ドイツの子どもの本の魅力
-ブッシュ、エンデから現在まで-
日本では、グリムやミヒャエル・エンデなど、多くのドイツの児童書が翻訳出版
されています。
日本の代表的なドイツ児童文学翻訳者である上田真而子さんが、当財団に、
これまで翻訳した本の貴重な原書を寄贈されました。
それを記念して、ドイツの児童書の受容の歴史を振り返り、ドイツ児童文学の
状況、および未来について考える講演会を行います。
●くろまる 日 時 :
平成29年11月12日(日) 13:30〜16:00
●くろまる 会 場 : 大阪府立中央図書館 2階大会議室
●くろまる 定 員 : 80人 (申し込み先着順)
●くろまる 参加費: 1000円
●くろまる 主 催 : 大阪国際児童文学振興財団
●くろまる 後 援 : 大阪府立中央図書館
※(注記) 子どもゆめ基金助成活動
[申し込み方法]
◎にじゅうまる 当財団HP 「 参加申込 」から
◎にじゅうまる 電 話 06-6744-0581
◎にじゅうまる ファックス06-6744-0582
チラシ(PDF)
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〔 講演・1 〕
ドイツの子どもの本の魅力 -翻訳を通して出会った作家・作品たち-
講 師 : 上田 真而子 さん
〔 講演・2 〕
ドイツの子どもの本 -過去から未来へ-
講 師 : 酒寄 進一 さん
◇◆だいやまーく◇ 上田 真而子 うえだ まにこ ◇◆だいやまーく◇
ドイツ文学翻訳家。
1930年生まれ。京都府立女子専門学校卒業。ドイツ・マールブルク大学で学び、京都ドイツ文化センターに勤務の後、児童文学の翻訳を始める。
1982年に 『はてしない物語』 (ミヒャエル・エンデ著 佐藤真理子と共訳 岩波書店)で日本翻訳文化賞、1988年に 『あの年の春は早くきた』 (C.ネストリンガー著 岩波書店 1984)で国際アンデルセン賞国内賞を受賞。
古典作品であるブッシュ 『マクスとモーリツのいたずら』 (岩波書店 1986)、リヒター 『あのころはフリードリヒがいた』 (岩波書店、1977)など翻訳作品多数。著書に 『幼い日への旅』 (福音館書店 1994)などがある。2015年に翻訳の原書など約500点を当財団に寄贈。
◇◆だいやまーく◇ 酒寄 進一 さかより しんいち ◇◆だいやまーく◇
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。
1958年生まれ。和光大学教授。ドイツ文学、ドイツ児童文学について講義を行う傍ら、翻訳家として精力的にドイツ文学を翻訳紹介している。
児童書では、コルシュノフ 『ちびドラゴンのおくりもの』 (国土社 1989)、コルドン 「ベルリン」3部作 (理論社 2001,2006,2007)、ヘルト 『赤毛のゾラ』 上下巻(福音館書店 2016)などがあるほか、2017年は子どもを題材にしたヴェデキントの戯曲 『春のめざめ』 (岩波書店)を翻訳出版した。
コルドンやイーザウなどのドイツの児童文学作家の日本への招聘等も行っている。
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〔 展 示 〕
ドイツの子どもの本の魅力 -翻訳者 上田真而子の仕事-
●くろまる 期 間 : 平成29年11月10日(金)〜12月28日(木)
※(注記) 休館日あり 大阪府立中央図書館の開館時間にご覧いただけます。
●くろまる 場 所 : 大阪府立中央図書館 1階展示コーナーA・B
●くろまる 主 催 :
大阪府立中央図書館 国際児童文学館
●くろまる 協 力 : 大阪国際児童文学振興財団