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出版社 : 新潮社 2007
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ユダヤロスチャイルドと並ぶ名門とされる、ユダヤウォーバーグ(シグムント)と友好関係にあったという白洲次郎。この人物もよく分からない。坂本龍馬もよく分からないが、それと同じ匂いがする。
白洲が亡くなる数年前、彼が自宅にあった書類を全部燃やしてしまった事は、家族が証言している。p14
知られたくない事が有る人間でなければ、まず、そんな真似はしないはず。白洲のする事は、なんでも英国流ダンディズムとして語られがちである。英国流ダンディズムと云ったって、所詮、アングロテスクが表面上の優雅さで、狡猾な正体を隠しているだけの事である。この御仁も、当人はアングロテスクと友人付きあいしていたつもりだったようだが、向こうからすれば只の使いっ走りだったという方が実態なのではないか。
アングロテスクやユダヤの使いっ走りとして健気に働く白洲と、日本を耶蘇教の国に変えようとするローマ教皇庁及び毛唐の動向。皇室に纏わりつく耶蘇教人脈等々、類似の書物は多いため、特筆すべき秘史というのでもない。
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