記事中で使わせていただいた記事、人事ファイルは下記のものになります。
http://ja.scp-wiki.net/scp-2615-j SCP-2615-J
http://ja.scp-wiki.net/b-bone-s-proposal broken_boneの提言
http://ja.scp-wiki.net/scp-3999 SCP-3999
http://ja.scp-wiki.net/sandrewswann-s-proposal S・アンドリュー・スワンの提言
http://ja.scp-wiki.net/scp-014-jp-j SCP-014-JP-J
http://ja.scp-wiki.net/scp-240-jp-j SCP-240-JP-J
http://ja.scp-wiki.net/scp-710-jp-j SCP-710-JP-J
http://ja.scp-wiki.net/scp-999-jp-j SCP-999-JP-J
http://ja.scp-wiki.net/scp-999 SCP-999
http://ja.scp-wiki.net/scp-682 SCP-682
http://ja.scp-wiki.net/author:tokage-otoko エージェント・カナヘビ
http://ja.scp-wiki.net/author:blackey エージェント・ヤマトモ
http://ja.scp-wiki.net/author:kwana 桑名博士
http://ja.scp-wiki.net/author:snoj エージェント・許さん
まさか許さんを通常報告書で見ることになるとは思わなんだ...
いくつか気になった点を見つけたのでご報告いたします。
得意性により、報告書と世界そのものをリンクさせ双方の世界の直接繋ぎ合わせるために利用しました。
特異性、双方の世界「を」
報告書通り痛々しい言動を終始繰り返していた。
「痛々しい」は報告書の文体にそぐわない気がします。
我々の世界が直接亜オブジェクトの発生をさせることは出来なかった。
〜「オブジェクトを発生させることは」〜の方が良いと思います。
エージェント・許さん
作った人が言うのもアレなんですが、通常の報告書内で許「さん」表記はちょっとlolっぽい感じがしました(許さんは多分愛称的なものなので)。名字のみあるいは本名の許山華表記にした方が整った感じになると思われます。
(笑世界の彼なら強制的にさん付けさせるミームかメタ能力くらい持ってるかもしれませんが)
全体的な感想として、SCP-3500のJP版を作ろうという気概は感じられるものの、肝心のストーリーが雑なためにアイディアを上手く生かせていないと感じました。特に気になったのは以下の二点です。
- 笑宇宙について
冒頭で何の説明もなく「笑いにより構成された宇宙(以下笑宇宙)」が登場していますが、何故Jokeオブジェクトタグへのリンクが笑宇宙の説明に繋がるのか、文章から理解することが出来ませんでした。後の研究メモで大雑把な概要は伝わるものの、そもそも財団神拳や999-JP-Jが存在するような世界が我々の世界と物理的・化学的に相同であるとは考え難く、「ちょっとひょうきんな職員がいる世界」では済まされないのではないかと思います。
元ネタのSCP-3500と比較した場合、あの記事では我々のいる世界(以下世界Aとします)と財団世界(世界B)を相互に関連させながら、最終的に作者のアバターキャラを通じてネタ晴らしをすることで、一見無茶な設定をメタフィクションとして綺麗に纏めていました。対して本作では、世界Bに相同する笑世界(世界B')を設定し、しかも世界BとB'との連絡手段として本来世界AとBの連絡手段であるスワン提言を利用したたため、どこからどこまでがメタなのかよくわからないことになってしまっています。記事内容的には3500よりもシンプルであるにもかかわらず、やや散漫な印象を受けるのはこの辺りが原因ではないかと思います。
- 人事ファイルの扱いについて
先ほどの例で言いますと、各職員の人事ファイルはふつうはAとBの中間ぐらいの扱いではないかと思います(つまり、作者本人ではないが必ずしも財団世界の住人でもないということです。評価に関わらず自由に設定できるものなので)。しかし本作ではJokeオブジェクトの作者をイコール人事ファイルのアバターとしており、結果として(人事ファイル的には特にJokeオブジェクトと深いつながりがないはずの)エージェント・ヤマトモが記事中に三回も登場するという奇妙なことになってしまっています。また、桑名博士の扱いなどで笑宇宙との絡みも持たせたために、通常ナンバー記事なのにlolスレスレの設定と描写が目立ちました。
個人的には、人事ファイルはあくまで人事ファイルであって、良くも悪くも通常記事とは異なる存在である以上、人事アバターを記事やTaleに登場させる際には「財団記事としての」リアリティに配慮するべきではないかと思うのですが、本記事にはそういった視点が欠けているように感じました。
これを通常記事として成立させようという気概とアイディアに+1、バックストーリーに-1で、+-0(NV)とさせていただきました。
SCP-3500は怒涛の勢いで用語をまくし立てて暴力的な説得力を記事に持たせていますが、比べてみるとこちらには納得に足るような設定/背景がなく、構成が効果的でないように感じます。
提案として......いくら取捨選択出来るとはいえ、jokeオブジェクトをこちらの世界に流出させるのはリスクもあると思います。収容違反、なんでもアリない情勢、雰囲気に呑まれる研究者、etc......それらを未然に防ぐような機構はあるのでしょうか?また、私には召喚したjokeオブジェクトがこちらの世界で大人しくしてくれているとは思えません。それらの問題に対抗するような財団の努力を読んでみたいな、と思いました。
...僕の名前がある...!?
