原作者、The Great Hippo The Great Hippo 氏のコメント、ディスカッションページより一部抜粋
百物語怪談会の概念を基にしています。これはある種の実験です — なので、上手く行けば、まぁ。
百物語の裏には、これらの怪談を語っていくと、各話ごとにより怖い物語が — 現実のものとして — 現れる正しい文脈が築かれていく、というアイデアが存在します。それぞれの怪談は言わば、恐るべき霊を召喚するための複数パートに分かれた詠唱の一部です。基本的には、十分に怖い話を聞けばそれは実際に出現するかもしれない、というものです。
3117はそれと似ています。怖い話を消費する人々を食い物にする罠。そして財団とGOCのどちらにも怖い話は満ち満ちています — つまり、現れる物語は、どんな内容であれ、恐るべきものとなるでしょう。
あなたは財団の研究員です。あなたはこの手の記事を沢山読んだ経験があります。つまり、事実上数多くの怖い話を読んでいます。
そして今、あなたはこれを読んでいます。あなたの知る怖い話によって召喚された怖い話であるところの、この記事を。
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著作権者: Mardetanha
公開年: 2008
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公開年: 2017
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公開年: 2013
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公開年: 2011
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公開年: 2016
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公開年: 2014
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公開年: 2015
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公開年: 2009
インタビュー最後の一文が「君には話してない。」(~rev.3)から「君には話すつもりはない。」(rev.4)と変更されていますが、これはどういう理由によるのでしょう?「メタ」タグの存在や、C-Divesさんの上記コメントの「著者のヘッドカノン+」などを見る限りでは、ジェニファー・セルウィック氏が「彼女が君を見つけてしまった。」云々と語りかけているのは画面の前の読者であってジェナー博士ではない、というニュアンスが込められた台詞だと思っていたのですが、違うのでしょうか。
また仮に、同内容を別の表現で訳出したものだとしても、以前の訳の方が端的で、強い印象を与えるように思います。
変更を加えた者です。こちらのミスと判断し、差し戻しました。申し訳ありませんでした。
「君には(まだ)話してない。」と読むと、原文の"I'm not talking to you."と時制が対応しないと考えたのが変更の意図でしたが、こちらの誤読でした。