日本で発売されたゲームソフトのハード別ソフト平均価格の一覧です。
・パッケージソフトのみを対象とし、ダウンロードタイトルは考慮しません。
・simpleシリーズのような低価格ソフトは除外。
・限定版などのバージョン違いがあった場合は、通常版のみで計算。
・廉価版は含みません。
・期間はハード発売日〜2011年末まで。
以上のルールにより、厳密な平均ソフト価格とは違っている場合がありますので、ご了承下さい。
こうして見ると、スーパーファミコンを除けば、
ソフト価格は30年近くほとんど変わっていないんだなと感じます。
開発費高騰が問題となっているプレイステーション3も、
プレイステーション2から500円程度しか上がっていないというのは、正直意外でした。
しかし、何本もソフトを買うことになると、実は500円の差は結構大きいと言えるかもしれません。
(関連記事:ゲーム業界が衰退している理由 その3)
ちなみに、スーパーファミコンソフトの平均価格は年々上昇していました。
1990年代前半は、半導体の価格が上昇していた時期であり、
その影響で、ROMカートリッジを採用しているスーパーファミコンソフトの価格も上昇していたのです。
スーパーファミコン時代の任天堂はソフト価格をぼったくっていたという人もいますが、
実際は製造コストの上昇が大きな原因だったのです。
(まあ、調子に乗っていた部分がなかったとは言いませんが)
その証拠に、同じくROMカートリッジだったメガドライブソフトも、年々価格が上昇していました。
この時代に比べれば、ディスクメディアになった現在のソフトは安価な印象を受けます。
昔よりも開発費が格段に上昇しているのに、ソフト価格がほとんど上がっていない(安価になっている)ことが、
ゲーム会社の経営を圧迫しているのでしょう。
だからといって、スーパーファミコン並みのソフト価格に戻るのも問題だと思いますが...。
最後に、驚愕のソフト価格を誇るゲーム機を紹介して締めたいと思います。
いやー、何ともすごいものですね。
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