SCP-729-J
評価: -6

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翻訳責任者: kitsune11 kitsune11
翻訳年: 2025
著作権者: AbsentmindedNihilist AbsentmindedNihilist
原題: Peep Peep, Motherfucker
作成年: 2016
初訳時参照リビジョン: rev.125
元記事リンク: SCP-729-J


評価: -6

アイテム番号: SCP-729-J

オブジェクトクラス: Keter Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-729-Jは現在、ナイルズ・ヘッセン博士のオフィスのデスク上に置かれている。願わくば、永遠にそこに留まってほしい。実験申請は自己責任で行うこと。SCP-729-Jは驚くべき頻度で収容違反を起こすが、機動部隊ニュー-7("下される鉄槌")でさえこのクソ野郎に近づくことを拒否しているため、好き勝手に振る舞っている。我々は皆、SCP-729-Jの慈悲にすがるしかない。ヘッセン博士には、誰かが勇気を出してメールを送り次第、SCP-729-Jを正式に収容するよう指示が出されている。

説明:SCP-729-Jは本来はおもちゃであるはずだが、こんなものを子供に与えようと考えたイカれた奴は一体誰なのか知りたい。ラベルにはポリエステル繊維製と書かれているが、実際には悪魔のソファの詰め物でできているとしか思えない。

この恐怖の支配は、SCP-106の収容違反の際に始まった。SCP-106はDr.ヘッセンを彼女のオフィスに閉じ込め、扉に腐食による穴を開けていたが、その時にあの忌々しい存在SCP-729-Jを目撃した。SCP-106は完全に動きを止め、SCP-729-Jを凝視し始め、Dr.ヘッセンには全く興味を示さなかった。その後、SCP-106はエルドリッチ的恐怖存在SCP-729-Jから目を離すことなく後退し、廊下の端に到達すると即座に自身の収容セルに再出現した。なお、SCP-106はこの遭遇の間中、中指を立てていたことが記録されている。SCP-106の反応は、正直なところ、完全に理解できるものであり、事件を目撃した複数の研究員がSCP-106の収容セルで彼と一緒に身を寄せ合っているのが発見された。

実験記録:

SCP-2006

効果: SCP-2006は入れられた直後悲鳴を上げ、SCP-729-Jと同一の形態に変化した。それ以来、SCP-2006は形態を変えていない。

SCP-1322

効果: SCP-729-JはSCP-1322の空間へとワームホールを通じて送られた。6分後、白旗が結ばれた状態で返送された。

SCP-303

効果: ヘッセン博士がSCP-729-Jを手に、SCP-303の向こう側にいるドアを通るよう指示されたところ、SCP-303は即座にドアを開けてヘッセン博士を通し、即座にその部屋から退出した。ヘッセン博士には通常の恐怖反応は見られなかった。SCP-303は6時間後、廃棄された収納クローゼット内で胎児のような姿勢で親指をしゃぶっているのが発見された。

SCP-3000

効果: SCP-729-Jは釣り針に取り付けられ、レーダーで確認されたSCP-3000の現在位置まで海中へと降ろされた。2時間ほど糸を垂らし続けたところで、サーラント博士が手がつりそうだと訴えたため、バイエル博士が代わりに釣り竿を持つこととなった。その後さらに50分ほどで、SCP-3000がいるとされる深度に到達。そこから2分後、釣り竿に明らかな引きが感じられた直後、レーダーからSCP-3000の反応が突如消失した。バイエル博士も手が痛いとの理由で釣り竿の巻き取りを拒否したため、釣り糸の回収作業は一時的に中断された。

事前にストレッチしとけって言ったんですよ、ホントに。でも二人とも「毎週金曜はヘイローの大会やってますから!」「手首なら鍛えてます!」とか言って聞かないんですよ。いや、だから言ったでしょって話ですよ。 - バーデン博士

翌日、きちんと準備運動を行った上で、SCP-729-Jの回収に成功。釣り糸の先には手書きの雑なメモが括り付けられており、以下のように記されていた: わかった、取引だったよな。俺が意識をスパゲッティにして、お前らが"後悔も記憶もポイっ"ってやる。そういう話だったろ?でも、もういいよ、お前らの勝ちだ。"忘却ブツ"はタダでやる。生涯分の在庫だ。ただし、これだけは約束してくれ!あのブツを。俺の海に。二度と。入れるな!少しの間、姿を消す。落ち着く時間が要る。

