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2014年06月26日

ぶらり銭湯散歩〜何とカラン30個!

これはどちらかというとホームな銭湯です。

かわいい花.JPG

うちから歩いて行けるので、これまでにもときどき伺ってます。
で、歩いていく途中にこのような、何だかかわったかたちのかわいい花を見つけました。
雑草の繁るようなところに咲いてたのですが...誰かが植えたものなんでしょうか。

西原商店街.JPG

"ささはた"エリアには多くの商店街が縦横無尽に存在してますが、ここもそのひとつ・西原商店街です。
まだまだ商店や飲食店も頑張ってます。

こんなお店も現存.JPG

こんなお店も。文具店なのですが、何かこう...こどものゆめが詰まってるように感じます。

千石湯.JPG

今回伺ったのはこの『千石湯』。ここは広々として開放感があります。
何しろカランが30個もあるんです。でもって、脱衣場も洗い場も浴槽も広いですし。
ジェットバスもある通常のお湯の浴槽ともうひとつ、いわゆる薬湯の浴槽もあるのですが、ここは入浴剤ではなく天然のハーブを布袋に入れて浸けているというスペシャルな浴槽なんですよ。
これはちょっと珍しいですよ。まず。香りが好いですし、そして"効きそうな"気がしますし。

商店街には飲食店もありますが、ミニスーパーもありますよ。甲州街道沿いまで出れば大型スーパーもありますが、イオン系になってからは何だか(個人的には)つまんなくなってしまったと思うので、買い物はミニスーパーなどを覗いてみるのも一興かも知れません。


『千石湯』
東京都渋谷区西原2−27−5
03-3466-7219

営業時間 16:00〜24:00
定休日 月曜

2014年06月21日

『上原寄席』33周年 第95回 夏の例会

このところはもう連日に亘る仕事仕事の日々で、数で稼ぐ自営業にとってはありがたい限りでございます。
そいでまあ...休日も無くずーっと連続で仕事なんですよね。10日連続とか...かつては逆だったんですよね、10日連続で仕事が無い、とか。毎月ゴールデンウィークがある、とか。
先日、先輩に仕事を手伝ってもらった際にそんな話をすると、先輩のところも同様とのこと。で、このところの忙しさに違和感を感じると言うのも同様。

「何でしょうね?これ」
「昔はもっともっと、今以上に忙しかったはずなんだけどなぁ」
「あ、もしかして..."忙しい"ってことを忘れてしまってるんじゃないですかね、われわれは」
「あー、それだよ確かに。暇過ぎてもなんとなくやって行けてれば、むしろその暇生活に慣れちゃうしね」


(注記)決して怠け者なわけではありません。仕事したくても仕事自体が激減してた時期ってのが、業界的にあったのです。

という...忙しくて忙しくて、時間があれば心身ともに休めたい...そんな日々ですが、こればかりは外すわけにはいかないのが歩いて通える地域寄席『上原寄席』の例会でございます。
逆にあれですよ、そういうときこそ落語でリラックスして、今後への英気を養う、とかね。

三遊亭わん丈 『薬缶』
三遊亭歌太郎 『お菊の皿』

〜仲入り〜

古今亭菊志ん 『替り目』
桂文生 『青菜』


今回の番組は全て落語でした。で、興味津々だったのが、実は前座のわん丈さん。その名からお判りのように円丈師匠のお弟子さんなのですが、このかたは師匠の古典の高座を観て弟子入りを決意されたらしいんですよ!
時代は変わったなぁ...いやいや、師匠の古典もすごいのですが、わたしのような世代だとやっぱり、円丈師匠と言えば新作なんですよね。プークでの『落語21』に通ってた身ですから。

演目は『薬缶』。何かもう基礎が出来上がってて、すでに前座の芸ではない感じでした。でもってそもそも、江戸古典落語が好きなんでしょうね。
で、せっかく円丈師匠の門下となったわけですから、新作にもチャレンジしていただきたいものです。ちなみに、滋賀県初の江戸落語家だそうです(笑)。

歌太郎さんは...マクラからくすぐりまで随所に尾篭な根多が...ってのがちょいと何でしたが、『お菊の皿』は季節柄ですね。
この噺に関しては喬太郎師匠のそれが強烈なアレンジを施されてて爆笑したものですが、お菊ちゃんのアイドル化を如何にオリジナルで面白くするかが縁者の腕の見せ所なのかも知れません。
歌太郎さんのそれも、なかなかぶっ飛んでました。

菊志ん師匠世代は二つ目のころに観まくってたのですが、この世代の皆さんも今や真打ちなんですよね。
演目は『替り目』でしたが、「お前まだそこにいたのかよ」のところで切っておられました。わたしもここで切るほうが好きです。最後まで演らないと演目の意味が解らないのですが、ここがピークで切りどころだと思うんですよね。

主任は文生師匠。通風の悪化が膝にきているそうで、座布団ではなく椅子での高座でした。
各師匠の思い出話が続いたので漫談で終わるかと思いきや、そこから自然に『青菜』へ。
これもまた季節根多でもありますが、お屋敷でのエピソードでは涼しげな好い風が吹くような...そんな気持ちよさがありました。さすがです。


今回も皆さん、それぞれの個性が活きた面白い高座でした。で、いつものように客席も満員でしたし。
で、演者からの発言にもありましたが、客層的に高齢女性が多いんですね。まあ地域寄席ですから高齢者自体が多いのですが。

