[フレーム]
1 - 40 件 / 550件
最近はお客さんとの勉強会でDockerのドキュメントをつまみ食いして読むというのをやっていますが、改めて最新版を読んでみて、いろいろ思考が整理されました。2020年の20.10のマルチステージビルドの導入で大きく変わったのですが、それ以前の資料もweb上には多数あり「マルチステージビルドがよくわからない」という人も見かけるので過去の情報のアンラーニングに使っていただけるように改めて整理していきます。 仕事でPythonコンテナをデプロイする人向けのDockerfile (1): オールマイティ編で触れた内容もありますが改めてそちらに含む内容も含めて書き直しています。 本エントリーの執筆には@tk0miya氏から多大なフィードバックをいただきました。ありがとうございます。 基本的なメンタルモデル現代的な使い方を見ていくために「Dockerを使ってビルドする」というのはどのようなものか考えを整
プログラミング初心者のための JavaScript と Node.js の歴史、それを踏まえた勉強方法 2020年でJavaScript学ぶならきっとブラウザ向けJSガン無視していきなり初手node.js(ただし暫く何も足さない)がいいんじゃないかというメモ - min.t (ミント) Node.js を教えることについて、自分は賛成なんですが、その学習パスが整理されてないなと思っていたのと、学習パスがなぜ整理されていないかについて書きます。 はじめに 問題意識として、今のプログラミングスクールや独学勢が Ruby on Rails に偏っていて、 Node.js の人間としては、歯がゆく感じているんですが、実際 Node.js を教えるとしても問題も多いと認識しています。 歴史の話は、当時の実情や政治を省いて結果だけを書きます。具体的には第一次ブラウザ戦争、第二次ブラウザ戦争を言及しませ
Vite(ヴィート=フランス語で「速い」の意味)は2020年に発表された新しいフロントエンドのビルドツールです。 開発者がVue.jsの作者であるEvan You氏であるため、Vue.jsのツールであると誤解されることもありますが、プレーンなJavaScript(バニラJS)からVue.js・React・Svelteといった流行のフレームワークまで、さまざまな環境で利用できる汎用的なツールです。 位置付けとしてはwebpackのようなバンドラーと呼ばれるものに近い存在ですが、それだけではありません。この記事では、Viteを導入してプレーンなJavaScriptから、TypeScript+Vue.js・Reactといったフレームワークまで、快適な開発環境を手に入れる方法を紹介します。 この記事で紹介すること: Viteの特徴と基本の仕組み 基本の使い方 Vite + SCSS Vite +
1.この記事の立ち位置#自分がいつも調べていること、忘れがちな Tips や小ネタを列挙していく。そのため、網羅性は重視しない。 というのも、なにか調べていていろいろ読み漁った挙げ句、1周回って行き着くところは GitHub Actions の公式ドキュメントであり、たとえば Workflow の書き方は以下のページをよく開いている。 Workflow syntax for GitHub Actions - GitHub Docs それでも、公式ドキュメントで参照したい箇所を引っ張るための用語を知るまでに苦労することが往々にあり、この記事が、公式ドキュメントで参照したい箇所を導くための助けとなればと思い、書いていく。 2.Step と Job と Workflowの違いアレコレ#2-1.Step と Job と Workflow の違いの一行まとめ#Step < Job < Workflo
Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか https://d.potato4d.me/entry/20220405-nodejs/ へのアンサーソング。 プログラミング言語としての JavaScript の話をする。 2010年頃、Python 2 でプログラミングを学習した自分にとっては Node.js + CoffeeScript が Better Python だった。 CoffeeScript は当時の JS(ES3~5) に足りない機能を補ってくれて、Python と同じく空白制御のオフサイドルールなのが気に入った。見た目が少しだけ Ruby っぽいので当時全盛だった Rails の人間に訴求するにも有利だった。 Node.js のモジュールシステムである Commonjs は Pytho
