オリックスが将来の選手兼任監督も視野に、2014年オフにイチロー外野手(40)の獲得を目指すプランを温めていることが31日、分かった。復帰後は、本人が納得するまで現役を続けてもらう意向で、球団再建の切り札として考えている。
イチローは毎年、オリックスの球団施設で自主トレを行っており"つながり"は深いままだ。
球団幹部の一人は「彼の意思もあるが、最後はオリックスで現役を終えてほしい。長期的に球団を見てもらう準備もしています」と明言。
94年から7年連続首位打者を獲得し、01年からメジャーでプレーを続けるスーパースターが、
早ければ15年のシーズンから再びオリックスのユニホームを着るかもしれない。
さらに球団はイチローとともに96年の日本一に貢献した田口ら95、96年のリーグ連覇メンバーを中心に将来のチームスタッフを固める方針を持っている。
「選手としても一流で、他にない経験もしている。すべてを伝えていってほしい」と同幹部は話した。
今オフは巨人を自由契約になった谷も8年ぶりに古巣復帰。
数年後には、イチロー監督、田口ヘッドコーチ、谷打撃コーチの夢のような布陣が完成する可能性もある。
かつてのスターを集結させ、オリックスが新黄金時代を目指すつもりだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20140101-OHT1T00008.htm