みんなのコメント[岩手県立高田病院]
真っ暗な高田病院森山秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)
2013年11月26日
[岩手県立高田病院]
11月に入り一段と寒くなり、雪も降り始めました。紅葉もおしまいですね。日が暮れるのも早くなりました。
そこで、まずしなければいけないことがタイヤ交換!!東京では車がなくても生活できますが、ここでは車がないとコンビニにも行けません。車は必須であり、道路が凍る前にタイヤを冬用タイヤに変えないと大変なことになってしまいます。昨年、自分が運転する車がスピンしてしまったイヤな記憶がよみがえります・・・(なんとか車と共に無事でした。)
これからまたちょっと憂鬱な季節が始まろうとしていますが、なんとか乗り越えてがんばっていきたいと思います!(写真 16時30分頃の真っ暗な高田病院)
そこで、まずしなければいけないことがタイヤ交換!!東京では車がなくても生活できますが、ここでは車がないとコンビニにも行けません。車は必須であり、道路が凍る前にタイヤを冬用タイヤに変えないと大変なことになってしまいます。昨年、自分が運転する車がスピンしてしまったイヤな記憶がよみがえります・・・(なんとか車と共に無事でした。)
これからまたちょっと憂鬱な季節が始まろうとしていますが、なんとか乗り越えてがんばっていきたいと思います!(写真 16時30分頃の真っ暗な高田病院)
健診と2つのASD (高田便り 10月号)森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)
2013年10月26日
[岩手県立高田病院]
ここ陸前高田は医師の数も限られているため、自分は病院勤務に限らず学校医や保育所の嘱託医もしています。
そして10月からは毎年就学時健診が始まります。集団での就学時健診のため、今月と来月でいくつかの保育所を回ることになります。せっかくの機会なので当院に地域医療で来ている研修医を連れていくと、元気な子どもたちに接することもでき皆喜んでくれます。自分が研修していた時にこういった機会があったらすごく良かっただろうな、と連れて行く研修医がうらやましくなったりもします。
保育所では年に2回の健診があります。時代の流れに合わなくなっているところもありますが、そこでのポイントの一つが2つのASDかなと感じています。心房中隔欠損症と自閉症スペクトラム障害。この2つのASDのポイントを研修医に教えつつ今年も健診をがんばっていきたいと思います!
そして10月からは毎年就学時健診が始まります。集団での就学時健診のため、今月と来月でいくつかの保育所を回ることになります。せっかくの機会なので当院に地域医療で来ている研修医を連れていくと、元気な子どもたちに接することもでき皆喜んでくれます。自分が研修していた時にこういった機会があったらすごく良かっただろうな、と連れて行く研修医がうらやましくなったりもします。
保育所では年に2回の健診があります。時代の流れに合わなくなっているところもありますが、そこでのポイントの一つが2つのASDかなと感じています。心房中隔欠損症と自閉症スペクトラム障害。この2つのASDのポイントを研修医に教えつつ今年も健診をがんばっていきたいと思います!
高田便り 9月号森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)
2013年10月01日
[岩手県立高田病院]
ここでは子どもの肥満が問題となっています。学校への通学が徒歩ではなくバスや車での通学になり、子どものための遊び場も十分ではなく運動量が減少しています。そのため先日「子どもの遊び場と健康作りプロジェクト」というのを立ち上げました。このプロジェクトを通じて子どもたちのためになることをしていきたいと考えています。もし力を貸していただける方がいらっしゃるのであればお願いしたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
そして、9月13日〜15日まで鳥取県米子市で第31回日本小児心身医学会学術集会がありました。その中のシンポジウム「災害時の子どものこころの支援」でここ陸前高田の現状を話してきました。同じ日本で起こっていることを共有し、是非この陸前高田を感じてほしいとの思いを伝えられたかと思います。このシンポジウムを開いてくださった先生方本当にありがとうございました。
そして、9月13日〜15日まで鳥取県米子市で第31回日本小児心身医学会学術集会がありました。その中のシンポジウム「災害時の子どものこころの支援」でここ陸前高田の現状を話してきました。同じ日本で起こっていることを共有し、是非この陸前高田を感じてほしいとの思いを伝えられたかと思います。このシンポジウムを開いてくださった先生方本当にありがとうございました。
高田便り 8月号森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)
2013年09月02日
[岩手県立高田病院]
8月後半から朝と夜を中心により涼しくなってきた陸前高田です。8月は七夕祭りがありたくさんの子どもたちが祭りを楽しんでいました。祭りに集まって楽しんでいる子どもたちを見て、この明るい未来にちょっとした興奮を覚えました。ちなみにここの七夕は「けんか七夕」で、山車と山車がぶつかるため迫力ありとても楽しみました。ただ来年は浸水区域のかさ上げ工事があるかもしれないため、開催されるかは残念ながら決まってないそうです。
高田病院には初期臨床研修医が入れ替わりで地域医療として研修しています。8月までの2か月は岩手県立中央病院から池田秀之先生が来られていました。小児科志望でもある彼に、これからも被災地の記憶を持っていてもらえればと思います。彼の今後の活躍を祈っています。研修修了証とともに一枚。
高田病院には初期臨床研修医が入れ替わりで地域医療として研修しています。8月までの2か月は岩手県立中央病院から池田秀之先生が来られていました。小児科志望でもある彼に、これからも被災地の記憶を持っていてもらえればと思います。彼の今後の活躍を祈っています。研修修了証とともに一枚。
それぞれの地での言葉を胸に山口 佳世(所属:東邦大学医療センター大橋病院小児科)
2013年09月01日
[岩手県立高田病院]
私は2011年3月・7月に福島、2011年10月・2013年2月に岩手を訪れ、微力ながら支援させて頂きました。
岩手県立大船渡病院では 震災後周辺の過疎化が進んだという中、「子どものいない街には未来はない」と、子どもや親御さん方を小児科医の立場から支えていく使命感をお持ちの渕向先生のお言葉が印象的でした。また、高田病院の石木先生も、「医療が根付けば、人も根付く」という信念を持って ほぼ全てが波にのまれた中からの医療再建のリーダーシップをとっておられました。普段は意識しませんが、当たり前に毎日外来診療があるということも、住民の安心に一役買うのだと改めて感じました。
被災地支援は決して他人事ではなく、災害は自分の住む地域でも起こりうることです。医療資源やマンパワーが限られた状況でどう建て直していくかなど、勉強させて頂いております。
桜ラインの桜が満開になること、東北レインボーハウスの建設なども、心待ちにしております。
岩手県立大船渡病院では 震災後周辺の過疎化が進んだという中、「子どものいない街には未来はない」と、子どもや親御さん方を小児科医の立場から支えていく使命感をお持ちの渕向先生のお言葉が印象的でした。また、高田病院の石木先生も、「医療が根付けば、人も根付く」という信念を持って ほぼ全てが波にのまれた中からの医療再建のリーダーシップをとっておられました。普段は意識しませんが、当たり前に毎日外来診療があるということも、住民の安心に一役買うのだと改めて感じました。
被災地支援は決して他人事ではなく、災害は自分の住む地域でも起こりうることです。医療資源やマンパワーが限られた状況でどう建て直していくかなど、勉強させて頂いております。
桜ラインの桜が満開になること、東北レインボーハウスの建設なども、心待ちにしております。
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