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? この記事では、Webフロントエンド開発において役に立つと思われるサービスやツールをまとめます。 全般 Can I use 指定した特定の機能が、どのブラウザのどのバージョンで利用可能かを確認するためサービスです。新しいJavaScriptのAPIやCSS3の機能を使ってモダンなWeb開発を行う場合、必須とも言えるくらい利用することになります。 指定した国におけるブラウザのシェア情報をもとにして、特定の機能が何割のユーザーで使用可能かを調べることもできます。 npm / webpack BUNDLE PHOBIA 指定したnpmパッケージ
pdfmeとは Website: https://pdfme.com/ TypeScriptで書かれたオープンソースの無料の帳票エンジン。 テンプレートを使って宣言的にPDFを作成でき、サーバー、ブラウザどちらでも動作する。 2022年2月にbeta版としてリリースしてから現在 Version3で GitHubではStartが1500、npmではバラツキはあるが週間1万件くらいのダウンロードがある。 自分が把握しているだけで、世界中で採用事例があり、電子カルテ作成、工場の手順書作成、ECのカスタムパッケージ制作ソフトなど、すでにいろんなサービスに組み込まれている。 この記事ではどのようなモチベーションでpdfmeを開発しているのかということを説明したいと思います。 なんで帳票エンジンを新規開発するのか PDFファイルを作成・編集するという観点ではpdfkitという素晴らしいライブラリが20
はじめに 本当に悔しいし許せないし、エンジニアとして不甲斐ないです。2025年2月26日深夜にハッキングにあいました。どのように相手と繋がり、どのような手口でハッカーに資産を抜かれたか、コードベースで全てお伝えします。今後同じ被害に遭う方が少しでも減ることがあればこんな嬉しいことはないです。 コード解説、さらに対策案も書いていきます。もし他に良い対策案などあればコメントでご教示ください。 ハッカーとのやりとりの流れ ハッカーとは Linkedin でブロックチェーンを使ったプロジェクトを手伝ってくれないかという連絡がりそこからやりとりが始まりました。そして移行の大まかな流れは下記のような感じです。 Linkedinでプロジェクトを手伝ってほしいと言う内容でDMがくる Githubリポを見て実装できそうか確認してほしいと言われる 自分のGithubアカウントを共有してプライベートリポジトリに
追記: 2022年1月11日 2:29 JSTにDoS脆弱性としてセキュリティアドバイザーが出されて、悪意あるバージョン(1.4.1や1.4.2)はnpmからunpublishされ、npmの最新は安全なバージョンである1.4.0へと変更されました。 Infinite loop causing Denial of Service in colors · GHSA-5rqg-jm4f-cqx7 · GitHub Advisory Database 2022年01月08日 に colors というnpmパッケージにDoS攻撃のコードが含まれたバージョンが1.4.44-liberty-2として公開されました。 GitHub: https://github.com/Marak/colors.js npm: https://www.npmjs.com/package/colors 問題についてのIssu
- という名前の JavaScript/TypeScript パッケージについて警告を発している記事が話題となっています。 このパッケージ、中身はほとんど空で、Readme と、dev で TypeScript を動かせるようにするライブラリ群を呼ぶ箇所だけのもの。 しかし、この "-" を使っている他の npm パッケージが 50個以上あり、約一年前の公開時からのトータルのダウンロード数は72万回にもなります。 しかし、"-" を読み込んでいるパッケージを見てみても、"-" が必要そうには見えません。 警告記事では、この無名のパッケージが密かに使われるようになった原因が、npm コマンドのコマンドラインを打つときのミスタイプにあるのではないかとの仮説を立てています。 つまり、someFlag というオプションを使い npm i -someFlag somepackage と打つべきところ
今回も誰も興味ないシリーズなので今まで書いてこなかったのですが、Semantic Versioningに関して幻想を抱いている人がいる可能性があり、そういう方にどうしても現実を知っておいて欲しかったので書きました。3行要約(と可能なら余談)だけでも読んでいただけると幸いです。 3行要約 Semantic Versioning 2.0.0にはバージョン"比較"の定義はあるが、バージョン"制約"(>= 2.1.3みたいなやつ)の定義がない その結果、同じsemver準拠ライブラリでも制約の解釈が異なり結果が真逆になる というかそもそもsemver使ってるエコシステムが少なすぎる 背景 セキュリティアドバイザリでは特定のバージョンが脆弱であることを示すためにバージョン制約が使われることが多いです。例えば >=1.2.0 <1.2.6みたいなやつです。この場合、1.2.5は脆弱だが1.2.6は修正
