アベノミクス「3本の矢」戦略が残念な結末に終わった理由

会員限定
記事をクリップ
URLをコピー
記事を印刷
Xでシェア
Facebookでシェア
はてなブックマークでシェア
LINEでシェア
noteでシェア
安部首相辞任,アベノミクス「3本の矢」戦略アベノミクスの「3本の矢」を指で示す安倍晋三首相(2013年5月) Photo:JIJI

「3本の矢」による戦略を掲げたアベノミクスは2013年に始まった。当時の内閣府の資料は、同政策をスーパーマンへの変身過程になぞらえて解説していた。

第1の矢(大胆な金融政策)は「市場のお金を増やしてデフレ脱却!」(ビジネスマンが走り始める)。第2の矢(機動的な財政支出)で「スタートダッシュ!!」(上着、シャツ、ズボンを脱ぎながら走りを加速)。そして第3の矢(成長戦略・規制緩和)で「ビジネスを自由に!!!」(スーパーマンは離陸して空を飛んでいく)。

これらにより実質国内総生産(GDP)は年率プラス3%で持続的に成長していくと同資料はアピールしていた。実際はどうだっただろうか?

あなたにおすすめ

特集

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /