インタビュー記録重視の記事だとは思うのですが、説明に違和感を覚えました。
>対象は入力した文字列が正しい文字列であると認識するよう、記憶が改変されます
少なくとも、記憶の改変のみで説明するのは無理があるように思います。推測にはなりますが、言語認識の異常+付随的な記憶改変が実態に近いのではないでしょうか。
「対象の話す/書く日本語は異常な置換を受けますが、他者の日本語を正常に聞く/読むことは可能です。」というように文章で説明出来そうな要素も一切省かれていて、報告書としての体裁から必要以上に外れているように、個人的には思いました。
シンプルながらも文章がよく纏まっており、読みやすく程良い薄ら寒さを感じるような記事でした。
気になった点がございましたので一つだけ。
██研究員が報告したツイート以外に、同じような影響を受けているツイートが█件確認され、該当ツイートは削除、ユーザーには画像を用いて記憶処理を施しました。
この部分。
もしこのオブジェクトがツイッターを媒介に広がってしまっていると仮定した場合、https://███.██████.███/toppageのリンクをたどった人間に対してそこまで多くはないとは思いますが、認識災害が発生していると推測できます。更に、財団が確認できていない被爆者も多く存在するはずです。
恐らく、「画像を用いて記憶処理を施しました。」の中に、リンクを辿ったユーザー全てへの記憶処理という意味合いを含めているのだと思いますが、あまりに文章がシンプルに纏まっているために、詳しい説明がないので強い違和感を感じました(例えば、ツイッターの運営に広告として記憶処理が行われる画像を全ユーザーに向けて配信するように要請した等)。
個人的な嗜好の問題になってしまうかと思いましたが、参考までに。
純粋に認知を置き換える異常性なので、言語がすべて置き換えられた状態を示すDクラスの発言は相当する言語に置き換えて翻訳するだけでよいのではないでしょうか?
何も100回繰り返させんでもいいのに、
記憶処理でリセットできるとはいえ...