SCP-4128

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評価: +9

クレジット

タイトル: SCP-4128 - アクション・コミックス第1巻
翻訳責任者: Tetsu1 Tetsu1
翻訳年: 2025
著作権者: anamazingfantasy anamazingfantasy
原題: Action Comics #1
作成年: 2019
初訳時参照リビジョン: 61
元記事リンク: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-4128

評価: +9
アイテム番号: 4128
レベル3
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
vlam
リスククラス:
caution
samson.jpg

サイト-88への収容後に撮影された顔写真。

特別収容プロトコル: SCP-4128は標準人型実体収容室に収容されます。収容室は以下の仕様に合致するよう改装してください。

  • 壁は、コンクリートと添加剤を独自に配合して極めて高い強度を獲得した、モジュールコンクリートパネルを使用して構築します。
  • 各パネルの幅は30 cmとします。また、これらのパネルには粘弾性を持つポリエーテル系ポリウレタンパッドを裏打ちすることを推奨します。
  • 標準の収容室入口の代わりにクラス2タイタン貯蔵ドアを設置します。
  • 標準換気システムには独立したガス供給システムが設置されます。収容違反発生時には、システムはクラスB鎮静神経物質を放出します。

SCP-4128の輸送チームはエアロゾル麻酔薬を装備してください。SCP-4128は現在サイト-88の18階に収容されています。現場の心理学者は2週間ごとに完全な心理評価チェックを実施します。

説明: SCP-4128はサムソン・サックスとして知られていた男性です。外見は中年ですが、実体は108歳であると主張しています。唾液検査により遺伝子構成はヒト由来であると確認されています。

SCP-4128の最も顕著な異常性は、その驚異的な膂力と耐久性です。SCP-4128は3,500 kgを容易に持ち上げることが可能で、大きな労力を用いれば20,000 kg以上を持ち上げることも可能です。更に、SCP-4128は最高時速85 km/hで失踪可能なほか、18 mを垂直跳躍可能です。SCP-4128の表皮細胞は高分子タンパク質で構成されており、極度の身体的外傷に耐える生来の能力を有しています。SCP-4128の骨密度は平均的な人間の8倍です。

発見: SCP-4128の存在は財団のA.S.R.P.によって、男性が不可能な力技を見せたという報告が明らかとなった際に最初に発見されました。最初に財団が確認した事例は、ベルギーの██████にて大型トラック事故を目撃者が通報した際に発生しました。女性がトラクタートレーラーの前半分の下敷きになったと通報がありました。救急隊員を待っている間に、一人の男性が車に接近して、フレームを持って車両を引っ張りました。

インシデントを「火事場の馬鹿力」とするカバーストーリーが流布されました。この出来事の後、48年間にわたりSCP-4128は追跡され、2018年█月█日にニューヨーク州ブルックリンにて回収されました。この出来事は回収インシデント文書-4128に詳述されています。

L.E. (限定版Limited Edition) に指定される、確認された注目すべきSCP-4128活動のタイムラインサンプルは、証拠文書4128-L.E.0138に記載されています。

限定版イベント-04


日付: 1978年1月24日

場所: ドイツ、ゴスラー


説明:

警察は、フランツィスカ・██████が地元警察署の外に座っていたのを見つけて驚いた。最初の尋問において、彼女はダニエル・████████に監禁されていたことが判明した。フランツィスカ氏は真夜中に目覚め、頭上に"奇妙な男性"が浮いているのを発見した。脱出時の回想において、彼女は地下室の壁に鎖でつながれていたこと、そして男性が道具を使わずに素手で彼女を解放したことを繰り返し述べた。

対応: 関与した人物にはクラスA記憶処理が施された。フランツィスカ氏救出のきっかけとして偽造の調査が実施され、潜入していた財団職員が報告者として振る舞った。ダニエル・████████は後に拘留された。

押収された証拠: なし

限定版イベント-10


日付: 1985年8月31日

場所: カリフォルニア州イーストロサンゼルス


説明:

住民のグループが、「ナイトストーカー」の別名で知られる連続殺人犯兼強姦犯であるリチャード・ラミレスの確保に成功したことで、当局は警戒態勢を取った。ホレンベック警察署に到着すると、ラミレスは皮膚を貫通できない男について暴言を吐き始めた。財団フィールドエージェントのジョージ・トーマス刑事は現場に居合わせ、直ちに機動部隊イオタ-10("ポリ公")に連絡した。エージェント・トーマスの尋問で、リチャード・ラミレスはサント・アン高速道路を通って逃亡を試みる前に"赤いバーンジャケットの男"に追われたことを思い出した。女性をカージャックしようとしたところ、すぐ近くに男がいるのに気付き、前回の襲撃時に入手した包丁で彼を刺そうと試みた。短い追跡の後、ラミレスは意識を失い、目を覚ますと男とその他の傍観者に取り囲まれていた。

対応: 機動部隊イオタ-10は鑑識が現場に到着する前に包丁を回収した。偽造の尋問記録が大衆に公表された。リチャード・ラミレスの知名度の高さから、いかなるインシデントの情報もマスコミに漏れないよう、クラスG及びクラスC記憶処理が組み合わせて使用された。

限定版イベント-23


日付: 1990年3月5日

場所: テキサス州オースティン


説明:

財団エージェントは、不可解にも廃工場の屋根にダッジ・アリアスが置かれているという地元記者の通話を傍受した。車内には4人の男性が閉じ込められており、目に見えて動揺していた。3人は9 mm口径拳銃を、1人はレミントン870ショットガンを所持していた。付近のブロックで車上狙いの銃撃事件の通報があり、関連が明らかとなった。

対応: 財団職員によりSCP-4128のビデオテープが押収された。L.E.イベントの唯一の目撃者であった記者は、初期尋問の後クラスB記憶処理を施された。4人の男性は財団諜報員により確保され、その後Dクラス職員として収監された。

押収された証拠:

SCP_EVIDENCE.jpg
注: スクリーンショットにはジャンプ中のSCP-4128が写っている。実体は飛行能力を持たない。

限定版イベント-30


日付: 2000年4月28日

場所: ニューヨーク州ブロンクス


説明:

ブロンクス46分署は路上での喧嘩について通報を受けた。警察が現場に到着すると、男性が意識を失って路上に倒れているのが発見された。ニューヨーク███████病院に搬送された後、X線検査で、尺骨骨幹の完全粉砕及び顎の骨折が判明した。目撃者によると、男性はユニオンポートロードのアパート住民のジェイソン・███████であり、銃を持って他の住民から金をゆすり取っていた。こうした恐喝事件の一つで、目撃者は男がジェイソンに接近してその腕を掴み、ジェイソンは痛みに叫び声を上げたと報告した。緊急通報はその直後に行われた。

対応: ジェイソン・███████に長期的な対応を納得させるためクラスA記憶処理が施された。その後の判決で、彼は3つの個別の容疑で有罪となった。この過剰な暴力使用は、L.E.イベントの注目すべき激化として記録された。これ以降、SCP-4128の回収はVidarレベル優先事項と見做された。

完全なタイムラインへのアクセスは、サイト-88管理官のフィリップ・フォスター博士により承認されなければなりません。

補遺4128-A1: 遺伝子マーカーはミオスタチン関連の肥大が関与している可能性を示しています。しかしこれは、広大な距離を跳躍するなどの実体の能力に関する報告を完全に説明はしません。

もし彼がこの症状を抱えているなら、SCP-4128は人間の解剖学でこれまで目撃例のない莫大な筋肉量を持っていることになる。だが、実体と他のアスリートとの間に身体的な違いは見られない。正直に言うと、こいつはちょっとぽっちゃりしている。
-アンドリュー・ウィンスタット博士

補遺4128-A2: 最近の検査で、SCP-4128は骨の過度の成長が頭蓋神経を圧迫したことにより、左耳の聴力を徐々に失っていることが判明しました。補聴器の要求は承認待ちです。SCP-4128は過去に軽度の発作を報告しており、再発した場合は、研究員は直ちに医療スタッフに通知する必要があります。

補遺4128-B1: SCP-4128の異常性の起源と活動の動機を明らかにするため一連のインタビューが実施されました。以下は映像ログの書き起こしです。

インタビュー対象: SCP-4128

インタビュアー: ロバート・マークストロム博士

前記: 最近の心理学的診察・評価によりSCP-4128は精神的に健全と判断されたため、インタビューが承認された。インタビューは観察可能なチャンバーで実施された。実体は地面の金属板に繋がれた手錠で拘束されていた。部屋の外では、投擲可能な亜酸化窒素の缶を装備した2名の武装警備員が待機した。


<記録開始>

マークストロム博士: こんにちは、4128。今日の調子は?