✨無料公開中✨ 業務ができる中級者になるためのJavaScript入門の第2弾となります。何度学んでも今一つ理解できないDOMに関して、できるだけわかりやすく説明しています。 業務ができる中級者になるためのJavaScript入門(文法編) https://zenn.dev/books/568dd4d86562a1/edit ✨開発環境に役立ててください✨ 👾 やっぱりwebpackがわからない(エピソード1) https://zenn.dev/antez/articles/58307946cf4f3e 👾 やっぱりwebpackがわからない(エピソード2) https://zenn.dev/antez/articles/638382faa06bd7 👾 そもそもnpmからわからない https://zenn.dev/antez/articles/a9d9d12178b7b2 ✨Wo
やっぱりwebpackがわからない(エピソード2)、そもそもnpmからわからないを公開しました。 webpackがわからない 最近はViteが注目されだして、実際にとても良いビルドツールです。Vue.jsのEvan Youさんが開発しただけのことはありますね。ネーミングもイカしてます。しかし、だからといって、では開発環境にViteを採用しようと簡単にはできないのが、業務の辛い所です。新しい技術を採用して、「わしが全責任を引き受けるぜよ」というThe 男気!な人はなかなかいません。 したがって、当分はwebpackを使い続けることになるのですが、これが未だによくわからないという人が意外と多いです。フロントエンドプログラミングの初心者に近い人などは、この段階でつまずくことにより、すっかり自信をなくしてしまうこともあります。 ですが一先ず安心してください。webpackを含むこれらフロントエンド
人気オープンソースライブラリ「colors.js」と「faker.js」の開発者であるMarak氏が、これらのnpmライブラリを意図的に破壊しました。colors.jsおよびfaker.jsに依存しているプロジェクトは多数存在しているため、その影響が懸念されています。 Dev corrupts NPM libs 'colors' and 'faker' breaking thousands of apps https://www.bleepingcomputer.com/news/security/dev-corrupts-npm-libs-colors-and-faker-breaking-thousands-of-apps/ Open source developer corrupts widely-used libraries, affecting tons of projects
Honoという僕が作っているWebフレームワークのGitHubスター数が2,000に迫ってきた。これまで作ってきたOSSのソフトウェアでは最高で revealgo の221、次点で gh-markdown-preview の134だ。それが一気に2,000である。 もちろん、スターの数がソフトウェアの良し悪しを決めるものではない。 それに2,000はとりわけ多いわけではない。 でも、以前の自分には遥か彼方に見えていた数を獲得できたのは、とても嬉しいことだ。 去年12月から作り始めて9ヶ月間、552コミット。 今や使ってくれる人も増えた。 cdnjs のAPI Serverのバックエンドにも使われているし、 HonoをきっかけにGitHubスポンサーをしてくれている企業や人も現れている。 なにより、いろんなことを勉強させてもらった。 今回はHonoというプロダクトがどうやって2,000のスタ
eslint-plugin-prettier 時代の設定をずっと使っていたので、重い腰を上げてアップデートした作業メモ。 背景 Prettier 公式ドキュメントによれば、現在 eslint-plugin-prettier は以下の問題があるとして推奨していない。 エディタが真っ赤になる(人間が気にする必要のない問題なのに!) 直接実行するより遅い(同様に prettier-eslint も遅い) ESLint と Prettier の間に間接レイヤーを追加するので、壊れやすい なるほど正しい。 一方、別々に実行することで以下のような問題も出てくるので、解決していく。 CLI とエディタを個別に設定する必要がある エディタで ESLint と Prettier の協調動作が必要 CLI (npm scripts) で ESLint と Prettier の対象ファイルが別管理になる 上記の
