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2008年08月01日

啜れ!北のスタンドそば紀行(2)『キムチスープうどん』他@JR盛岡駅『そば処 はやて』(岩手県盛岡市)

で、順調に進めば郡山から福島、福島から仙台、仙台で昼食後に一ノ関、一ノ関から盛岡、盛岡から八戸、八戸で銭湯&夕食の後に青森、青森から夜行急行『はまなす』で北海道上陸の予定でした。

んが、困ったコトに福島からは24日の地震の影響で徐行運転が始まり...って話は福はらの『親子丼セット』の時にリアルタイムで書きましたが、盛岡までたどり着いた時点で『はまなす』乗車に間に合うかどーか微妙になってきました。

今回は『青春18きっぷ』ではなく『北海道・東日本パス』での旅なので、追加料金ナシでIGRいわて銀河鉄道に乗れるんですが、IGRの駅員さんに訊いてみると盛岡ー八戸間も同様だとの話。

う〜む...困ったぞ。こーなったらアレに頼るしかないのか?

結局、盛岡ー青森間を新幹線『はやて』と在来線特急『つがる』で繋ぐことにしました。新幹線は通常通りに遅れることなく走ってるらしいんです。

080726_kimutisoup-udon_morioka.jpg
あまり時間もありません。駅ビル1階にある『そば処 はやて』で早めの夕食とすることにしました。

レギュラーなメニューに並んで"ちょっと変わった"メニューがあるところが"盛岡はやて"の特徴ですが、今回は『キムチスープうどん』なるモノを発見。何となく美味しそうに見えたのでコレにしようかな?と。

温かいモノだけでなく季節的なモノかな?冷やしもありましたが、冷房の入った列車に乗りっぱなしだったし、温かいヴァージョンを頼んでみました。

まあ、盛岡って云えば『冷麺』で有名ですよね。多分その辺からの発想で生まれたメニューでしょう。
ただ、キムチ"スープ"を名乗るだけあって、うどんの上に単にキムチを載せただけではなく、つゆ自体がちゃんとしたキムチ味と云うか酸っぱ辛いと云うか、その名に恥じぬメニューとなってました。
車内の冷房で冷えた身体を温めるのに好いかも知れません。外の暑さにやられて食欲が減退した時などは、きっと冷やしも美味しいことでしょう。

080731_jouhouji-sansaisoba_hayate_moriok.jpg
盛岡はやてって云えば...と、過去の写真を探ってたら『山菜そば』の写真が出てきましたので、コレも一応。
あ、追加で玉子を入れてもらってます。

県北の浄法寺産の山菜が使われてます。こゆのはちょっと嬉しいですね。そもそも東北は山菜どころなんですから。

安いからって安易に外国産を使うんでなくて、国産を、しかも地元産を使った山菜そば。スタンドでと考えるとかなりゼータクとも云えるんじゃないでしょうか。
こーありたいものです。

080731_tanmen-udon_hayate_morioka.jpg
もうひとつ、『うどんタンメン』。コレは山田線/岩泉線へ"最後のキハ52/58"に乗りに行った時のモノかな?

「ちょっと時間かかりますよ」と云われましたが、時間に余裕があったのでお願いしました。

まあ、見ての通りのモノです。タンメンの麺がうどんに替わったってところでしょうか。タンメン好きなわたしは喜んで食べましたが、一般的にはどーでしょうか。

うー...物珍しさで頼むひとはいても一般受けはどーだろう?地元のひとは二度目はアリかなぁ...?

なんて思ってたら、メニューから消滅してました。その代わりに『キムチスープうどん』が登場してきたんでしょう。


その後は新幹線で同好の士(若者)から「新幹線の料金が時刻表の料金表より高くないですか?」などと話しかけられましたが、『はやて』は一部を除いて全車指定席だから、この『はやて』は表の斜字で書かれた料金じゃないんだよ、と教えてあげました。
この兄ちゃんも北海道入りを目指してた様ですが、八戸からは在来の普通に戻る為「札幌まで行けそうにないですねぇ...」とため息を。
夜遅い八戸ー青森間は特急ばかりで、『はまなす』に間に合う普通列車はもう無いんですよ。

実際、八戸以北も三沢までは徐行でした。特急に乗っても徐行は徐行でした。

で、青森駅到着。『はまなす』入線の約一時間前にホームの自由席の列に並ぶコトが出来...あれ?ひとりしか居ない。
そーか...皆んなたどり着けなかったのか...。

その後、最後の接続特急や奥羽本線からの同志がやって来ましたが、それでもいつものシーズン中の数ではないですねぇ。ひとりで二座席分を余裕で占領できる程度の数です。
結局、隣の座席も使って横になって寝られました。C寝台と云ったところでしょうか。

さあ!明日は北海道だ!
この記事へのコメント
タンメンの麺がうどんなら「タンうどん」・・ってことはないんですねえ。まあ、タンメン風うどん、という感じかなあ? そして「八甲田」を降りてからダッシュで青函連絡船の列に並んだ若き日を思い出しました。
Posted by ミルフォード at 2008年08月01日 16:34
>ミルフォードさん
旅の最中は野菜の摂取がなかなかままならないので有り難い存在ではあったんですが。

『北・東パス』だと夜行急行『はまなす』の普通座席車にエクストラチャージ無しで乗れるので、北海道に安く渡りたいならコレに限る現在の旅模様です。翌朝は札幌ですし。
青森泊で翌朝スタートしても函館ー札幌間のダイヤが薄い為、札幌到着は夜になってしまうんですよね。『はまなす』さまさまです。
18きっぷの時はフェリーターミナルまで歩いて夜行便のフェリーで函館に渡ったコトもありました。
Posted by 中林20系 at 2008年08月01日 17:44
中林さん、達人ですね。
同級生の鉄道マニアの『ちだくん』(千葉県在住)
に教えてあげたい。
旅のスタイルはほぼ一緒みたいだし。
このブログの事を教えちゃおーっと。
Posted by いそ吉 at 2008年08月02日 10:09
>いそ吉さん
ホント、この日は大変だったんですよ。旅程の大幅変更を余儀なくされた同志も多かったんじゃないかと思われます。まあ、それもまた《旅》なんですが。
でも高い金(約6,000円-)払って『はやて』『つがる』を使わなければ稚内へたどり着けなかった訳だから、まあ賢明な選択だったと今は思います。
だいたい四泊の宿泊費合計が4,700円-でしたからね(笑)。それ位の臨時出費は、まあ...。
Posted by 中林20系 at 2008年08月02日 14:49
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