コンシューマーゲーム市場が誕生して30年以上が経ち、
その間、様々なメーカーから多様なゲームハードが発売されてきました。
そこで、 歴代の主要据え置きゲームハードのサイズを比較してみました。
(派生ハードやマイナーチェンジしたものは除外しています)
(↓クリックで画像が拡大しますが、かなり大きいのでご注意下さい)
こうして並べてみると、ハード毎にサイズや形状は様々であることがわかります。
最も小さなサイズのハードはPCエンジンで、携帯ゲーム機並の小ささとなっています。
実はPCエンジンはソフト(HuCARD)も小さく、テレホンカードぐらいのサイズでした。
この小さなソフト&ハードでも、ライバル機ファミコンよりも高性能だったというのは、中々面白いものです。
(まあ、PCエンジンの発売はファミコンよりもずっと後ではありますが)
逆に、最も大きなハードはプレイステーション3でした。
ただ、これは幅・奥行き・高さを単純に掛け算して導き出した数字であり、
プレイステーション3は上部が湾曲した形状であることを加味すると、 実際の体積はもっと小さくなるでしょう。
そう考えると、厳密な意味での最大サイズのハードは、 ほぼ直方体であるPC-FXと言えるのかもしれません。
ちょっとしたデスクトップパソコンぐらいのサイズというのは、あまりにも大きすぎますね。
メーカー別に見ると、任天堂はハードサイズをできる限り小さくしようと頑張っている印象です。
これは、小さな子供も扱うことを考えての設計なのでしょう。
また、Wiiはお母さんに嫌われないように、徹底して小型化(DVDケース3枚分ぐらい)したという話です。
そういったユーザー目線にも気を配っているのは、流石任天堂であると感じます。
まあ、小型化することに注力するあまり、性能的に物足りないものになってしまっているという弱点もあるのですが...。
ソニーは、とにかく性能を重視してハードを作っているようで、 サイズはかなり巨大になってしまっています。
ただ、上の画像には写っていませんが、
今までのプレイステーションシリーズは、必ず小型軽量化されたマイナーチェンジ版が発売されています。
常にハードを使いやすいように改良している点は素晴らしいと思いますが、
逆に言うと、初期型は大きくて使いにくいという裏返しでもある気がします。
ちなみに、プレイステーション3も薄型化されましたが、
何故か奥行きは伸びているという珍妙なものになっています。
マイクロソフトのハードはとにかくでかいです。
確かに性能的には申し分ないものの、これだけ大きいのはいただけません。
しかも、Xbox360はハード設計上のミスによって、故障率がかなり高いという問題もありました。
マイクロソフトのハード設計能力にはまだまだ改善の余地がありそうです。
[フレーム]
ゲーム関連クイズ ゲームに関するクイズコーナーを作りました。お気軽に挑戦してみて下さい。
姉妹サイトゲーム業界タブロイド サイト免責事項
Copyright (C) 2012 ゲーム業界.com All Rights Reserved.
AX