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SCP-1164-KO
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評価: +23
정보
タイトル: SCP-1164-KO - SCP財団韓国語Wiki公式チャットルームハッキング事件
オリジナル: SCP-1164-KO - SCP 재단 한국어 위키 공식 대화방 해킹 사건
原著者: Yunsule Yunsule
翻訳者: akai_aoi akai_aoi
作成年: 2024
翻訳年: 2025
参照リビジョン: rev.26
メタタイトルコンテスト3、タイトル難易度"悪"の投稿作です。
お楽しみください。
評価: +23
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記録・情報保安管理局(RAISA)及び空想科学部門より通達
本文書は物語災害を含んでいます
安全規則を履修していない職員によるアクセスは許可されていません。
— RAISA管理官マリア・ジョーンズ
アイテム番号: SCP-1164-KO
オブジェクトクラス: Keter Ticonderoga
特別収容プロトコル: 週に一度、財団全体の新規に作成された文書の数を集計し、その推移を注視してください。
全てのKeterクラスオブジェクトは一時的にEuclidに格下げし、それに応じたオブジェクトクラス別統一警報、対応マニュアルが再編されます。"無作為性"、"断続性"などの性質が強いKeter、Euclidクラスのオブジェクトは検討の後Explained指定がなされます。
要注意団体の警戒レベルは一段階ずつ緩和されます。また、一部の敵対関係にある団体とも可能な限り穏当な関係を維持してください。
説明: SCP-1164-KOは2024年2月中旬から、韓国支部を中心として財団の活動記録とインシデント、新規文書の掲載頻度が極端に減少した現象です。これにより、韓国支部においては業務パフォーマンスの低下により財政上の整理解雇でサイト-03K、04K、12Kが一時的に解体される事態が発生し、さらには財団のみならず財団と接触した一部民間企業、団体、個人にも影響を及ぼしたことが確認されました。
SCP-1164-KOは定期的であるなど予測可能な種類のインシデント、報告には影響を及ぼしません。SCP-1164-KO現象の影響は"予測不可能性"、"不規則性"を持つあらゆるオブジェクトを無力化し得ます。
警告: 以下のファイルはセキュリティクリアランスレベル5/1164-KOを要します
セキュリティクリアランスレベル5/1164-KO無しに当ファイルにアクセスする
あらゆる試みは記録され即座の処罰対象になり得ます。
SCP-1164-KOは統計予言学部門、巫俗学部門、戦術神学部門などにより、あらゆる種類の神的存在、あるいは確率災害的存在との関連がないことが明らかにされたため、SCP-1164-KOは物語災害であるという仮説が立てられ、支持されました。現在までにSCP-1164-KOの発生原因に対して以下の仮説が挙げられています。
- 現在、地球上の基底物語層の世界観を設定するカノンが存在し、かつこの世界観が相反、改変され、以降に作成された物語と同じ物語層として取り扱われなかった。
- 基底物語次元を作成する上位次元の存在(通称:作者)が何らかの理由で作成を止めた。
- 現物語層の世界観を使用した作品の需要が無くなることにより自然消失する。
- 単に創作活動を休止している。
カノンcanonあるいは物語網narrativenetとは、一次創作者が作り出した同じ物語層の物語が共通する世界観的情報を持って作られる一つの作品集で、それ自体にも物語としての性質を示します。カノン内に含まれた物語を公式物語official narrativeあるいカノン物語canon narrativeと呼称します。
準物語seminarrativeとは、物語的構成が不足しカノンに含まれない物語を指します。例として、削除済 SCPオブジェクトや作者による習作、未完成作品などがあります。主に公式物語内の人物が準物語に介入することはできませんが、同一の物語階層の創作者により創作されたため、準物語と物語的階層は同一です。したがって、一部世界観を共有している、あるいは上位物語からカノン内に強制的に侵入させるなどした場合、ある程度の接触が可能です。
空想科学部門部門長██████が制作した物語層投影機Narrativefloor Projectorとは、一次創作者が作り出したカノンの物語層を転写する装置です。あらゆるSCP財団の公式物語は正式なフォーマットに従うため、2次元平面に完全に収まると共に、SCIPNETの形式と同一なことから、サイトと連動して文書を出力することが可能です。したがって、SCIPNETネットワークを共有する全ての準物語を調査することが可能です。以下は物語層投影機を使用し2023年2月初めから生成された、準物語層SCP-1164-KOと関係があると考えられる項目です。
チャットルームハッキングについて
日付: 7 Feb 2024, 11:39
投稿数: 27
RSS: 新しい投稿
昨日午後11時ごろ、SCP財団韓国語Wiki公式チャットルームはあるスパムアカウントと推定されるユーザーによるハッキングとテロ行為のために、正常な運営が不可能となりました。
管理者全員の権限が不明な理由で剥奪され、正確な原因の解明が困難であるのが実情です。 夜明けまでの長い議論の末に、完全に新たらしくチャットルームを作成することが良いとの案に決定しました。今のところ、チャットルーム再建と再加入者の方々全員の承認までには少々時間を要すると思われます。もし現在、下書き批評をご希望する方々はアーカライブSCP財団チャンネルをご利用ください。
ディスコードに問い合わせてみたところ、ハッキング犯はサーバー内部のソースコードまでアクセスしたと考えられるということで、復旧は現実的に難しいです。犯人が金銭目的ではなく完全に成人向けサイトの宣伝目的に使用しようとしたのを見れば、おそらく再加入してくることはないでしょうが、現在、私はチャットルームに永久BANされた状況のため適切に把握するのも難しい状況です。
アーカライブでもアカウント登録は必要でしょうか?
私はアーカライブをしていないもので
当該文書はSCiPNETの機能と完全に互換性がありますが、そのどんな公式文書形式にも存在せず、作者はカノン内に存在する準物語を作品外的なプラットフォームで使用しています。このことから、SCP財団物語網はインターネットに基づいたシェアワールド創作サイトを通じて形成されているものと見られます。同様に「ディスコード」、「アーカライブ」など、外部サイトからでも"チャットルーム"、"チャンネル"などが存在している点、"韓国語Wiki"として区別して明示されている点、新たなチャットルームの入室承認が長くかかるという点から推測すると、カノンの作者数は世界的、かつ不特定に分布していることが分かります。
SCP財団韓国語Wiki公式チャットルームはウィキサイトが抱えるリアルタイム性の問題を解決することを目的として作者同士の情報交換が活発です。このため、ハッキング攻撃事件が創作活動に障害を与えるとした仮説は状況から正しいものと見受けられます。今後、再度チャットルームが開設されることに伴いSCP-1164-KOも次第に消失するものと考えられ、現在SCP-1164-KOはオブジェクトクラスNeutralizedへの割り当てを予定されています。
補遺: SCP-1164-KOの応用について
以下は韓国支部統計管理行政部門労災対応チーム長パク・██及び空想科学部門ユン・ミンジェ研究員が空想科学部門、O5評議会に提出した提言書です。
SCP-1164-KO提言書
SCP-1164-KOの与える影響を強化させることにより、財団でのインシデントや事故の発生を完全に無くすことを提言します。
以前の2月中旬頃のSCP-1164-KOが発生したときまでの韓国支部に限定しても、財団の予期せぬ支出は80%以上も減少し、人的被害はDクラス職員を除外した場合は約53%にも低下しました。また、これは漸進的に影響を強めており、約3年後になれば人的被害は年平均0.6人程度まで低減するだろうと見られます。
また、要注意団体もこの状況では例外ではありません。赤斑蛇の手は現在、ほとんど活動中止に陥った状態であり、参大天もまた整理解雇を始めていることから考えると、財政状態は非常に不安定なものと見られます。他にもWoI研究部門の調査によれば、路地道で認識災害、ミーム関連の理由により削除処理された投稿は2月から完全に消え、それと同時に各コミュニティ間の対立も多少緩和されたようです。これらはSCP財団カノンの特性上、敵対、注視する役割を持つ団体のため、物語自体が衰退するに伴いこれらの団体は機能不全となります。このまま続くのでしたら、武力を通じて中枢から解体させることも可能になるでしょう。
SCP-1164-KO誘発計画は以下の通りです。
SCP-1164-KO文書では、作者らはチャットルームをカカオトークのトークルームへ一時的に移転することを発表しました。もしもカカオトークの会話も上記と同様に準物語に含まれるのであれば、物語層投影機をカカオトークとも互換可能に改造し、臨時トークルームの内情を観測することができます。これまでの研究で準物語に関連したものと見られるインシデント████-ko-a-2にて文章上でのみ存在する███氏との対話が可能であった事例を鑑みるに、準物語の人物とも一時的な接触であれば可能であると考えられますが、チャットルームのような場合では作者は創作者であり、物語のキャラクターでもあります。正確には、彼らのインターネットアカウントを物語るものです。彼らと接触することが可能かもしれません。
このようなアプローチを行った後、大きく分けて2種類の計画が試みられます。
1. マルウェアを拡散させ、サイト全体をダウンさせる。
リンクをクリックするよう誘導し、コンピュータウイルスを侵入させる。
我々が保持しているマルウェアの中に超物語的かつ、サイト移転性を持つものはほとんどありませんが、それでもこれが最も安全な方法です。
2. 管理者との取引を通じてサイトを買収し、文書を全て破棄するための権限を取得する。
このとき、管理者が安易にWikiを譲り渡す可能性は低いでしょうが、もし成功さえすれば、物語網全体を完全に破壊することも可能です。サイトを財団とは関係のないものへと改変し、もはや新作が投稿できないようにさせます。この作戦については添付ファイルを参照してください。
ついに、我々にチャンスが到来したのかもしれません。神を殺し我々だけの世界を創るチャンス、もはや異常が作られも、発見もされない世界を創るチャンスは、そう遠くありません。もしこれが成功すれば、我々は平和への道を歩むことになるでしょう。
確保、収容、保護。
提言:
"SCP-1164-KOのオブジェクトクラスをThaumielに再指定する。" (O5-11)
評議会表決概要:
賛成 | 反対 | 棄権 |
---|---|---|
O5-03 | O5-01 | O5-09 |
O5-07 | O5-02 | O5-13 |
O5-08 | O5-04 | |
O5-11 | O5-05 | |
O5-06 | ||
O5-10 | ||
O5-12 |
結果 |
---|
提案は否決された |
提言:
"SCP-1164-KOのオブジェクトクラスをTiconderogaに再指定する。" (O5-11)
評議会表決概要:
賛成 | 反対 | 棄権 |
---|---|---|
O5-01 | O5-02 | O5-13 |
O5-03 | O5-06 | |
O5-04 | O5-08 | |
O5-05 | ||
O5-07 | ||
O5-09 | ||
O5-11 | ||
O5-12 |
結果 |
---|
提案は可決された |
提言:
"上位物語層の財団カノンWikiを無力化、または解体しSCP-1164-KOを持続させる。"(O5-11)
評議会表決概要:
賛成 | 反対 | 棄権 |
---|---|---|
O5-01 | O5-02 | O5-12 |
O5-03 | O5-06 | O5-13 |
O5-04 | ||
O5-05 | ||
O5-07 | ||
O5-08 | ||
O5-09 | ||
O5-11 |
結果 |
---|
提案は可決された |
当該の提言は一部承認され、作戦名"メタ・キル"はO5評議会直轄の下、韓国語Wikiにおいてのみで厳重に行われました。その後、24年3月初め、"メタ・キル"投入のための機動部隊ゼータ-01 ("荒らし厨")を編成し、上位物語層に直接的、間接的かを問わない攻撃計画が策定されました。
上位物語層攻撃作戦"メタ・キル"進行状況報告書
責任者:O5-11
総括: グレイス・チェサイト-01K管理官
機動部隊ゼータ-01 ("荒らし厨")
- 空想科学部門ヨン・ミンジェ研究員
- RAISA物語層対応テクニカルサポートマニー・ローレンスManny O. Lowrence
- WoI研究部門ソ・ウラム博士、他6名
- デルタ-18 "ミーム惹き" 所属ハッカーキム・██他█名
- トークルームチャット学習AIプログラム"ChatSCPT"
テクニカルアドバイザー
- SCiPNETシステム開発者マリア・ジョーンズMaria W. Jones
- 前空想科学部門部門長S・アンドリュー・スワンS Andrew Swann
- 作戦アルファ
財団Wikiサイトに侵入しクラッキング攻撃をして権限を剥奪する。
- 作戦ベータ
金銭取引を通じて管理者からサイト権限を買収する。
アクセス試行
24/03/16: プロフィールemily4567、ハイパーリンクを使用し上位物語のカカオトークにアクセス。その後、架空の身分情報で3個のアカウントを作ることに成功する。
24/03/27: プロフィールYunkjard、上記と同じ手段でアクセス。SafeクラスのSCPオブジェクト一つを作成する予定。
24/04/06: プロフィールLaminaria99、上記と同じ手段でアクセス。雑談と批評を主に行う予定。
信頼関係の構築試行
24/04/10: emily4567, Laminaria99は1日平均3時間程チャットを行った。作者らもエミリーさん、ラミナさん等の呼び名で親近感を表した。
24/04/12: Yunkjardの作品、SCP-1092-KOが批評制度に基づき推敲した後、投稿に成功。ポジティブ評価を取得する。この過程で財団カノンの具体的な性向の調査に成功した。同日、サイト-02KにSCP-1092-KOが登録。
注釈: 財団はこれ以上の物語を作成しない予定です。また、オブジェクトの危険性は需要とは大きな関係がないことが示されました。-ファン・ユンメイ秘書
任務進行
作戦アルファ
