【コンサルが教える】頭のいい人が絶対にやらない「学生レベルの質問」とは?
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みなさんは、質問されて「何が聞きたいの?」と意図がわからず返答に困ったり、逆に「この人ちゃんと考えてるな」と感心したことはないでしょうか。質問の"質"でその人が「頭のいい人」かどうかがわかる、と『頭のいい人が話す前に考えていること』を上梓した安達裕哉氏は断言します。コミュニケーションが苦手だったにもかかわらず、ひょんなことからコンサルティング会社に入社した安達氏が、だれでもできる「頭のいい質問」のコツをお伝えします。
頭のいい人は「どうですか?」とざっくりした質問をしない
たとえば、あなたがクライアント先の意思決定者である部長に話を聞く機会を得たとします。
あなたは部長が何を課題と感じているのか、引き出さなければいけません。
「部長は、今何を課題に感じていますか?」
といきなりストレートに聞くこともできます。
この質問で望んでいる答えを引き出せればいいですが、
「ん〜とくに喫緊の課題はないですね......。」
と、うまく返ってこない場合がほとんどです。
先の「今何を課題に感じていますか?」といきなり質問するのは「部長、最近、どうですか?」と聞いているのとあまり変わりません。
「どうって聞かれても......」と返答に困った経験がある人も多いでしょう。
何がなんでも「どうですか?」「どうすればいいですか?」と聞いてばかりの人は、「こいつ考えてないな」とバカにされかねません。
このような質問が通用するのは、同じ価値観の人たちとだけ付き合っていればよかった学生時代だけです。
親友と会って「最近どう?」と聞かれても何も違和感がないはずです。
では、「どうですか?」を使わずに、学生レベルの質問から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。
実は、頭のいい人は質問する前にあることを考えています。
これさえ質問の前に考えることができれば、相手からの回答の質が格段にあがります。
また、相手から「ちゃんと考えてくれてるな」と思ってもらうことができます。
それは......
どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します