その失神は脱粋症状に帰せられる
by MrSonnov (和訳: Gipolibidemia )
こんなTale:
- 静寂のCernunnosから餌を奪いKeterに堕とす ため、財団とGOCが合意を結ぶ。ヴェールを脱ぎ捨てメディアと 精神干渉 技術を駆使したプロパガンダを発動し、ノウアスフィアから "儀式" を追放する そんな中で末端のゴックや収容フリークは何を思うのか、そして両団体上層部の合意の裏には如何なる駆引があったのか。
- 本項は以下の3章に分けられ、時系列は1→3→2となる。
- シュールで意味ありげな前日譚
- 儀式解体作戦中のエージェント視点
- 作戦合意に関する会議の参加者視点
- 最初の面白さは2. にて「宗教を無くす」ことへの心理が具に描かれていること。宗教的拘りが薄いとされる日本人では味わいづらい「キリスト教圏の人間として」この任務に臨む辛さ、切なさ......というかそもそも無茶苦茶多い業務量への疲労が語られる。そろそろ転職を考えているようだが、しかし辞められていない公僕ゴックの悲哀にも思いを馳せてしまう。
- 第二の面白さは2. でのアノマリーの利用法が地味にエグくてユニークなこと。ヴェールが敗れたTLや財団が神殺ししてる記事は今や枚挙に遑がないが、グノスティクスをこんな使い方してるのは他に類を見なさそう。
- 第三の面白さは1. の不可解なインタビューの伏線が3. でしっかり回収されていること。GOC高官との議論にある程度納得しながら帰途につく財団職員のモノローグで、ここまでずっとチラつかされていたチェーホフの銃が炸裂する。
- またENの某シリーズへの深いオマージュが見られる (あるいは何らかのコンティニュイティがあるのかもしれない)。訳語も当該シリーズの和訳にできるだけ寄せたので、探してみるのも面白いかもしれない。
※(注記) なお2023年11月08日時点で、当作の直接的な続編記事は出ていない。
著者 (MrSonnov) について:
近年のENにおける流行りの概念や、著名なシリーズへの引用・オマージュを一部紹介。何年か後のニュービーでもその辺を遡及できるように (&訳者の個人的な解釈を勝手に語りたい)。
どんなSCP?:
- 地球上で行われる儀式&供犠をエネルギー源として異次元空間SCP-4971で暮らす鹿神。こちらの世界に顕現した日には、地球全土が荒野と化すことは免れない。
- 全人類が儀式&供犠をやめる、あるいは全人類の命をSCP-4971-▽に捧げれば無害化できるが、どちらも財団には実行できるはずもない。
オブジェクトクラス: Cernunnos (アイテムには収容手段こそあれど、倫理および/または兵站上の問題から、財団ではその手段を実行できない。)
収プロ概要: 市民をSCP-4971があるショッピングモール跡地から立ち退かせ、周囲に武装部隊を展開すること。中から何か出てきた際には射撃すること。SCP-4971-▽が出現することのないよう祈ること。
収容クラス "Cernunnos" はSCP-4971用に新設されたもの。その収容が技術的には可能だが、倫理的には到底実現し得ないSCPを指す。今回の場合、収容を確立することは地球人口のほとんどを生贄に捧げるのと同義である。
ざっくり説明: SCP-4971は異次元空間内の森。某カルトによる一連の儀式により、ある廃ショッピングモールを介して地球と接続した。広大な森には夥しいヒト型敵性実例が潜んでいるが、その頭部は三角形の発光体で置換されている。財団は内部調査のため機動部隊を数隊派遣したが、その全員がヒト型敵性実例ないしSCP-4971-▽に殺害されている。
SCP-4971-▽はSCP-4971に棲む犠牲の神。こちらの世界で行われる儀式 (特に自身を信仰していたカルトによる儀式) から力を得ている。
財団に取れる対応は、SCP-4971-▽がSCP-4971からこちらへ出る経路を発見しないようただ祈ることのみ。こちらに顕現したが最後、SCP-4971-▽を食い止める手段が存在しないと考えられるからである。
キーワード:
- 儀式 / 犠牲 / Cernunnos
大地の静寂を知る者 (SCP-4971-▽) /
未だ静寂を知らざりし全ての人間の心臓 (全人類の命)
どんなシリーズ?:
- 基底次元外のオブジェクト・SCP-3125に立ち向かう財団を描く。3125が基底次元に侵入すれば、MK-クラスシナリオによる人類文明の終わりは免れない。
