下へ、下へ、下へ...回転木馬は廻つてゐる。
クレジット
タイトル: SCP-7256 - 操馬術
著者: Animal Hospital Animal Hospital
作成年: 2025
原題: SCP-7256 - Horse Manoeuvres
翻訳者: oplax-counterpoint oplax-counterpoint
翻訳年: 2025
参照版: 24 (2025年09月16日)
ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-7256
アイテム番号: SCP-7256
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-7256は現地であるアメリカ合衆国イリノイ州、メイソンとメナードの郡境にあるマクローリー・バーンハウス内に収容されています。内部にはプルチェーン式の蛍光灯が設置されています。
説明: SCP-7256は非ユークリッドな空間特性を持つ厩舎です。外側の扉には「ANIMAL HOSPITAL」[動物病院]と書かれた黄色いプラスチックの銘板が取り付けられています。厩舎の内部は地下へと続く深さ66mの縦穴に置換されています。縦穴の壁はステンレス綱でできており、扉の反対側の壁には地下2メートルから2メートルおきに、馬が速歩している姿を撮影した一連の写真が額装されています。これらの写真は馬が動いている個々のフレームを捉えており、連続写真 (現代の映像技術の前身) の類似であるように見られます。
縦穴の左側の壁にはシダーウッド材で作られた原始的な滑車システムが備えられています。60メートルのロープの片方が滑車に、もう片方がプラスチック製のブランコの座席に結びつけられており、十分な速さで座席を降下させると、座っている人物は一連の写真を1つの連続的な動画として認識します。
連続写真の抜粋: 以下に、一連の写真から最初の12枚を抜粋して掲載しています。これは収容チーム職員の参考資料として掲載されています。元の写真には画像劣化が存在していました。
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関連する歴史についての文書: マクローリー・バーンハウスは2006年6月、カビの生えたトウモロコシの中毒によって馬数が激減した後に放棄されました。創設者であるエドワード・マクローリーがその2年後に亡くなった後、土地を相続する者がいなかったため、マクローリー・エステート社に譲渡されました。以来、再開業はされていません。
2012年6月、メナード郡の近隣住民が、厩舎の側面に発生源不明の映像が投影されていると当局に通報しました。映像は6分間の、馬が速歩する様子が映されたものでした。警察が捜査に駆け付けるまで映像は繰り返し再生されていましたが、その投影源を発見することはできませんでした。
警察が厩舎に入り、直後にSCP-7256が発見されました。当初、これは非異常性のものと考えられていましたが、複数回にわたる納屋部の地下掘削調査時、メナード警察に委嘱された建設会社はSCP-7256の位置を特定できませんでした。長期化した調査を監督するために財団の潜入捜査官が派遣されました。この期間中に映像は突然停止し、財団はその後の調査を引き継ぎました。
現時点では未確認ですが、映像はSCP-7256内で発見された個々の写真の連続から構成されていると推定されています。提出された再現映像を以下に添付しています。
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本ページを引用する際の表記:
「SCP-7256」著作権者: Animal Hospital 出典: SCP財団Wiki http://scp-jp.wikidot.com/scp-7256 ライセンス: CC BY-SA 3.0
このコンポーネントの使用方法については、ライセンスボックス を参照してください。ライセンスについては、ライセンスガイド を参照してください。
ファイルページ: 馬gif (7256)
ファイル名: Plikenfff.gif
ファイルページ:
タイトル: Plikenfff.gif
著作権者: Iwona Wojtak
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Plikenfff.gif
ライセンス: CC BY-SA 3.0
公開年: 2009
補足
静止画像は全て上記gif画像からの抽出です。