と、始めはびっくりしてしまいました(*'▽')
ジョークオブジェクトを召喚することをThaumielにするアイデア、そしてその媒介としてSCP-2615-Jを扱うというのも素晴らしいと思います!
正直アイデアには脱帽です。
オブジェクトの発想は斬新で、JokeとSCP ナンバーを繋げる素晴らしい記事だと思います。
しかし、オブジェクトクラスのThaumielの部分に少し疑問が残りました。
SCP-999-JP-JやSCP-710-JP-Jの場合は財団にとっても有用かもしれませんが、それらはやはりjoke記事本来の異常性の部分が強いかと......。
ほかの2人は、こちらの世界でどのように有用となるのかの部分
>それはJokeオブジェクトというものが我々にとって非常に有用であると判断されたからです。
この部分の具体的な有用性についての説明が、個人的には気になりました。
ご参考までに、オブジェクトをこの記事だけの特殊なものにしたりするのはいかがでしょうか。
細かい点
>2個ある人間1人が入ることができる専用ポッド
この部分ですが、少し口語的に思えました。
2つの人間1人が入ることができる専用ポッド
としてみては、いかがでしょうか。
Voteするのはあくまでもサイトメンバーなので、どこまで非サイトメンバーに配慮するのかという問題がありますが、現在のListUsersの使い方の場合、Wikidotにサインインしていないユーザーが「当該文書の閲覧にはセキュリティクリアランスレベル8が必要となります」を押した時に何も表示されないという状態になります。
いくつか方法はありますが一番シンプルな方法はListUsersの中にcollapsible全体を入れてしまう方法です。こうするとWikidotにサインインしていないユーザには折り畳みそのものが表示されなくなるので非Wikidotユーザにも違和感のない記事になるでしょう。
[[module ListUsers users="."]]
[[collapsible show="+ 当該文書の閲覧にはセキュリティクリアランスレベル8が必要となります" hide="- 当該文書を閲覧"]]
> 何故このオブジェクトがThaumiel指定されているか、それはJokeオブジェクトというものが我々にとって非常に有用であると判断されたからです。
>
> ご存知の通り我々の世界は常に理不尽で溢れかえっています。明日世界が存在するかも分からない、そんな中で偶然にもこの存在を知った我々は驚きました。Jokeオブジェクト自体のその不条理さ、そしてその絶大なる特異性に。
>
> 当初我々は自身の世界のみで発生させられると考えていました。しかし我々が干渉できるのはあくまで我々の世界のみ、Jokeの世界はそもそもの法則が違っていたのであなた方でも我々の世界にJokeオブジェクトを発生させられなかった。
>
> なので逆転の発想といいますか、それではあちらの人物を呼んでしまえばいいのではないかと。そして試したところその考えは大当たりです。幸いあちらの人々はノリの良い方ばかりなので突然の自体にもなんなく対応されました。
>
> なぜこのような話をしているかと言うと、今回は%%title%%さんにご協力をお願いしたいのです。あなたの書かれたオブジェクトは非常に有用であると判断されました。その他の準備は整っています。是非ともよろしくお願いします。
>
> 空想科学部門上級研究員 御壁宅四
[[/collapsible]]
[[/module]]