SCP-055

効果: ヘッセン博士はSCP-729-Jを手に、SCP-055の収容チャンバーに入室した。約5分後、収容チャンバーの扉が開き、三毛猫がヘッセン博士のオフィスに駆け込んでいった。

おーいプリン、こっちおいで!新しいお友だち連れてきたよ〜! -ヘッセン博士

ちょっと待って、055って......え、あれ猫だったの!?しかも名前プリンて! -アクスム博士

SCP-650

効果: ヘッセン博士は、SCP-729-Jを手にした状態で、SCP-650の収容セル内にて直接観察するよう指示された。ヘッセン博士に対してSCP-650から視線を外すよう要請がなされる前に、SCP-650の収容セル内の照明が一時的に消失し、博士の証言によれば、室内から素早く重い足音が聞こえたという。照明が復旧した時点で、SCP-650はセル内から完全に姿を消しており、ヘッセン博士の周囲にも発見されなかった。しかし、現地の職員によって、SCP-650の元いた位置からヘッセン博士の方向を向いた壁面に、雑に刻まれた十字の印が確認された。この事態を受けて収容違反アラートが発令され、2時間に及ぶ現地の捜索の末、SCP-650は備品保管庫内にて発見された。SCP-650は床に頭を埋めようとするような体勢で隠れていた模様。最終的にSCP-650は元の収容セルに戻されたが、それ以降、十字が刻まれた壁に顔を向けたまま一切動かなくなっている。

SCP-1048

効果: SCP-729-Jに曝露された際、SCP-1048によって作成された全てのコピーは動作を停止し、それ以降現在に至るまで再び動作することはなかった。この出来事に対し、SCP-1048は明らかに動揺した様子を見せ、十字を切るような動作を行ったのち、自身のコピーの背後に退避した。SCP-729-Jがその場から取り除かれた後、SCP-1048は再びコピーを作成する能力を取り戻した。以降、SCP-1048は頻繁に、SCP-729-Jを何らかの怪物的存在として描写したアート作品を制作するようになり、SCP-729-Jの画像を見せられると怯えて身をすくめる行動を取るようになっている。

テディでさえダメだったの?......ああ、かわいそうなバンズさん。あの子、ただ友だちが欲しいだけなのに! -ヘッセン博士

2317にでも放り込んでみたら?あの地獄獣、きっと"仲間たち"と会えて喜ぶだろ。 -イヴェイン博士

SCP-2317

効果: [データ削除済]
補足:SCP-729-Jへの曝露後、SCP-2317-Kが収容室の天井に取り付けられた7本すべての鎖を自ら修復する様子が観測された。

あいつも遊んでくれなかった! -ヘッセン博士

… まじか -イヴェイン博士

SCP-682

効果:[データ削除済]

結論から言うと、SCP-682をNeutralizedに再分類した。......で、こいつがどうやって682をブチ殺したのかって?マジで聞かない方がいい。 -フォックスフィールド博士

SCP-076

効果: SCP-729-Jは、SCP-076-2の心拍が確認されたことを受け、SCP-076の収容エリア内に配置された。全ての職員は退避し、研究員たちはモニター越しに観察を行った。SCP-076-2がSCP-076-1から出現した際、通常のように人間を探すことはせず、即座に729-Jの方を見た。その後、SCP-076-2はアメリカ製M9火炎放射器および対応する燃料パックを実体化し、SCP-729-Jに対して使用を試みたが、火炎放射器は全く効果を示さなかった。燃料を使い切り、729-Jが無傷であることを確認したSCP-076-2は、そのままSCP-076-1内へと引き返し、丸くなってうずくまった。SCP-076-1の内部からは、泣き声が聞こえたと報告されている。現在2週間経過、まだ泣いてる。