(注記)最近は30〜40代と思われる世代も増えましたけどね

そこで、ちょっと面白いなと思ったのが...『替り目』でよく笑うんですよ、その方々が。夫婦のやり取りにもう、爆笑苦笑でいちいち大ウケ!
常連さんが多い会だし、有名な演目だから世代的にも皆さん噺の筋はもちろんご存知でしょうし、そう思えば当然なのかも知れないのですが。
それより何より、やっぱり"そういうことが昔あった"とか、そういった体験も関係してるのかも?と深読みしてみたり。そうなると「お前まだそこにいたのかよ」のところは最高のカタルシスですしね。


落語会、客層を見て《笑いのポイント》に注目してみるのも面白いかも知れません。
いつもながら充実した会でした。さ、明日からの仕事も頑張るか!

2014年06月19日

面白い!『ザ・トム・ウェイツ・マップ』

これは親友のみやっちさんから情報をいただきました。
トム・ウェイツの曲にはよく具体的な地名が出てきたりしますが、そういった地名をグーグルマップに落とし込んで"トムの世界地図"(=両方の意味で)を作っちゃったかたがいらっしゃるんですよ。

『The Tom Waits Map』

地名が曲名に含まれてるところでは『サンディエゴ・セレナーデ』とか『トム・トラバーツ・ブルース(コペンハーゲンで泥酔して)』や、そのままズバリの『シンガポール』なんて思い出しますが、涙無くしては聴けない『ミネアポリスの娼婦からのクリスマスカード』なんてのもありますよね。

で、地図からも、地名からも、曲名からも引けるようになってます。使い勝手も考えられてますね。
スウェーデンのかたが作られたことが作者のツイッターから判りましたが、全くもってありがたいことですよ。

トム・ウェイツファンの同志皆さま、酒を片手に楽しみましょう♪

2014年06月17日

ぶらり銭湯散歩〜あるもんですねぇ!湘南でひとっ風呂

最近は神奈川の会社からいただく仕事も都内のそればかりで、あまり神奈川に伺う機会も少なくなってきたなと言ったようなことを以前に書きましたが、その思いが天に通じたか(←何だ?これ)、久々に湘南界隈での仕事に呼んでいただきました。

で、待ち合わせが藤沢駅だったので、帰りもそこでバイバイ、と。
もしかしたら...いや、無いかなー...いや、あったりして...とか思って、前もって調べたんですよ、銭湯の存在を。
そしたら...何と藤沢駅近くにありました。だったらもう、小田急線に乗る前に、銭湯でサッパリしてから、と。でもって『さいか屋』地下の崎陽軒で何がしかを買って、と。

今やマンション通り.JPG

結果的に『お風呂セット』持参で仕事に行って、帰りは銭湯を楽しんで崎陽軒で美味しいモノを買って...何しに行ってんだか(笑)。いや、ちゃんと働いてますよ。

この界隈、商店街ではあるのですが、印象としてはマンション銀座と化してます...って、このしろまるしろまる銀座って表現も古いか...と思いきや、実はここが藤沢銀座なんですね。

ちょいと驚きつつも到着。駅から徒歩7分の『富士見湯』です。

富士見湯.JPG

上がマンションとかビルになってるタイプの物件ですが、そういった手法で生き残ってくださることに感謝ですよ。
で、そういった銭湯って結構天井が低めだったりしますが(=とはいえ、一般の物件よりは高いですよ)、ここはなかなかに好い空間を確保してました。
カランは最近よくある健康ランド系なタイプでしたが、その分隣とのクリアランスに余裕があるので、使い勝手は好いと思います。

泡風呂各種が充実してましたし、カランがこのタイプってことを考えれば...ご近所系で言えば『湯の楽 代田橋』の、日替わりのうち左側の『かぐらの湯』と似てるな...そんなこともついつい思い出してしまった、そんな湘南の銭湯でした。
あと、特筆すべきは脱衣場のロッカーが何だかやたらと大きかったこと。仕事の関係でそこそこ大きめなザック(=とはいえ35ℓですが)を背負っての訪問でしたが、余裕で入りました。

ほいでですね、わたしが伺った水曜日はですね、イベントとして地元高齢者は100円-!みたいな日だったんですよ。
到着時、下足箱に余裕が無く、こりゃ混んでるのか?と思ったところで、高齢男性がぞろぞろと出てきたので(=しかも大人数!)、今がチャンスと突入いたしましたが。
で、そこそこ空いたところで利用できた、と。

オデヲン座.JPG

到着時はすぐそばまでクルマで送ってもらったのですが、帰りは駅に向かって藤沢銀座を歩いたわけです。そしたら、このようなものを発見しました。
近年まで映画館があったらしいのですが、これは昭和12〜15年ころの写真。
こういった写真のストリート展示は、街好きには何だか嬉しいですね。


何だか面白かった『富士見湯』探訪でした。地元高齢者の社交場としても、ここは末永く営業を続けてっていただきたいと思いましたよ。
また仕事であの辺に呼ばれて藤沢駅解散だったら、再訪したいなと思いましたよ。


『富士見湯』
住所:藤沢市藤沢1003-8
TEL:0466-23-4656
FAX:0466-28-2651
営業時間:15:00〜23:20
定休日:毎月1日・10日・20日
アクセス:藤沢駅北口徒歩7分
駐車場:なし
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