阪神・和田豊監督(51)が27日、3年契約最終年の来季のノルマに「甲子園での貯金20」を課された。中村勝広GM(64)が2年連続で負け越した聖地での戦いを猛省。
クリアすれば08年来、6年ぶりとなる高いハードルを設定した。また、順調なら来シーズン中にFA権利を取得する能見篤史投手(34)は、甲子園でのトークショーでファンに"生涯縦じま"を誓った。
流出の可能性もある能見の注目発言に大歓声が起きた。「20代で取っていたら悩むと思うけど、来年で35ですよ。タイガースにはいると思いますよ」。
180人のファンを集めてのトークイベント。来季中に取得予定のFA権利に対する考え方を明かした。
18日には複数年契約を結ばず、年俸1億5000万円(推定)の単年契約で更改。「何も考えてない。(FAを)取ったことがないから分からない」と、白紙を強調していたが、"阪神愛"が勝っていることを示した。
この日は、沈着冷静な印象を覆すように、ざっくばらんなトークを展開。登板のなかったCS第1ステージは「行くなら1戦目かなと思った。
マエケンとは投げ合いたかった」と告白。12年に「アイ・ドント・ライク能見サン」発言があったマートンとの関係については「めっちゃ仲がいいですからね」と笑いも誘った。
「巨人だけじゃなく、他のチームも倒さないと。優勝に向かってやっていきたい」。
プロ1年目の05年以来となるV奪回まで宣言。虎のエースが、ちょっぴり早いお年玉を届けた。
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