24/05/17 一次フェーズ: emily4567アカウントからチャットルームに対してランサムウェア攻撃を試行。ユーザーの個人情報とネット口座を奪取し、少額の金銭と韓国語Wiki管理者権限を要求する。
結果: 失敗、ウイルスが物語層の問題によりネット口座にアクセスすることが困難。また、管理者のカカオトークアカウントが作成されてから3週間しか経過しておらず、担保として作用し得る個人情報がなかった。管理者が原因を特定できず、emily4567はブロックされなかった。
24/05/29 二次フェーズ: チャットルームに対してDDoS攻撃を試行。財団で作成された、毎秒120回のトラフィック生成を行うbotを2体ほど侵入させる。
結果: 失敗、トラフィックが発生しない。物語層の問題であるかは現在確認中であり、不明。
作戦ベータ
24/05/31 1次フェーズ: トークルームチャットを通じて財団韓国語管理者と個人的な対話に成功。jadongchnamアカウントでアクセスし、100万ウォンで財団Wikiの買収を試行。
結果: 成功、その場にて150万ウォンで取引成立。確実にサーバ侵入できた後、サイトを改装し一般の親睦同好会チャットルームを作成。詳しい資料はドキュメントを参照のこと。
注釈: これは一体どういうことなんだ? -ソ・ウラム
"メタ・キル"成功以降、韓国支部の新規文書は完全に消失し、全てのサイトで平均支出が韓国国内の大企業水準にまで減少しました。作戦に参加した全職員は特別昇進を受けました。O5評議会の指示に従い特別収容プロトコルが更新され、SCP-1164-KOのThaumielへの再指定が議論中です。
インシデント1164-KO-a
2024年8月初め、"メタ・キル"作戦施行以前よりさらに安全で安定的な業務遂行ができるという予想とは異なり、韓国支部の1ヶ月間での新規文書登録数は120%以上に増加しました。また、新しいSCPの投稿件数は以前の7倍となりました。これは大抵の場合、以下の様な現象を伴います
- 財団職員が非常識的、非効率的な思考プロセスを持つようになり、人命を必要を以上に軽視する考えが強くなる。倫理委員会の制裁がほとんど行われなくなる。
- これはミーム耐性と関連がないと考えられる。
- ただし、ヒト型SCPオブジェクトの収容の場合、非倫理的態度を見せなくなり、Keterクラスを付与された対象にはオブジェクトの要求を容易に受諾する懐柔策を一貫した方針とする。
- ヒト型、または未確認の動物であるSCPオブジェクトの爆発的な増加。
- 概ねのオブジェクトはすべて10~21歳の青少年・青年層が多数であり、美形である。
- SCPオブジェクトが未確認の動物である場合、インターネット上でよく使用されるホラー、クリーピーパスタジャンルのキャラクターとほとんど一致している。
- 既存文書の物語的変化と損壊、職員の同時間帯内で発生した事象衝突現象。例として、1人の職員が同一の時間で2種類以上の業務を行うなど。
- そのほとんどは、同時矛盾学部門、時間異常部門、量子力学部門でも明確な回答を出せない。
- SCiPNETシステムと互換不可能なフォーマットの投稿が支配的。したがって、これはRAISAからの適切な検収さえなされずに書かれた文書である。
- 幾つかは手書きで作成された文書をスキャンせずに写真で転写したものもあった。
1164-KO-a事例との疑念を持たれているもののリスト
RAISA記録再検討要求リストより抜粋
SCP-4300-KO: Keterクラスの20代東洋系男性、半径20m以内の周囲を-70°C以下にすることが可能。"冷たい目付き"、"愛する者には優しい性格"などの主観的な記述が含まれていた。過去3ヶ月間に170件余りの収容違反を起こしたが、サイト-37Kはセキュリティ強化措置を一切施行せず、さらには財団のサイト内を自由に移動できるようにした。
SCP-4444-KO: ソウルのある地域で出現するあるKeterクラスオブジェクト。8割以上が検閲された文書だが、実際には検閲されていたのではなく"[データ削除済]"と書かれていたのみであり、文書が閲覧ができないとO5-03の問合せを受けた。また、特別収容プロトコルの90%程がセキュリティクリアランスレベル4を要求し、研究員の収容プロトコルの施行が不可能だった。
パクリ、無断転載禁止!