Intro 前回は、Nx の事例をベースに「パッケージを公開する側」の対策について解説した。 今回は、「パッケージを使う側」、もっと言えば「OSS を使う上で開発者が考えるべきこと」について考察する。 OSS の危険性 npm 起因のサプライチェーン攻撃が確認されたことで「npm は危険だ」という話になると、「npm を禁止すべき」といった極端な話になったりする。 前回のブログで紹介したような対策を行うなら、多少は良くなるかもしれない。しかし、それらは全てパッケージ公開者に委ねられる。自分が公開者として実施するなら、自分が原因で攻撃が発生することは防げるだろう。 一方、攻撃に必要な突破口は 1 つあれば良い。npm にある全てのパッケージが対策されない限り、npm を主語とした安全が担保される日は来ない。 この広大な依存関係の中には、闇落ちした開発者が、それまでの善良なコードを、自分の意志
皆さんnpmパッケージのバージョンを上げるときにハマって依存地獄から抜けられなかったことはありませんか? 私はあります。 複雑怪奇な依存関係を調べてみようとnode_modulesを覗いてみて、そのカオスっぷりに臭いものに蓋をしたことはありませんか? 私はあります。 そこでnode_modules以下について調べてみたのですが、node_modulesにどんな問題点があって、npmやyarn, pnpmは何を目指していたのか時系列順に紐解いた方がわかりやすいことに気づきました。 ここでは初期のnpmが抱えていた問題から今に至るまでを順を追って説明します。 するとnode_modulesの仕組みの他に、各パッケージマネージャの方針の違いが見えてくるはずです。 初期の頃のnpm (~2015年以前) この頃はシンプルで、依存関係はそのままnode_modulesのディレクトリ構造に反映されてい
Intro ちょうどタコピーの原罪が流行ってるのでこのタイトルにしたけど結構気に入ってる。 d.potato4d.me この話を読んでの感想とここまで大きくなった Node.js の振り返りをしようと思う。 どんなプログラミング言語であってもみんなから使ってもらって開発者をハッピーにしたいと思ってる。ただ最初は良かったと思ってた機能がなんか古臭くなったり、他にクールな機能を持ったものが登場したことによって徐々に飽きられていき、最終的に他の言語に乗り換えられる。 まぁどんな言語も同じだと思う。C言語だって生まれた当初はすごくクールでみんなをハッピーにしてた。今丁度「戦うプログラマー」を読んでるが、C++が出てきて、周りのエンジニアが C++ を使おうとするシーンが出てくる。そこで、「あんなの使って何が良いんだ、Cで十分だろ」とWindows NT 開発リーダーのデーブカトラーが言ってたりする
自分が使ってるやつを紹介します。 GitHub Star History 指定したGitHubリポジトリのスターの増加数をグラフで見れるサイトです。 たとえば、👇の3つのReactのUIライブラリを例に見てみます。 mui chakra-ui shadcn-ui ▲さんかくhttps://star-history.com/#shadcn-ui/ui&chakra-ui/chakra-ui&mui/material-ui&Date こんな感じで、一目でライブラリの人気度合いをざっくり比較できます。 使い方 テキストボックスに、比較したいライブラリのGitHubリポジトリURLを入力するだけです。 また、「Align timeline」にチェックを入れると、グラフのスタートを揃えれます。 たとえば、Prisma ORMとDrizzle ORMを比較するとPrismaの方が圧倒的に見えますが、スタート
stepney141: GitHub上のOSS、ミクロ経済学の学部初級教科書になんで公共財として載ってないのか不思議でならないくらい公共財してる stepney141: OSSはもともと、知識を公共財であると認識した上で「知識のフリーライダーを増やすことが知識の発展に繋がる」という思想だったわけだけど、知識を提供する側が悪意を持つ側に回ることを想定していなかったのではないか stepney141: オープンソースの定義を考えたブルース・ペレンスはこういうことを言っているわけだけど、現実には Babel の開発者が寄付を訴えたり、今回の colors.js/faker.js のように開発者が実力行使に出たりしているわけなんだよな "共産主義がうまくいっていない世の中で、オープンソースがごの一見共産主義的な戦略で成功している。それはなぜだろうか? それは、普通の(物質的な)商品と(デジタルなデ