SCP-4128: すまない、もう一回言ってもらえるか?

マークストロム博士: 今日の気分はどうですか? 多少良くなりましたか?

SCP-4128: あぁ、うん。いい感じ、だと思う。あのガスで俺のことを気絶させたのはちょっと不快だったけど。 () もう- もう誰も傷つけない。

マークストロム博士: セキュリティ対策が必要なのです。個人的なことはありません。私はただいくつか質問がしたいのです。わかりますか?

SCP-4128: うん、わかる。

マークストロム博士: 結構です。始めましょう。あなたはいつどこで生まれましたか?

SCP-4128: 1913年、█月█日。グレンビルの郊外にママとパパと過ごしてた。オハイオ州だな。

マークストロム博士: 4128、何故当時あなたやご家族がいたという記録がないのか教えてもらえますか?

SCP-4128: ま、ママとパパは完全に法的な関係とかじゃなかったし。それに農場からも全く出なかったから。

マークストロム博士: 興味深い。どのように異常性を獲得したのですか?

SCP-4128: 獲得? (含み笑い) 多分生まれたときからかな。両親はすぐ気付いた。いろんなものが何故か壊れてるのを見かけた。俺がリクライニングチェアを持ち上げるのを見てママは心臓発作になりかけた。 (再び含み笑い、その後沈黙。) ママはいつもとても忍耐深かった。あの頃にママの指を折っちゃったのも1回じゃない。

マークストロム博士: 初めて自分の能力を意図的に人間に使ったときのことを覚えていますか?

(返答はない。)

マークストロム博士: この話題について話しづらいのはわかりますが、明らかにしてしまった方が、あなたの異常な状況を抑制する方法が見つかる可能性が高まります。質問に答えてください。

(更に数秒の沈黙、その後SCP-4128が聞こえる音量でため息を吐く。)

SCP-4128: 当時俺は19だった。家に物資が必要なときは、親は俺を町に送り出した。信じられないかもしれないけど、俺は一人でなんとかできると思ってたんだ。俺は服屋に生地をもらえって言われて、それで- 名前何だっけ- あぁ、ミッチェル・シーゲルだ。が、やってた服屋なんだけど。その夜はその人と子供たちが働いてた。

(SCP-4128はロバート博士から目を背ける。)

マークストロム博士: 続きをお願いします。何かありましたか?

SCP-4128: 3人の男が入ってきた。一人がドアの側に待機して、如何にも怪しげだった。そいつらの一人がコートにシャツを詰め込んでるのに気付いた。その後のことはほぼ覚えてない。そいつに手を伸ばしたとき、見張りがロスコーを取り出したのは覚えてる。弾が当たって、俺は倒れた。目を覚ますとあいつらはいなくなってた。そこの息子も一緒に。その時、おじさんが床に倒れてるのを見た。

マークストロム博士: 万引き犯は彼のことも撃ったのですか?

SCP-4128: 心臓発作だったらしい。翌日わかった。

マークストロム博士: その後男たちを追いかけたということですか?

SCP-4128: もちろん。俺は…… まあ、「正義感」からやったと言っても過言じゃないな。むかついたんだ。子供の方が父親のトラックを持ってってたから足で追いかけなきゃならなかった。あの時初めて、俺についてる逃げてばっかの2本の棒の全力を引き出した。自分をちゃんと止めることはできなかったけど、まあ、郊外で追いつくことはできた。

()

軽率だったよ。

マークストロム博士: 詳しく話していただけますか?

SCP-4128: 何が起きたかも- 車を持ち上げて放り投げたんだ。服屋の息子はトラックを停めて見てた。

マークストロム博士: 目撃者を処分したのですか?