名前: マツリネコ
オブジェクトクラス:Ketel
♡SCP-6003-KO♡
SCP-6003-KOの外見と主張される写真、サイト職員の認識災害による被害の分析が進められている。
Keterクラスの14歳と推定される桃色の猫耳を付けた東洋系の少女。手に触れた物体を"とかす"能力を持っている。過度なパラノイア、境界性パーソナリティ障害が強く、研究職員を偶発的に殺害することが多かったが、これについて安全装置は設けられなかった。文書の記述から固体のみを溶かすことが判明したため、SCP-6003-KOをタールのなどの高粘度の液体に閉じ込めて液体を装置で循環させ、掘削して出て来れないようにするとした提案が日本支部で複数回に渡り提起され、倫理委員会による承認まで受けたが、サイトでは関連報告が入らないでいる。
SCP-6666-KO: オオカミ獣人の悪魔、半径10m以内の人間を"地獄"に送ることができる。しかしながら、"地獄"の探査記録が全く存在しない上、財団に友好的であるにもかかわらず、EucldではなくKeterクラスを付与された。修正要請と共に懲戒警告を与えたが、"これほどにも強いのだからKeterが当然だ"といった趣旨の回答を続け拒否している。
SCP-173: 概ね異常性は変化しなかったが、外観は加藤泉の作品「無題2004」と類似していた。
SCP-682: サイト-26Kに突如として出没。SCP-096、SCP-106に対し動機不明の強い敵対感情と闘争心を表出し、対象との決闘を要求した。30分後、収容室片側の壁に頭を数十度強く打ち付け、穴を空けた。サイトのほとんどを確認したにも関わらず対象を発見できず被害が拡大化したため、核弾頭を2度発射をしたが、その後対象は行方不明となった。同時刻、サイト-██ではSCP-682が何ら異常なく収容されていたとする同時矛盾的な報告を受けた。
SCP-6789: インターネット上の有名なクリーピーパスタキャラクターである"サイレンヘッド"とほとんど同一のオブジェクトに変化した。既存のSCP-6789の行方の捜索が進められており、文書中の補遺の研究記録とインターネット上に投稿された怪談を参考にし、特別収容プロトコルに関する5種類の提案と6種類の解体に関する論文が財団各支部で共同執筆されたが、この内のいずれもが検討されなかった。
他194件の項目を省略
以下はO5-11の秘書であり代理人であるファン・ユンメイが韓国支部に送ったメッセージです。
こんにちは、O5-11評議員秘書室長のファン・ユンメイです。
我々は大きな誤ちを犯してしまったようです。
カノンを機能不全にさせるにとどまらず、カノンをなくしてしまったことが問題でした。カノンが消失すれば、新たに作成されるあらゆる物語が準物語になるという私達の予想とは反対に、これまでに存在していた全ての準物語が公式物語になってしまったのです。
SCP財団の1000番代以下のオブジェクト群は通常、不可抗の力を持ち、その対応は困難な存在が多数を占めていることから推察するに、恐竜、ライオン、モンスターなどの強力な生物に関心が強い低年齢の消費層が存在していることが考えられます。このため、彼らが自分の自由帳であれ何処であれ娯楽用キャラクターとして作った準物語もカノンに含まれていました。
現在、O5-██、██、██はSCP-9990-KO、またはSCP-1663370により殺害され、██はSCP-19000-KOに影響を受け事実上死亡したと判断されました。
その他にも、サイト-01K、02Kは深刻な財政危機に陥り、米国、中国、日本支部にてDクラス職員が不足する事態が発生しました。
私達O5評議会はこの事態に対して重大な責任を負うため可能な限りのあらゆる手段を尽くし、財団職員の救済のため総力を挙げています。それまでは職員には2024年2月以降に作られたあらゆる文書の指示を可能な限り従わないようお願い致します。
確保、収容、保護。
皆さん良いニュースです。
以前の自動車同好会に販売されていたWikidotサイトが再度戻ってきました。原因はよく分かりませんが、ひとまず皆さんはサイトを見に行っていただき、自身が投稿した記事が残っているかの確認をお願い致します。
神、仏に感謝します。
データが消えたのではなく非公開に切り替えられていますね。
SCP-1164-KO
アイテム番号: SCP-1164-KO
オブジェクトクラス: Keter Ticonderoga Apollyon Euclid
特別収容プロトコル: 毎日の財団の新規登録文書数は把握されます。上位物語層との交流はごく最小限のみ許可されますが、そのいかなる形態の攻撃やテロ行為は完全に禁止されます。
説明: SCP-1164-KOは2024年2月中旬から25年3月末まで発生した異常な文書の登録推移です。財団ではこの現象を物語災害と推測しており、関連研究が進行中です。
補遺: [データ削除済]
もう二度と行いません。神よ