携帯ゲーム機のカラーバリエーションを一覧にしました。
サンプルカラーも表示していますが、これはあくまでどのような色かを大雑把に示しているだけで、
厳密な本体カラーとは違うことをご了承下さい。
尚、限定版などの特別なハードは除外しています。
(対象:発売日〜2013年3月末)
採用カラーTOP3
1位:ブラック=18種
2位:ブルー=17種
3位:ホワイト=16種
(細かなカラーの違いは筆者の独断で判断しているため、数え方によっては変わる場合もあります)
ブラックやホワイトは、特別な主張をせず、老若男女問わずに使える色ですから、人気が高いのでしょう。
それ故に、ハード発売当初からラインアップされていることが多いように思えます。
このブラックとホワイトの無彩色ペアがワンツーフィニッシュだと思っていたので、ブルーの高さは意外でした。
青は男性受けが良いということなんでしょうね。
携帯ゲーム機は、据え置き機と違って、常にハードを目にしながらプレイすることになるので、 ハードカラーにこだわるユーザーも多く、
そのため、据え置き機に比べて、多くのカラーバリエーションが発売されているのでしょう。
任天堂ハードは、昔は黄色や緑などの原色を意識したカラーも多かったのですが、
それでは子供っぽい印象を与えてしまうのか、近年は大人にも好まれるような落ちついた色合いをメインにしているようです。
ソニーハードは、初期カラーには必ず黒が含まれています。
据え置き機を含めても、初期のカラーが黒でなかったのは初代プレイステーションだけであり、
子供よりも大人を重視しているソニーらしい選択だと思います。
SNKやバンダイは、ちょっと奇をてらった色にしすぎた気がします。
ライバルハードであるゲームボーイに対抗するための変化球だったのかもしれませんが、
これでは中々ユーザーの心を掴むことは難しいでしょう。
まあ、カラーが魅力的だったとしても、ゲームボーイの牙城を崩すことができたとは思えませんけど。
これはあくまで個人的な意見ですが、3DSの初期カラーであるアクアブルーは大失敗だったと思います。
別に、カラーバリエーションの一つとしてある分にはかまわないと思いますが、
これを3DSのメインカラーに据えようとしていたのは、任天堂の失策だったのではないかと。
(まあ、DSとは違うことを印象付けるために、DSにはなかったカラーを選んだのかもしれませんけど)
初期の3DSの不振には、このカラー選択のミスも影響している気がします。
事実、2013年現在では、既にアクアブルーは出荷停止していますからね。
アクアブルーは製造コストが高かったからという噂もありますが、
それよりも、やはり不人気カラーだったということが影響したのではないでしょうか?
実は、発売後にカラーバリエーションが増える製品というのは、ゲーム機以外ではあまり例がないものです。
例えば、車にもカラーバリエーションがある車種は多いですが、
たいていは、発売日から複数のカラーバリエーションを用意し、 以後はカラーが追加されることはありません。
(マイナーチェンジに伴ってカラーが追加・変更されることはしばしばあります)
ですから、ゲーム機のカラーバリエーションの追加というのは、非常に稀有な販売体制であると言えるかもしれません。
カラーの追加は、新たな需要の喚起や、宣伝効果も期待できるため、
ハードメーカーは、販売状況が鈍化してきた際のテコ入れに用いる場合が多いのでしょう。
ユーザーとしては、初期から多くのカラーを用意してくれた方が、躊躇せずに購入できて嬉しいものなのですが...。
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