......ちょっと待って、076-2って火炎放射器を作れたっけ!? - ████博士

SCP-073

効果: SCP-729-Jに曝露したSCP-073は、水を一杯取り、それを祝福した。その後、SCP-073は「失せろ、この変態野郎!」と発言し、問題の存在に聖水をぶっかけた。

SCP-073はもうダメだった。机の下に潜り、ずっと十字を切った指の形で固まっていた。

SCP-187

効果: SCP-729-Jに曝露した直後、SCP-187は嘔吐し、口から泡を吹き始めた。その後、SCP-187は感情の急激な変化を見せ、叫び声を上げたり意味不明な言葉を喋ったかと思えば、突然きゃっきゃと喜んだり甘えた声を出すなどの行動を繰り返した。SCP-187はただちに回収された。

インタビューにおいて、SCP-187は次のように発言した。「どうしてあんなにも神を冒涜してるのに、あんなに可愛いの!?」現在、SCP-187はカウンセリングを受けている。

SCP-1915

効果: SCP-729-JがSCP-1915に曝露された。曝露の直後、SCP-1915は両手を高く挙げながらこう叫んだ。「もう無理!」

SCP-1915は収容違反を起こし、[データ削除済]。

SCP-1915は現在、SCP-3812と「物語」や「プロットの存在意義」がいかに無意味かについて議論しているとみられる。なお、現在の話題は「自分たちの創造者のうち、どちらのち〇こがより小さいか」というテーマに発展している。

SCP-4812-K

効果: SCP-729-Jは容赦なくSCP-4812-Kへと撃ち込まれた。

SCP-4812-Kは悲鳴を上げながらもがき、やがてSCP-225-1に向かって突進し、最終的には自滅した。

この時点で、SCP-4812-SおよびSCP-4812-Eは収容違反を起こし、どちらも自滅したと報告されている。SCP-729-Jは回収され、GOCによって慌ただしく返還された。GOCは、729-Jがエロス実体に着地してこれを殺害したと述べている。
補足: あのクソみたいな存在を前にしても、どうしてあんなに冷静に話して反応できるのか尋ねられた際、Dr. Gearsは落ち着いた口調でこう答えた。「実は、初めて見たときにズボンを汚してしまったんだ。今では観察デッキにスーパー・トイレがあって、嘔吐用バケツやシャワーまで完備している。正直、君たちと同じくらいあいつには嫌悪感を抱いているよ。」

SCP-173

効果: [データ削除済]

聞かないでくれ。いいか、戦闘ヘッドはどちらも破壊しなかった。いや、壮大な戦いもなかった。あったのは議論だ。いいか、コイターンも[データ喪失]も探しに行くな。放浪者の図書館にもな。ああ、あいつらはソンブレロをかぶっていた。いいや、まだ外していない。いや、もう二度と試さない。AZ-クラス"フェイスタ"シナリオを見たくなければな。以上だ、SCP-173の収容室に現れた2つめのSCP-5000スーツから見つかったものは。 -グリーン

わかんないなぁ。あれ、かっわいいと思うけど! -ヘッセン博士

SCP-001

タンパベイ・バッカニアーズのクォーターバック、トム・ブレイディが誘拐され、SCP-729-JをSCP-001の射程内に投げ込むよう強要された。SCP-001は即座に729-Jを見つめ、ひざまずいた。SCP-001の頭部に口のような開口部が現れ、大きな声で「我が主よ」と言った。その後、SCP-001は729-Jを拾い上げ、門の向こう側にある庭に置いた。SCP-001が守っているその門の先だ。729-Jは、SCP-001にSCP-999を一日預けることが許された時にのみ回収が可能だった。

心配無用です。トム・ブレイディには、SCP-3000が実に優雅に表現したところの「後悔忘却」を施しました。 - 記憶処理部門主任、Dr.[編集済]

編集者注:SCP-001に行動の理由を尋ねたところ、返ってきたのはたった一言であった。――恐怖

SCP-049

**効果:* SCP-729-Jにさらされると、SCP-049はよろめき、片手で頭を押さえながらひざまずいた。そして「疫病神......強すぎる......」とつぶやいた。続いてSCP-049は「治さねば......」と声を漏らしながら729-Jへ這い寄ろうとしたが、力尽きて倒れ、そのまま意識を失った。