- シリーズ完結済み。払った犠牲の大きさと財団の行く末・在り方を問いながらエピローグを迎えた。
キーワード:
- 幼体germ / クラスW記憶補強剤 /
その他にも当シリーズから様々なモチーフが取り入れられ、多くのフレーズがオマージュされている。
『荒れ狂う光』より:
「評議会の現在の考えでは、Apollyon指定は降参と同義だ。士気に悪影響を及ぼす。敗北主義的な思考の蔓延を齎す。特殊指定を除けば、現状ではKeterが分類の最上級だ。現存しているApollyonオブジェクトは再評価及びKeterへの再指定が来年頃に行われる可能性が高い。他に、何か言い足すことはあるかね?」
[中略]
ヒューズは憂いながら文書を見つめた。「知性ある人間を全て駆除すれば退けられる」と彼は言う。「ホストとなる知性体が宇宙に居なければ、SCP-3125は顕現し得ない。[中略] 我々の理念は『確保、収容、保護』だ。[中略] アノマリーを確保、アノマリーを収容、アノマリーを保護。他にどんな解釈が有り得る?」
その他
- ブルファ、ミシュレー: 本Taleの第1節に登場した超現実部門職員。著者MrSonnovの他作品 (削除済・未投稿を含む) にも登場。
- グノスティクス: 超現実部門発祥の可知価増強剤。一般的な日本語訳についてはSCP-4923など参照。効果については当ポストの脚注参照。
- 第1節の謎バーベキュー対話: 意味深でポエティックな長文は超現実部門の特徴。第2節以降の展開を暗示するものであると同時に、『反ミーム部門』シリーズへのオマージュ。
『訓戒』シリーズ:
- Deicidium: Thaumielの派生クラス。『訓戒』シリーズのSCP-6659で使用された。接頭辞「Dei-」を含むことからわかるように、「あらゆる対価を払ってでも人類や結果的な正常性を確保・収容・保護する」べく「神々と戦闘」し、かつ神格実体を「解体するために利用する」アイテムに付与される。
- ウンベルト: 本Taleの第2節に登場したゴック。著者MrSonnovの他作品 (削除済・未投稿を含む) にも登場。最近別著者が投稿した『サイト-7施設ファイル』では「(サイト-7とGOCとの間で交渉が行われる際の) GOC側代表人員」とされているが、この設定が本Taleでも採用されているかは不明。
- 世界オカルト連合もとい世界連合が登場したことは言うに及ばず、(特に初期のGOC-Talesが) 『The Illuminatus! Trilogy』から強く影響を受けていた点そのものがオマージュされている。次タブで概説。
本Tale読解の一助&個人的な備忘録として、SCPバース外からのオマージュ要素とロシア特有の文化的背景をメモする。
ENではGOCのみならず、サイト全体にうっすら『The Illuminatus! Trilogy (邦題: 『イルミナティ!』)』、および同時代のそれに類する書籍からの影響が見られる。
はっきりそれっぽそうなのはディスコルディアニズムやFnord、ニューエイジかぶれのヒッピーどもによる見えぬFnordをも幻視する最高にキまったトリップや探索、23−1=7、しばしばイルカを象徴的に用いがちな点など。
本Taleでは骨の折れる仕事に駆られるハイエロファント、啓示されざるmere human (mehum)、「1,000人のキム」の異言、節ごとに視点が切り替わる構造などが取り入れられている。
ソヴィエト/現代ロシアとマックス・ヴェーバー
ロシアの宗教観で地味に注意したいのが「脱呪術化 (脱魔術化とも) 」というキーワード。これは『プロ倫』で有名なドイツ人マックス・ヴェーバー (19c半頃〜20c初頭) を代表する言葉の一つ。
同時代のロシアにおける激動に関心を示し、その中で (広義の) ロシア文化人等と交流。諸国の中でもロシアにおいてヴェーバーが比較的早くから注目され、哲学等の分野に影響を及ぼす一因となった。
しかしヴェーバーの死に前後してソ連が成立。その指導者たるレーニンがヴェーバーの某論文に難癖付けたあたりから彼の思想はソ連で危険視されるようになり、ヴェーバー研究は低調となっていった。
そんなソ連もやがて揺らいで滅んで、それとともに社会体制が変化した。西洋の如き資本主義社会の訪れが期待された。しかしやってきたのは「赤き貴族の資本主義」「野盗の資本主義」と称される退廃だった。