Intro Nx リポジトリが攻撃を受け、広範囲にわたるインシデントが発生した。 今回の事例は、GitHub Actions を中心に複数のステップが組み合わさった攻撃であり、過去に何度も発生してきた攻撃と本質的には変わらない。 しかし、途中で AI が何度か登場するため「AI が書いたコードをマージしたから」などといった表面的な反応もあるが、実態はそこまで単純な話でもない。 また、「自分のプロジェクトは Nx を使っていないから関係ない」とも言えない攻撃であるため、特にフロントエンドエンジニアは全員注意と確認が必要となる。 この攻撃が何だったのか、そこから学べることは何なのか、解説する。 Nx Incident 今回のインシデントについては、既に公式の Advisory が出ている。ニュース系の記事も多々あるが、一次情報は以下となる。 Malicious versions of Nx a
海外のセキュリティ企業「Phylum」はトロイの木馬化された「jQuery」がnpmやGitHub、jsDelivr のCDNホストで拡散している事を指摘しました。 jQueryを悪用したサプライチェーン攻撃の概要 Phylumは 2024 年 5 月 26 日以来、トロイの木馬化された jQuery のバージョンを悪用する執拗なサプライ チェーン攻撃者を監視しており、最初に npm でこのjQuery を悪用する亜種を発見しました。 そこでは、1 か月にわたって数十のパッケージで侵害されたバージョンが公開されていました。 調査の結果、GitHubや、jsDelivr の CDN ホスト リソースでも、トロイの木馬化された jQuery のインスタンスを発見しました。 なお、今回解説されている内容は正規のjQueryへ、トロイの木馬が紛れ込んでいるのではなく、 悪意のあるユーザーがnpmや
はじめに Reactの開発環境は、CRA(Create React APP)がよく使われますが、CRAは沢山のモジュールの整合性の確認などのため、アップデートがリリースされるまでの間隔が結構あります。 また、使われているモジュールをアップデートするとエラーに悩まされたりします。 ゼロからReactの開発環境を作成していたのですが、いろいろとトライを繰り返すうちに以下の方法に落ち着きました。 比較的短時間で環境が作成できますし、全て最新のモジュールが使えます。 Vite nodejsを用いたJavaSriptプロジェクトは、、Webpackなどでプロジェクト内のJavaScriptモジュールをひとつのファイルにまとめるバンドルと呼ばれる作業が必要でした。 これは、ブラウザがESモジュールに対応していないことや、ひとつのHTMLファイルから沢山のjsファイルをダウンロードさせると、その数だけア
2022年5月24日(米国時間)、SANS ISCのフォーラムでPython向けライブラリの1つ(その後PHP向けライブラリでも判明)が第三者により不正なコードを含むアップデートが行われていたとして注意を呼び掛ける投稿が行われました。その後この行為に関わっていたとして実行者とみられる人物が顛末を公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 改ざんされた2つのライブラリ 今回影響が確認されたのPython Package Index(Pypi.org)で公開されている「ctx」、Packagist(Packagist.org)で公開されている「PHPass」の2つ。 影響を受けたライブラリ インストール実績 改ざんされたとみられる期間 概要 ctx 約75万回 2022年5月14日〜5月24日頃 辞書(dict型オブジェクト)を操作するユーティリティを提供するPython向けのパッケージ
Vanilla JSのメリット フレームワークのサイズが大したことないなら、バニラでやるメリットはあるのか?という話になりますが、実際作ってみてバニラの方が優位だった点が1つありました。 それは動作が速いことです。 今回作ったSPAの中に1つ、画面内の要素が多すぎて描画に数秒時間がかかるページがありました。 どれくらい多いかというと、テキストボックス・チェックボックス・プルダウンなどの入力要素が1画面に1万個以上あります。 この画面を高速化したいと思い、試しにVue.jsで同じようなページを作ってみたのですが、比較するとVanilla JSの方が速かったです。 仮想DOMは速いみたいな記事を目にすることがあり、VueやReactはなんとなく速いイメージを持っていたのですが、よく考えてみるとVueやReactだって最終的には画面描画のためにリアルDOMを操作するわけで、それなら必要最小限のリ
普段からいくつか趣味で作ったツールやライブラリを npm パッケージとして publish しています。ちょっと工夫していることとして、「できるだけ簡単に npm publish できるようにしておく」というものがあります。npm publish が心理的に、手順的に難しいと、すでに main ブランチに新機能や修正が入っているのに、npm publish されていない、という状況が発生しがちです。新機能や修正をすぐにユーザに送り届けられるよう、npm publish は無思考でできるようになっていると嬉しいです。 その一環として、リリースノート (CHANGELOG) の自動生成というのをやっているので、その紹介をしてみます。本当は 6 月にやっていた Maintainer Month 期間 に間に合わせたかったのですが、とろとろしていたら 7 月になってしまった! まあ遅れたから公開し