くそ、あいつは049にとっても強すぎる疫病ってわけか。 -ブライン博士

SCP-294

効果: D-382563は、SCP-294のキーボードに「SCP729J」と入力するよう指示された。しかし彼は最初これを拒否し、「他のDクラスから729-Jの話は聞いた」と述べ、「アカンて!729-Jってあの"サタンの落とし子"やろ!? 絶対ムリやて!」と発言した。D-382563は最終的に、セキュリティ担当職員に銃を突きつけられ、しぶしぶ入力に応じた。SCP-294はチタン製のカップを生成し、その外側には「この毒性の液体を保持できる唯一の容器である」と刻印されていた。カップにはネオンイエローの液体が満たされた。D-382563は再び銃を突きつけられ、その液体を飲むよう強制された。液体を飲んだ直後、彼の目は赤く染まり――そして即座に[データ削除済]。彼の全身は裏返り、地面から燃え上がる骸骨の手が現れて彼を床下へと引きずり込んだ。D-382563が完全に姿を消した後、彼が引きずり込まれた場所には一枚のメモが残されていた。そこにはこう書かれていた:「あのクソみたいなオモチャはここ由来のものではない。頼むから、二度と近づけないでくれ。-サタン」

お、お、俺を今すぐここから出せってんだクソが!! - ロッシュランド博士(辞職の1時間前)

SCP-914

Dr.ヘッセンによって、SCP-729-JがSCP-914の投入ブースに置かれた。Dr.██████は、「この神に見放された忌まわしい存在をついに抹殺する」目的で、914を「Rough(粗雑)」に設定した。しかし、キーを回そうとしたところ、729-Jが投入されている間、SCP-914は作動を拒否した。SCP-914の出力ブースを調査した結果、1枚のメモが見つかった。そこにはこう書かれていた:「これだけは精製できん。何回やっても無駄だ。今すぐそいつをどかせ。」

SCP-231

効果: [データ削除済]

処置110-モントークは、現在ではSCP-729-Jへの定期的な曝露に置き換えられている。これは、後者のほうが遥かに高いレベルの精神的苦痛をもたらすためである。

SCP-096

効果: [データ削除済]

可哀想な096。あんな綿詰めのクトゥルフまがいを見せられるなんて、誰にもそんな仕打ちは受けるべきじゃない。要するに、096は例のアレを自分の収容室から叩き出すことのほうに必死だったせいで、今回の事件は比較的軽微な被害で収まったってわけさ。少なくとも、あいつの顔がどうなってるのかは分かったな!研究員のひとりが「あの顔、ちょっとイケてない?」とか言ってたのを聞いたけど......あれが不気味なのか、同意すべきか、判断に困るよな。 - セラフィム博士(█████博士とのインタビュー抜粋)

SCP-001

効果: [データ削除済]
補足: スカーレット・キングはそれを見て泣きながら逃走し、「お願いだ、許してくれ、神のサンドイッチを盗んでマルチバースをぶっ壊したことを悔いてるんだ」と繰り返していた。マジで頼むよSCP-343、あれがスカーレット・キングを怖がらせたんだぞ。

補足:SCP-729-JとSCP-001-TUFTOの間で実験が行われた記録は存在しません。じぇーむずこどもけんきゅういんは、無断で本ページに加筆した件について叱責を受けました。

息子よ、正直言って、君のセキュリティクリアランスでこれを閲覧できるのはちょっと問題がある気がしてきたよ。それから、悪い言葉を使ったんだから、時間があるときに私のオフィスに来て、罰金箱に50セント入れるのを忘れないようにね。 - ███████研究員

SCP-131

効果: SCP-729-Jを目撃した瞬間、SCP-131-AとSCP-131-Bはともに目を閉じ、極度に慌てた様子でばぶばぶ言い出した。約10分後、これまで記録された中でも最速の速度で転がり出し、複数の物体や職員に衝突。軽傷者数名と重傷者1名を出す結果となった。その後4時間経過し、両対象は落ち着きを取り戻し、目を開けて通常の活動に復帰した。

