みんなのコメント[岩手県立高田病院]

「陸前高田で働いて感じたもの」森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院)

2013年08月06日 [岩手県立高田病院]
昨年の7月から高田病院に支援に来て常勤で勤務している森山秀徳です。ここに来て1年が経過しましたが、短期ではわからない長くいるからこそ見えてくるものがたくさんある気がしています。自分自身震災後にこの地区に来るまではいわゆる地方の地域医療は経験したことがなかったですが、都会とは違うということを実感させられています。震災により大きな影響を受けた医療環境ですが、根本には地域医療としての苦悩があります。震災から2年以上が経過し、震災後の医師供給のバブルのような状況が弾けようとしているとも言えるかもしれません。それでも前を向いて進んでいかなければなりません。自分としては、この地域の子どもたちにとって少しでもお役に立てればと思っています。
この高田病院での普段の業務としては診療、予防接種、健診はもちろんしているのですが、小学校の学校医や保育所・保育園の嘱託医もしていて、最近はそれに加えてこの地域での医療を含む保健、福祉の活動として、肥満対策、発達遅滞児のケア、子どもの遊び場作り等に取り組んでいます。
支援に来ていただける先生には是非被災で大きく影響を受け今なおその爪痕が色濃く残るこの陸前高田を"感じて"ほしいと思っています。

新病院の建設に向けて大木 智春(所属:岩手県立高田病院)

2013年04月26日 [岩手県立高田病院]
高田病院は仮設病院のまま診療を続けています。今後新病院を建築することは決まっていますが、どのような病院にするのか皆で話し合いの最中です。いずれにしろ新病院が開院するまでにはまだ数年はかかりそうですので、今までより患者さんたちに利用しやすい病院となるよう検討中です。
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