ここで社会が資本主義化するとは何たるかをを論じたヴェーバーが再び注目されるのは当然の帰結だった。ソ連下での究極的な脱呪術化=無神論化+宗教の飼い殺し+生活の規律化+素朴な人間関係萌芽の蹂躙は「善行を積むという習慣」や「現世内的禁欲」といったものをも副次的に殲滅していた。本来土台となるはずの「人格的陶冶」がない「自然状態」下での再資本主義化の結果、ヴェーバーが『プロ倫』にて告げた「無のもの」による粋狂なき「自惚れ」ですらない、「絶対的な『倫理的真空状態』」が到来したことが見出されたのだった。
現代ロシアはタガの外れた 脱呪術化/脱神化 を経験し、「(禁欲的な) 職業[/天命]Beruf=Призвание 倫理」が浸透を待たず解体された。ヴェーバーが自身の資本主義化チャート (『プロ倫』) で「道中で回収してるはずだよね」としたフラグをスルーしたまま、かつその現状をちゃんとリカバリーもとい「悔い改めパカヤーニエ」せず、狂った再資本主義化RTAを走り抜けてしまったのだった。
プロテスタンティズムもとい労働態度の合理化と学問が推し進める主知化を経て、世界は脱呪術化、そして脱宗教化/世俗化を遂げた。資本主義の発展は厚く庇護された揺籃器を蹴破り、当世人に個々人各々が掲げる「価値」のための闘いを要求する。「宗教的価値」もまた「指導者」に「究極の意味」を帰することができなくなった。こんな状況で生きること/死ぬことの「意味」を、発展の行き着く先が何であるかを、「宗教的価値」は「学問的価値」に睥睨しながら問い掛ける。ヴェーバーはあくまで当世の説明とぼんやりとした将来予想を示すのみで、明確な答えを与えはしない。
さうしてこの大なる発展の尽きる時には、全然新らしい預言者たちがあらはれるのか、それとも嘗つての思想と理想との力づよい復活がおこるのか、それとも そのいづれでもないなら 一種の病的自己陶酔をもつて粉飾された化石的機械化がおこるのか、それはまだ誰も知らない。もし最後の場合であるなら、かうした文化的発展の「最後の人々」については、次の言葉が心理となるであらう 「精神のない専門家。威勢のない享楽人。これらの無のものは、人類の嘗つて達せざりし段階に登つたのだと自惚れるのである。」と。
マックス・ウェーバー 著 ほか『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』,有斐閣,1938. 国立国会図書館デジタルコレクション,p.245 https://dl.ndl.go.jp/pid/2386131 (参照 2023年11月18日)
補遺:
参考:
原文で見られたフレーズや単語などのうち、露和辞典であんまり解説がなさげなものを紹介する。SCPバース/Conficで造られたっぽい表現も整理する。
SCPと関係ないもの
от обезбоживания:
- 「от обезвоживания (脱水症状により)」と「бог (-боже-、「神」) を合わせたフレーズ。アルファベット表上で隣接する「б (ベー)」と「в (ヴェー)」を置換しただけの、シンプルゆえに使われやすいフレーズ。X (旧Twitter) などのSNSで多くの用例が確認でき、古くは1〜2世紀前の文献にも用例が見られるが、「обезбоживание」という単語は露和はおろか露露辞典にさえ載っていないっぽい。
- 直訳するなら「"神を失う" という "症状" により......」。「от」の前には脱水に起因する諸症状 (死亡、失神など) を表す語が入る。
- 原題は「Обморок от обезбоживания」。直訳すれば「失神症状による失神」とでもなろうが、「神」がダブるので語感を重視して改変した。脱呪術化もとい脱儀式化作戦により「神を失う」ことで「精粋」を抜かれた社会が、人体における「失神」のごとき重篤な「症状」に至るさま。
личел:
- mehumのロシア語訳。лишь человек。
говорить лозунгами:
- 直訳すると「スローガンで話す」。お前が考えたわけでもない能書を聞いたふうに垂れること。
SCP特有のもの
похерить всю секретность:
- похерить自体露和辞典であまり見られない単語だが、直訳するなら「全部の機密をぶっ潰す/不意にする」「機密にバツ印を付ける」とか
- ただしSCPバースではсекретностьに「ヴェール (・プロトコル)」の意味があるので「ヴェールを破る」「ヴェール・プロトコルを破棄する」の意。