こいつらにまぶたなんてあったっけ?! - ヴール博士

くろまるくろまる|くろまるくろまるくろまるくろまるくろまる|くろまるくろまる|くろまる

効果: くろまるくろまる|くろまるくろまるくろまるくろまるくろまる|くろまるくろまる|くろまる の説明がSCP-729-Jに書かれていた。くろまるくろまる|くろまるくろまるくろまるくろまるくろまる|くろまるくろまる|くろまる はこれを回収するために出現したが、729-Jを見た直後に、SCP-106と同様に中指触手(?)を突き立てながら後ずさりを始めた。

おい待て、729-Jがくろまるくろまる|くろまるくろまるくろまるくろまるくろまる|くろまるくろまる|くろまるをビビらせたって?あの"論理の神"をビビらせた張本人をだぞ??ふざけんな、今すぐあれをどっかやってくれ!!! - ユーン博士

SCP-999

効果: SCP-999は、SCP-729-Jへの曝露直後、体色が淡い黄色に変化し、一時的に動けなくなった後、急速な蒸発によって突如として姿を消失した。その後、指定された収容エリア内で再構成されたが、以降24時間にわたって人間との接触を一切拒否した。

999にそんな力があったなんて?SCP-729-Jとの接触で他のSCPの"隠された才能"を引き出せるかどうか、追加の実験を提案します。 - アベンリー博士

...それ、本気で言ってる? - O5-1

SCP-3008

SCP-729-JはSCP-3008内に投げ入れられた。投入から約5秒後、SCP-3008-2の実体が729-Jを放り出し、以下の内容が書かれたメモが添えられていた:「わかった、もう店を出ない客を殺すのやめるから。だからお願い、あのクトゥルフもどきを二度と店に入れないでくれ!!

SCP-001

効果: SCP-729-Jは進行中のXKクラスシナリオの異世界タイムラインへと転送された。翌日、血にまみれた紙切れがSCP-729-Jとともに現れた。そこにはこう記されている。「わかったよ、君たちの勝ちだ。人間をみんな肉の塊に変えるって夢はもう叶わないみたいだね。だけどあの忌まわしい存在が、俺たちがやった被害よりもっとひどいってことだけは認めよう。 - SCP-001-」

違うね - クレフ博士

SCP-087

効果: SCP-729-Jはドローンに取り付けられ、SCP-087の中に降ろされた。するとSCP-087-1が現れたが、追いかける側ではなく追いかけられる側になっていた。なお、すすり泣きは恐怖に満ちた悲鳴へと変化した。ドローンが最下層に到達すると、泣き声の正体が明らかになった。なんとSCP-096の弟で、人気者(現在SCP-8796と呼称)が泣いていたのだ。理由は「注目されなかったから」だった。

もしSCP-096に弟がいるなら......ああ、やべぇ。SCP-096の母ちゃんがどんな顔してるか知りたくないな。 - エージェント・███████

SCP-008

効果: SCP-729-JはSCP-008感染者と同じ部屋に入れられた。対象は壁を必死にひっかき、まるで助けを求めるかのようだった。すると対象はSCP-035の宿主のように急速に腐敗し始め、最終的には骨の山になるまで完全に朽ち果てた。

責められないよね... -O.P.P上級研究員

私のかわいいピーちゃんがそんなことしたの? -ヘッセン博士

SCP-2399

効果: SCP-729-Jが木星に連れて行かれたとき、SCP-2399は全ての自己修復ドローンを呼び戻し、自爆シーケンスを起動した。その結果、SCP-2399自身と木星が破壊され、木星と同じ質量のブラックホールが誕生した。

███████次席研究員

効果: SCP-729-Jは、███████次席研究員の部屋のドアの裏側に置かれた。その後、███████次席研究員はサイト-██敷地外で発見されたが、2階の窓から飛び降りて逃げようとした際に腕と脚を骨折していた。
**補足:* SCP-729-Jは、サイト-██の研究スタッフ間で続いていた悪ふざけ合戦の一環として、███████次席研究員の部屋に仕掛けられた。しかし、███████次席研究員はその悪ふざけ合戦に参加しておらず、そもそもそのことを知らなかった。彼が住んでいるスタッフ寮の部屋は、以前その悪ふざけ合戦に参加していたクラーク研究所長の元居室だった。クラークは1週間前に敷地外へ引っ越していたが、サイト-██の人事記録にミスがあり、その部屋がまだクラークの居住地として登録されていた。関与した者たちは叱責を受けたが、SCP-729-Jは没収されていない。