SCP-4128: 何を- まさか、違う。見てみて…… あんな吐いたことはないと思う。いや、その夜はただ話した。最高だったよ、マジ。服屋の息子は質問してきた。俺はいくつか答えた。どこから来たのかって訊いてきた。俺はなんて言ったと思う? 異星からだ! (含み笑い) あいつはほんと騙されやすいバカでさ、気が動転してたよ。

マークストロム博士: 彼があなたを特定できるとわかっていながら解放したのですか?

SCP-4128: あいつは誰にも言わないって約束してくれた。父親の仇討ちへのお返しってとこなのかな。 () 何に気付いたかわかるか? あの夜は警告だったんだ。

マークストロム博士: 本日はここまでにしておきましょう。もう一つだけ。

SCP-4128: 何だ、博士?

マークストロム博士: 彼の名前は知っていますか? あくまで念のため、身元確認が必要なんです。

SCP-4128: ジェリーってのがあいつの名前だ。

<記録終了>


結: SCP-4128が収容室に戻された後、ジェリー・シーゲルの背景調査が実施された。それにより、彼にはPoI-4128-Aの指定が与えられた。

インタビュー対象: SCP-4128

インタビュアー: ロバート・マークストロム博士

前記: PoI-4128-A(死亡済み)の発見と、彼の作品のSCP-4128との関係が判明したことを受け、再度の尋問が承認された。前回のインタビュー条件は維持された。


<記録開始>

マークストロム博士: いくつか質問をします。全ての質問に、完全に、透明性をもって正直にお答えください。わかりましたか。

SCP-4128: もちろん。

マークストロム博士: では結構。でしたら最初に、あなたは飛行できますか?

SCP-4128: え? 気付いてはないな。めっちゃジャンプならできるけど。

マークストロム博士: なるほど。何かしらの形で"X線"とか"熱"視線とかを持っていたりは?

SCP-4128: あぁ。なるほどそういう方向ね。

(SCP-4128は微笑んでいる。)

全部まとめときたいわけね。

マークストロム博士: さて、あなたのアパートでシーゲルの作品が複数見つかったので、その真正性について質問します。これらの物語は事実ですか?

SCP-4128: がっかりさせて悪いけど、違う。大体がまるっきりウソか誇張だ。良さげに脚色されたんだよ。

マークストロム博士: よくわかりました。これらのイラストがあなたに関するものだとはいつ気が付きましたか?

SCP-4128: 最初の作品から数年で。最初は面白い偶然だと思ったんだけど、調べてみたら。作者は他でもなかった。

マークストロム博士: 彼を追及しましたか?

SCP-4128: いや。

(SCP-4128は一瞬、何を言うか決めているかのように沈黙する。)

実際、すげぇ嬉しかった。夢中になった。

マークストロム博士: 詳しく説明してもらえますか?

SCP-4128: 俺が何を専門にしてたか知ってるか、博士? 会計だよ。あの狭い個室はここよりは多少マシだったけど、俺の場所じゃなかったんだ、わかるか? 職業も収入も関係ない。これができた限り、何も関係なかった。

(SCP-4128は手首をひねり、拘束を破る。配置されていた2名の警備員が突進する。)

マークストロム博士: 配置に戻って! 大丈夫。彼は誰も傷つけたりしない。失礼、続けてください。

SCP-4128: 何で神様がこれを俺にくれたのか、わからなかった。ただの運か? 呪いか? そこで、こんな物語が出てきた。もしかしたら、俺はもっと大きな何かの一部だったのかもしれない。自分にできることには理由があったのかもしれない。あの小さなペテン師は、つまり俺はこの世界への贈り物だって教えてくれた。

マークストロム博士: 彼の作品が、あなたの自警団活動のきっかけとなったということですか?

SCP-4128: 最高の選択だと思った。時々、怖かったけど。天職を見つける時はいつだってそういうもんだ。最初のパトロールなんてトラックに轢かれる結果になったんだぜ? しばらくして、俺は…… 恐ろしいものを見た。

(SCP-4128は目を覆う。)

マークストロム博士: 話題を戻しましょう。他にも話したいことが-

(SCP-4128は僅かに声を上げる。)

SCP-4128: 俺はただ希望をもたらしたかったんだ。あんなつもり- () みんな一緒くたにし始める。人殺しだ、強姦魔だ、薬の売人だ。忘れちまう。そいつらの中にはただろくでもないだけの人がいるって忘れて、ブチぎれて軽率になって- 俺はヒーローのはずだよな?