- RUにおいては、「(収容違反等によって) ヴェール・プロトコルに違反する/ヴェールが破綻する」系の表現は多く見られたが、能動的にヴェールを捨てるような表現は珍しく、また使われたとしても「収用違反」から派生した表現であることが多かった。口語的かつ荒々しげなпохеритьなどの語彙が使われるのは極めて稀。他支部で流行しているヴェールぶっ壊れた前提の世界観がRUにも波及したことを示唆......している......?
гнилогорец:
- (たぶん) 腐ち乱れる神の霊峰の信者一般のこと。当記事で初出の略称。和訳では同GoIの特徴に則り「か」行を重ねるため、「くっこう」と訳出した。
※(注記) その他注意した点については本文中に[!--非表示の訳註--]の形で書き残しています。
グノーシスは正統解釈カノンに対峙する異なる視点異端の最たるものである。ゆえに翻訳元のオーサーポストはこう述べる。
もし財団がカノン(4971等における) 正史で選ばなかった道に進んだとしたらどうなるか? という、軽い思考実験的なTale。
が初訳当時の自分はこういう見方をしていたことを今後の読者や改訳者の参考にしてもらうために当節は消さずに保存することにする。
ただ原題のタイトルの3単語がいずれもОで始まっていて頭韻法が成立していたので、邦題も語感のいいものにしたい思いがあり、あえて誤訳した。原題の因果関係を保ったまま語感もよくできるような邦題は2025年8月現在も思案中。
2024年01月26日追記: 冒頭や第二節の蛇の手のくだりがSCP-2178のオマージュであろうことに今更気づきました。
2025年08月16日追記: 邦題の誤訳やウェーバーと関連づけるのはおそらく誤読であることを追記しました。
翻訳責任者: Gipolibidemia Gipolibidemia
翻訳年: 2023
原題: Обморок от обезбоживания
著作権者: MrSonnov
作成年: 2022
初訳時参照リビジョン: rev. 47
元記事リンク: https://scpfoundation.net/fainting-from-degodration
ファイルページ: 脱神
ソース:
ライセンス: CC BY-SA 4.0
タイトル: 脱神
著作権者: Gipolibidemia Gipolibidemia
公開年: 2023
補足:
翻訳元記事Обморок от обезбоживанияで使われていた、おそらくCC BY-SA適用不可能なヘッダー画像の代替兼、画像内文章を和訳するため新規作成。使用した素材は以下の通り。
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Inverted_Pentagram.svg
ライセンス: public domain
タイトル: File:Inverted Pentagram.svg
著作権者: 3rdman
公開年: 2006
補足:
ソース: https://icon-icons.com/icon/powerful-fist/86978
ライセンス: CC BY 4.0
タイトル: File:Inverted Pentagram.svg
著作権者: recognizeapp.com
公開年: 不明
補足:
ソース: https://fonts.googleapis.com/css2?family=Shippori+Mincho&display=swap
ライセンス: Open Font License 1.1
タイトル: File:Inverted Pentagram.svg
著作権者: FONTDASU
公開年: 不明
補足:
邦題: CASE COLOURLESS GREEN
翻訳責任者: szh_tmh
翻訳年: 2017
URL: http://scp-jp.wikidot.com/case-colourless-green
参照リビジョン: rev. 8
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: Дело «Бесцветный Зелёный»
翻訳責任者: Gene-R
翻訳年: 2015
URL: https://scpfoundation.net/case-colourless-green
参照リビジョン: rev. 10
邦題: あなたの最後の初日
翻訳責任者: szh_tmh
翻訳年: 2017
URL: http://scp-jp.wikidot.com/your-last-first-day