かれこれ 5 年くらい趣味開発で npm-scripts を書き続けている。長年書き続けているとノウハウが蓄積されてきて、「こう書くとスッキリする」「迷いがなくなる」「後から拡張したくなった時に、簡単に拡張できる」みたいな書き方が身についてきた。自分の型、あるいは手癖のようなものだと思う。 せっかくなので、id:mizdra の今の npm-scripts を書く時の手癖を書き連ねてみる。 基本形 { "scripts": { "build": "webpack --mode production", "dev": "webpack-dev-server --mode development", "lint": "eslint .", "test": "jest" } } 一番シンプルな npm-scripts を書く時のパターン。以下の 4 つの script を登録している。 buil
はじめに プロジェクト作成 プロジェクト構成 コンポーネント レイアウト ページ ビルド Blog テンプレート Portfolio テンプレート Documentation テンプレート まとめ はじめに 先日1.0リリースとなった、静的サイトジェネレータのAstroの紹介です。 JSで作成したページをビルドして、JSを含まない早いサイトを生成し、必要な場合には React や Vue といった好きなフレームワークを簡単に組み込むことができるのが特徴になります。 プロジェクト作成 Node は、v14.18.0 以上、または v16.12.0 以上が必要です。 npm や yarn、pnpm で create astro でプロジェクトを作成します。 # npm $ npm create astro@latest # yarn $ yarn create astro # pnpm $ p
本業はiOS開発なのですが、6月頃から個人開発でWebフロントを触っています。 Webフロントに入門するときに、開発の前提知識・専門用語が多すぎて、脳が処理しきれない状態になりました。 これでも数年前のより混沌としてた時期よりは安定してきているように思うんですが、それでもやはりカオス感は否めませんでした。 Webフロントエンド開発の見取り図があればいいのにと思ったので、自分でちょっとつくってみようと思いました。 個別の技術要素の情報は豊富にある(ありすぎると言ってもいいかもしれません)んですが、全体像がよくわからないので、 たとえば「TypeScriptで開発した方がいいのか?」とか、「Babelとかwebpackってインストールしなきゃいけないの?」とか、 そういう素朴な疑問が学習進めて行っても、なかなか解消できなかったので、いい感じのざっくり感でまとめられたらと思います。 この記事で全
.app 1 .dev 1 #11WeeksOfAndroid 13 #11WeeksOfAndroid Android TV 1 #Android11 3 #DevFest16 1 #DevFest17 1 #DevFest18 1 #DevFest19 1 #DevFest20 1 #DevFest21 1 #DevFest22 1 #DevFest23 1 #hack4jp 3 11 weeks of Android 2 A MESSAGE FROM OUR CEO 1 A/B Testing 1 A4A 4 Accelerator 6 Accessibility 1 accuracy 1 Actions on Google 16 Activation Atlas 1 address validation API 1 Addy Osmani 1 ADK 2 AdMob 32 Ads
その名はBun デデン BunはNode.jsやDenoのようなJavascriptランタイムです。(2022年7月8日現在ベータ版) ちなみにロゴが本当に肉まんなのかはわかりません。(赤ちゃんの頭にも見えるけど名前がBun/パンだしなぁ...) この記事ではNode.jsやDenoと比較をしつつ、bunの解説させていただきます。 割となんでもできる Bunはただのランタイムではありません。下のように、開発に必須の多くな機能を最初から有しています。 TypescriptからJavascriptへのトランスパイル jsxからJavascriptへのトランスパイル npmのようなパッケージのインストール&管理 webpackのようなプロジェクトのバンドル化 もちろんランタイムなのでNode.jsのようにサーバーでJavascriptを実行することも可能です。 これらに加えてBunには様々な機