(SCP-4128目に見えて感情的苦痛を受けている。)

どこのヒーローがあんなことするんだろな?

<記録終了>


結: ロバート・マークストロム博士はSCP-4128への継続的な心理カウンセリングと抗うつ薬の処方を要請した。両方の要請は承認された。


限定版イベント-38


日付: 2018年█月█日

場所: ニューヨーク州ブルックリン


説明:

SCP-4128が地元当局に出頭したという報告を受け、財団エージェントは警戒態勢に入った。調査により、SCP-4128はデイビッド・████████逮捕のため、彼をアパートまで追跡していたことが判明した。アパートへの侵入時、デイビッドの15歳の息子であるカイラス・████████が銃をもって実体に忍び寄った。SCP-4128は暗闇の中で驚き、若年男性を攻撃したと報告されている。剖検報告書によると、胸壁は強く圧迫され、右心室の側壁は肋軟骨と第七胸椎の間に挟まれたことで破裂していた。手術により、心膜内に大量の凝固血液が認められた。

対応: 関与した人物にはクラスA記憶処理が実施された。潜入していた財団エージェントは、デイビッド・████████を殺人の容疑者と捏造する隠蔽調査を実行した。デイビッドは翌月裁判にかけられた。SCP-4128はインシデントなく機動部隊イオタ-10に回収された。

押収された証拠:

初期尋問の転写。監視カメラ映像より押収。

尋問対象: SCP-4128

尋問者: ジェレミー・██████警部補

前記: SCP-4128が当局に通報すると、派遣された警察官は対象をブルックリン██警察署まで移送した。ジェレミー・██████警部補は以下の尋問を実施した。


<記録開始>

ジェレミー警部補: いいか、お前の所持品に武器は見つかっていない。犯行現場にも子供の持っていた銃以外は何も。こちらの理解が正しければ、銃創もやはり見つかっていない。それでどうやってあの子供の内臓を潰した?

(返答はない。)

いい加減にしろ! あの子供にお前は何をした?

(SCP-4128は判読不能な声で呟いている。)

何だ? もっと腹から声出せ。

SCP-4128: (低い声で) 殴ったんだ。

ジェレミー警部補: 殴ったぁ? おいおい、止め時ってもんを知らないのか?

SCP-4128: 1発だけ。

ジェレミー警部補: 本当か? 何をどうしたらパンチ1発でああなる?

SCP-4128: じ-自分でもよく覚えてない。

(SCP-4128は制御できずすすり泣き始め、息を切らしながら話す。)

あぁ、俺は、彼がこ-子供を抱きかかえてるのを見てたんだ。神様、許してください。あの子を救えなかった。あの子を-

(SCP-4128は両方の拳を机に叩きつける。凹みが見える。)

俺はヒーローだ。俺は- どっちも救えない。

<記録終了>


結: ジェレミー・██████警部補はクラスA記憶処理を施された。監視映像はコピーされ、オリジナルは削除された。この後、SCP-4128の自宅への襲撃が行われた。


以下のリストは、SCP-4128の以前の住居から回収された注目すべきアイテムと、対象が回収時点で身に付けていたアイテムである。

押収されたアイテム

  • アクション・コミックス第1巻
  • アクション・コミックス第5巻
  • アクション・コミックス第57巻
  • アクション・コミックス第254巻
  • マン・オブ・スティール第1巻
  • 懐中電灯
  • 赤いバーンコート、マールボロカントリーブランド
  • 青い長袖Tシャツ
脚注
. これは硬結性骨化症の症状に酷似している。
. 異常特徴識別プログラム。財団が異常現象を検知するために初めてアルゴリズムを用いたプログラムであり、SCP-4666の発見に不可欠であった。
. フランツィスカ氏は付近の町にて、2年前、16歳の誕生日に失踪していた。
. 訳注: 自動車の車種。
. MSTN遺伝子の突然変異。罹患者は、体内の筋肉量が2倍に増大し、筋力が増大する傾向にある。
. 1930年代における銃の一般的なスラング。
. コカイン密売の容疑者。
ページリビジョン: 3, 最終更新: 11 Sep 2025 07:23
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