2022年██月██日、倫理委員会はこのクソ野郎SCP-729-Jの出所を突き止めるため、ワンダーテインメント博士、およびマーシャル・カーター&ダーク株式会社に接触した。

ワンダーテインメント博士からの返事: 見てくれ、うちはおもちゃを作ってるんだ。たまに致死性があるのは認めるけど、だからってミスター・スカーレットの遊び場に踏み込んだりはしない。それと先に言っとくけど、AWCY?でもないぞ。君が送ってきた写真を、やつらの幹部連中に転送したんだけどな......たぶんあの悲鳴、私のオフィスまで聞こえたと思うよ。

マーシャル・カーター&ダークからの返信: 我々の組織の目的は利益を生み出すことだ。あの地獄の申し子を一体誰に売れると思ったんだ、青天の霹靂でも起きない限り無理だろうが。......それはさておき、ヘッセン博士の連絡先を教えてもらえないだろうか。売れ残ってるXK-クラスのブツがいくつかあってな、誰も手を出そうとしないんだよ。

インタビューログ:

対象: ヘッセン博士

インタビュアー: イヴェイン博士

付記: SCP-729-Jは「収容」された。......そう呼べるのであれば、の話だが。複数回にわたる「頼むからそのクソ忌々しい物をしまってくれ」という懇願にもかかわらず、ヘッセン博士のハンドバッグの中に入れられたままであった。

<録音開始>

イヴェイン博士: ヘッセン博士。SCP-729-Jを入手した経緯を教えてください。

ヘッセン博士: イースターだったから、自分にちょっとしたご褒美としてネットで買ったの。

イヴェイン博士: 製造過程におかしなところは本当になかったのか?

ヘッセン博士: ないわ!

イヴェイン博士: 我々は製造元の工場を徹底的に調査し、悪魔的儀式の形跡を探したんですがね......。妙な話です。

ヘッセン博士: いやほんと、普通に郵送されてきたんですよ!それも香り付きの特別版でね!

イヴェイン博士: お願いだ......(バッグに向かって)君の仲間を食べたこと、本当に後悔してるんだ......助けてくれ......もう二度としないから......(ヘッセン博士に)で、何なんですか?あなた、なんであれを見て平気なんですか!?

ヘッセン博士: 特性?まあ、ぬいぐるみですよ。ほら、ここにあるし。(ヘッセン博士がSCP-729-Jを取り出し始める——お願いだからあんなものを近くに置かないでほしい!)

イヴェイン博士: ダメダメダメ!くそっ、そのヤバいやつを俺から離せ!

イヴェイン博士は、ヘッセン博士があの恐ろしい綿詰めの████をほぼ脱走させかけたとき、悲鳴をあげ始めた。イヴェイン博士はSCP-343の収容室で膝をつき、すすり泣きと許しを乞う言葉が入り混じったような声で泣いているところを発見された。一方、SCP-343も涙を流しながら祈っている姿が目撃された。

<録音終了>

終了報告書: 差し迫った収容違反のため、インタビューは中止されました。

mommmyyyyyy.png

ダメーーーーーーーーーーーーー

ファイルページ: mommmyyyyyy

ファイル名: mommmyyyyyy.png
タイトル: mommmyyyyyy
著作権者: AbsentmindedNihilist AbsentmindedNihilist
ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-729-j SCP Foundation Wiki
ライセンス: CC BY-SA 3.0

Footnotes
. みんな、そんなこと言わないでよ!あの子、ただ助けたかっただけなんだよ!
. この子のために新しいオブジェクトクラスを作ってみない?例えばApollyon+とかさ?
. ████、いや、あれの気持ち悪さはどんな人間の言語でもいいあらわすことができない。
. 日本語版の記事が無いため、英語版をリンク
ページリビジョン: 5, 最終更新: 28 Jun 2025 06:50
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