するためには、ウイルスや抗体の存在を高感度に「見つける」技術、殺菌やウイルス不活化など「清める」技術、ウイルス感染から市民を「護る」技術が欠かせません。