参照リビジョン: rev. 10
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: Твой последний первый день
翻訳責任者: Gene-R
翻訳年: 2016
URL: https://scpfoundation.net/your-last-first-day
参照リビジョン: rev. 5
邦題: 鮮烈な地獄
翻訳責任者: szh_tmh
翻訳年: 2018
URL: http://scp-jp.wikidot.com/fresh-hell
参照リビジョン: rev. 11
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: Новые напасти
翻訳責任者: Gene-R
翻訳年: 2017
URL: https://scpfoundation.net/fresh-hell
参照リビジョン: rev. 8
邦題: 荒れ狂う光
翻訳責任者: szh_tmh
翻訳年: 2020
URL: http://scp-jp.wikidot.com/the-wild-light
参照リビジョン: rev. 9
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: Дикий свет
翻訳責任者: Push1k, Gene-R
翻訳年: 2020
URL: https://scpfoundation.net/the-wild-light
参照リビジョン: rev. 26
邦題: 墓石
翻訳責任者: szh_tmh
翻訳年: 2020
URL: http://scp-jp.wikidot.com/tombstone
参照リビジョン: rev. 11
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: Надгробие
翻訳責任者: Gene-R
翻訳年: 2020
URL: https://scpfoundation.net/tombstone
参照リビジョン: rev. 13
邦題: SCP-4971 - 儀式
翻訳責任者: C-Dives C-Dives
翻訳年: 2019
URL: http://scp-jp.wikidot.com/scp-4971
参照リビジョン: rev. 24
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: SCP-4971 - Ритуалы
翻訳責任者: LTVA
翻訳年: 2021
URL: https://scpfoundation.net/scp-4971
参照リビジョン: rev. 35
邦題: SCP-6659 - 超越霊智
翻訳責任者: Witherite Witherite
翻訳年: 2022
URL: http://scp-jp.wikidot.com/scp-6659
参照リビジョン: rev. 11
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: SCP-6659 - МЕТАГНОСТИКА
翻訳責任者: Dawn-of-Ash
翻訳年: 2023
URL: https://scpfoundation.net/scp-6659
参照リビジョン: rev. 72
邦題: SCP-2845 - 鹿神様
翻訳責任者: 不祥
翻訳年: 2016以前
URL: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2845
参照リビジョン: rev. 8
補足: ロシア語版も一部参照した
露題: SCP-2845 - ОЛЕНЬ
翻訳責任者: Blackbird5154
翻訳年: 2023
URL: https://scpfoundation.net/scp-2845
参照リビジョン: rev. 13
その他反ミーム部門シリーズ作品の日本語版、ロシア語版を参考とした
タイトル: プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
著者: マックス・ウェーバー 著 ほか
出版: 有斐閣, 1938
ソース: 国立国会図書館デジタルコレクション, p.245
(参照 2023年11月18日)
