DrMagnus DrMagnus 氏による著者ポスト(2017年1月28日)
このポストを予約しとけばよかった...
NineVolt、DrShaw、DrBleep、Lex1nat0r、Pedantique、Lily、Eris、その他12人の本作を何らかの形で読んでくださった方々、並びに本作を追求するように私を後押ししてくれたガールフレンドのジャネル(Janelle)に、特別な感謝の意を示します。
本作は、錬金術部門シリーズの5部構成における第1部です。O5評議会、錬金術師、そして財団自体の起源に関わる、001提言にも繋がります。
乞うご期待!
翻訳責任者コメント
最初に、サンドボックスでご批評してくださったFattyAcid FattyAcid 氏、並びに公式Discordでご批評してくださった方々に、感謝申し上げます。
また、本著における一部の翻訳表現は、SCP-JPにおけるディアギレフ管理官登場作「SCP-2305-JP(rev.4)」から引用、または同著を参照しつつ自ら考案いたしました。
この素晴らしきTaleの翻訳を行わせていただけたことを光栄に思い、原著者の方にも敬意を示します。そして、この作品の素晴らしさを多くの方々にお届けすることが出来たら幸いです。
翻訳お疲れ様です。アスクレピアス(asclepias)についての脚注なのですが、恐らくトウワタのことではなくギリシャ神話のアスクレピオス(asclepius)のミスタイプなのではないでしょうか。材質とも外見とも関係なさそうなトウワタが急に出てくるのはおかしいので、蛇の巻き付いたデザインで有名なアスクレピオスの杖のことかと思います(厳密には蛇が2匹だとカドゥケウスの特徴ですが)。
ご指摘ありがとうございます。
まず、該当箇所の原文は以下の通りであり、訳も原文に準じたものとなります。
His eyes were locked on the glass and silver Crozier in his hand, the twin snakes of asclepias.
そのため、仰られた「タイプミス」が、原文の時点で起きている可能性が考えられます。
一方で、英語版Wikipediaによれば、「asclepias」と言う名の由来こそ、神格の名である「Asclepius」だそうです。そのため、これはタイプミスではなく、花と神格を掛けた描写である可能性も考えられます。
以上の事から、該当の単語は変えず、訳注の方を「タイプミスと掛詞の可能性」に関する内容に変更しました。
【追記】
大変申し訳ありませんが、私は「トウワタ(Asclepias curassavica)」と「トウワタ属(Asclepias)」をごっちゃにして翻訳していました。
そのため、それらを区別した上で編集し直しました。