2009年6月
「子供達は夜と遊ぶ」を読みました
子どもたちは夜と遊ぶ(上)
買ったきっかけ:
凍りのくじら、スロウハイツの神様、を読んでまだもうちょっと読めそうだったから。
感想:
まず、「月子」という名前に違和感。「浅葱」という名前もギリセーフなんだけど、月子とセットだとどうも同人誌っぽいというか。
兄弟というのを気付かない、という設定には無理が有り過ぎるのでは?
それでも、なんだかやるせない、狂おしい感じは伝わってきた。文は嫌いじゃないので、できれば「あっち」へ行かずに沢山本を書いて欲しいな。
著者:辻村 深月
2009年6月 8日 (月) 書籍・雑誌 | 固定リンク
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「スロウハイツの神様」を読みました
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)
買ったきっかけ:
「凍りのくじら」を読んで。意外によかったので。
感想:
なんだよ、結局みんな才能あって大成功?成功できない凡人はお呼びでないのか〜!?・・・・なんてちょっと読後落ち込んでしまうかも。
でも、このラストに持って行く為の伏線が沢山あったのが最後まで読むとよく分かる。あぁ、やっぱり、なんて少し楽しい。
おすすめポイント:
「コウちゃん」のカリスマ度がちょっとイメージできにくかった。似たような憧れ対象が実在する人にはどんぴしゃでハマるのかも。
文体は結構すき。
著者:辻村 深月
2009年6月 4日 (木) 書籍・雑誌 | 固定リンク
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「Cの福音」を読みました
Cの福音 (角川文庫)
買ったきっかけ:
「悪人」が主人公という謳い文句。なんだかハードボイルドっぽい題名に作者名。
感想:
アメリカで天涯孤独になった朝倉恭介が「悪」の世界の階段をあがっていく。恭介が発案した麻薬の密輸方法は律儀な日本人の性格を利用し、関税法の盲点をついたもの、だったらしい。この方法は続くシリーズの本の中でもやたら絶賛されるけど、いまいちスゴイ計画なのか分からない。
第一、「鸚鵡」と呼ばれる情報提供者を荷主会社内に作って積荷の情報を流す(この情報抜きには計画は成り立たない)けれど、「鸚鵡」が日本の警察に麻薬所持で捕まるリスクが高すぎるし、第二に、メールのやり取りが残っていていくらサーバを経由したとしても、事が起きた時に本書にある様に「とかげのしっぽ切りの様にするりと」逃げられるとは思えない。
いじいじと文句を言ってみたけど、読み始めるとシリーズを読ませてしまう力のある本だと思う。読んでいると知らぬ間に恭介サイドで考えてしまっていたり。覚せい剤を国内に持ち込む悪いやつなのに!
著者:楡 周平
2009年6月 4日 (木) 書籍・雑誌 | 固定リンク
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