タイトル: SCP-1267-JP - 汝、神を滅するべからず(████はこの活動を応援しています)
著者: ashimine ashimine , Mitan Mitan , VideoGameMonkeyMONO VideoGameMonkeyMONO
公開年: 2023
URL: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1267-jp
参照リビジョン: rev. 4
タイトル: SCP-4971 - Rituals (SCP Explained)
著者: ItsDenali ItsDenali 、MultiFandomFanboy MultiFandomFanboy
公開年: 2020
URL: http://scpexplained.wikidot.com/scp-4971
参照リビジョン: rev. 9
タイトル: SCP-6361 - Meat the Director: The Disney Golden Age as Imagined by a Psychotic Meat Witch
著者: Prime Girl Prime Girl 、SynthPanda_ SynthPanda_
公開年: 2023
URL: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-6361
参照リビジョン: rev. 10
- 『イルミナティ!』3部作
- ロバート・シェイ, ロバート・A.ウィルスン, 小川 隆, ピラミッドからのぞく目 上 (集英社文庫. イルミナティ ; 1), 集英社, (2007)
- ロバート・シェイ, ロバート・A.ウィルスン, 小川 隆, ピラミッドからのぞく目 下 (集英社文庫. イルミナティ ; 1), 集英社, (2007)
- ロバート・シェイ, ロバート・A.ウィルスン, 小川 隆, 黄金の林檎 (集英社文庫. イルミナティ ; 2), 集英社, (2007)
- ロバート・シェイ, ロバート・A.ウィルスン, 小川 隆, リヴァイアサン襲来 (集英社文庫. イルミナティ ; 3), 集英社, (2007)
- The Illuminatus! Trilogy - Wikipedia, 2023年11月21日閲覧
- ダッチ・シュルツ - Wikipedia, 2023年11月21日閲覧
- Dutch Schultz - Wikiquote, 2023年11月21日閲覧
- ウィリアム・バロウズ, 山形 浩生, ダッチ・シュルツ最期のことば, 白水社, (1992)
- 「1,000人のキム」発言は『イルミナティ!』シリーズと山形とで若干訳に違いがある (特に「dash」の解釈) ため、両者を参考にそれらしく訳し直した。
- エウレシスの秘儀 - Wikipedia, 2023年11月21日閲覧
- Glossary of the Eleusinian Mysteries - HellenicGods.org, 2023年11月21日閲覧
- 反宗教政策
- ロシア語一般
- 狩野 亨, K. E. メドヴェートキン, 増補改訂版 現代ロシア話しことば辞典, ナウカ, (2022)
- 匹田 剛, これならわかる ロシア語文法 入門から上級まで, NHK出版, (2016)
- 研究社露和辞典
- X (旧Twitter)
- その他脱神化について論じたロシア語ウェブページ
- スラヴ語圏習俗
- 第91回 ロシア語サロン報告 2014年03月18日 - サモワールを囲んで 日本ユーラシア協会愛知県連ブログ, 2023年11月21日閲覧
- マックス・ヴェーバー
- 種村 剛(TANEMURA, Takeshi)> 事項リスト > 脱呪術化, 2023年11月21日閲覧
- 小島 定『ロシアにおけるマックス・ヴェーバー研究の歴史と現状』, 科学研究費補助金 (一般研究C) 研究成果報告書平成12-13年度, (2002), pp.1-123, 2023年11月21日閲覧
- 田上 大輔, M・ヴェーバーの西欧近代批判再考 ——機械的化石化と神々の闘争の対照性に着目して——, 年報社会学論集, (2013), p.123-134, 2023年11月21日閲覧
- その他マックス・ウェーバーに関する書籍・文献
SCP-JPのタグスタッフの許可を得て、翻訳元Taleには付与されていない「反ミーム部門」タグを追加しました。