yarn と npm の栄枯盛衰2021 年 8 月に yarn の v3 がリリースされました。2020 年の同月あたりに yarn v2 がリリースされたので、約 1 年ぶりのメジャーバージョンアップになります。 v1 → v2 のパラダイムシフトは強烈でしたが、 v2 → v3 は berry というパッケージ名は相変わらずで、 v2 の正統なバージョンアップでありちょっとだけ物足りなさを感じてます。 Get Started なにはともあれ、とりあえずは触ってみましょうか。 Node.js ≥ 16.10 であれば、 Corepack を使って以下のコマンドで yarn v3 をインストールできます。 $ corepack enable $ corepack prepare yarn@3.0.0 --activate # yarn.lock や README.md が生成される $
はじめに 画像は記事に全く関係ないカニのフィギュアです👋 近年、善良なパッケージを騙ったマルウェアが配布されているケースが増えてきています。 これらのマルウェアはパッケージマネージャ上で配布され、開発者端末やそれをビルトインしたシステムを利用するユーザー端末で悪事を働きます。 これは俗にいうサプライチェーン型攻撃で、 これらの関連ニュースを目にする機会が増えてきていることを、多くの開発者が体感されていると思います。 ただ、これらのサプライチェーン型攻撃の記事は、 どうしてもエンドユーザー(パッケージを利用する開発者側・それらを組み込んだアプリを実行するユーザー側)の対策に焦点が当てられたものが殆どのように感じています。 そこで本記事では、このエンドユーザー側の対策だけではなく、 パッケージマネージャメンテナーたちがどう対策しているのかも含めて、 「パッケージマネージャ上で行われるマルウェ
What is Jamstack? ここ数年でよく聞くようになったワード。 Jamstackとはウェブサイトを構築および運用するための、技術の組み合わせです。 JavaScript・API・事前にレンダリングされたMarkupの組み合わせでJamStackとのこと。 (以前はJAMStackといってたけど、最近はJamstackだったりする) Jamstackは、 「ウェブをより速く・より安全に・より簡単に拡張できるように設計されたアーキテクチャ」であり、 生産性を最大化するツールやフレームワーク、ライブラリやワークフローなどを 組み合わせて構築されるもの、とのことです。 ※(注記)jamstack.orgより 従来のCMSではアクセスがあったとき動的にページを生成しますが、 Jamstackではデプロイ以前に必要なページを生成します。 具体的には、下記。 Webサイトのフロントエンド全体(HTM
ちょっと複雑なシェルスクリプトを https://github.com/google/zx を使って書くとJavaScriptプログラマにとってはメンテナンスしやすい /lacolaco/lacolaco.iconはzx歴 3-4ヶ月ってところ (2021-08) 嬉しいところ async/awaitが使える 配列が扱いやすい モジュールで再利用しやすい 他のNode.jsライブラリと併用できる Prettierでフォーマットしやすい Lintしやすい エディタ支援が安心 Made by Google 微妙なところ JavaScriptプログラマ以外にとっては無用 とはいえシェルスクリプトによほど慣れてる人以外はよく整理されたJavaScriptのほうがセマンティクスを読み取りやすいのではないか スクリプト自体はこんな感じ(公式READMEより) code:js #!/usr/bin/en
追記: 2023年11月19日 corepack v0.20.0 にて、CLI のコマンド体系が一新されて多少わかりやすくなりました (PR#291)。新しいコマンドは README を参照。 追記: 2022年02月03日 Node.js v14.19.0 に corepack が標準バンドルされました。 corepack がバンドルされていない Node.js v12 系は 2022年04月30日 に EOL を迎えるので、あと 3 ヶ月もすればアクティブな Node.js 環境には必ず corepack が揃っているという状態になりますね。引き続き experimental ステータスのままではありますが。 追記: 2021年09月08日 Node.js v16.9.0 で corepack が標準バンドルされました。まだ experimental 扱いですが。 デフォルトでは yarn も
Make ship happenTurborepo is the build system for JavaScript and TypeScript codebases
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く