SCP-817-JP
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保管中のSCP-817-JP。

アイテム番号: SCP-817-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-817-JPは不透明な布で覆い、サイト-8173に密閉した状態で保管されています。保管中のSCP-817-JPへの接触は禁止します。SCP-817-JPは2週間に一度、Dクラス職員4人で広場まで運び出し、公開しなければなりません。この手続きには以下のような条件が要求されます。

  • 裁判中にDクラス以外の職員は発言しないでください。
  • 割り込みなどの理由で手続きの進行が不可能だと判断された場合、参加したDクラス職員全員にCクラス記憶処理を行ってください。
  • 記憶処理されたDクラスは次の手続きにリサイクルします。

説明: SCP-817-JPは成人男性と同一サイズの大理石彫刻です。SCP-817-JPの胸部には約9c×ばつ9c×ばつ2cm大にくりぬかれた痕跡があります。SCP-817-JPはいかなる物理的衝撃によっても破壊されないという点以外には通常の大理石と同様の性質を持っているように見えます。

SCP-817-JPの変則的な特性は最低3人以上の人物が半径約5m以内に入った時に発生します。SCP-817-JPの影響内に入った3人の人物たちは学歴、人種、性別、および本人の意思と関係なくそれぞれ「裁判官」、「原告」、「弁護人」、「[編集済]」を演じます。この演技において、SCP-817-JPは活性化して動き出し、「被告」を演じます。「被告」以外の役割を決めるメカニズムは未だ知られていません。

非活性化したSCP-817-JPはその時点から15日後、ランダムで周囲の人物を巻き込み、活性化する特性があります。この特性は3人以上の人物が影響内に入らなかった時にも発生します。

演技の内容はいつも裁判であり、「被告」と「原告」は最善を尽くして裁判を進行します。裁判の内容は毎回異なりますが、「裁判官」は「被告」に有利なように裁判を進めるようです。裁判の結果によって二つの結果が表れます。

「被告」が勝訴した場合、SCP-817-JPは「原告」を演じた人物の心臓を取り出し、食べた後に非活性化します。

「原告」が勝訴した場合、SCP-817-JPは正確に胸部の痕跡に沿って自分の一部をくりぬいた後に非活性化します。くりぬかれた一部は非活性化の間に再生します。

裁判の進行が5時間以上継続されると、「弁護人」が裁判の進行状況を無視して途中で割り込む可能性があります。「弁護人」が割り込むと、裁判はまず中止されSCP-817-JPはそのまま非活性化しますが、「[編集済]」によって[データ削除済]。

Footnotes
. Aapo Pukk, A Man from Venice , 2006, Republic of Estonia, CC:BY-SA
ページリビジョン: 21, 最終更新: 21 Feb 2024 12:34
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