「東京工科大生によるものづくり教室」、本番!!(由井プロジェクト)
2019年12月26日 (木) | 固定リンク | 0 投稿者: 学生活動スタッフ
皆さんこんにちは!由井プログラムプロジェクトメンバーのヘンミです。
今回は、ついに本番を迎えた由井プログラム内のモノづくり教室についてご紹介していきます!
参加者のほとんどが小学生で、終始元気いっぱいな姿を見せてくれました!
会場準備は朝9時からスタート。
スライムチームは、ごみ袋を開き、養生テープで机に貼りました。これは机が汚れないようにするためです。
また、スライムを作成する過程で必要な材料を机に配置しました。
扇子チームは扇子の骨組みや紙と、絵を描くための鉛筆やシールを別の机に配置していました。
これは作業工程を分けるためであり、スムーズな進行を行うための工夫です。
3DCGカードチームは、PCで3Dカードを作成するため、机といすを使用するPCの数だけ用意していました。
また、グリーンバックの環境を作るためにパーテーションにグリーンの布をかけていました。
10時からは、全体ミーティングを行い、当日のお手伝いに来ていただいた方々と顔合わせ。
どなたも親切で親しみやすかったため、とても助かりました!
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スタート時間は11時からを予定していましたが、参加する子どもたちが予定より早く到着したため、10時半にものづくり教室スタート!
説明を受けてからまず参加者が集まったのは、やはりスライムづくりでした!
多くの人気YouTuberがスライムを作成する動画をアップロードしている影響かな笑
スライムチームでは、まずスライムがどのように作成されているか説明しました。
小学生にも理解できるように図などを使って分かりやすさを重視。説明担当者は白衣を着ていて、それっぽさを出していましたね笑
説明を聞き終わった子たちから順番にスライム作りに着手。
スライムの材料を配布する際は、名前を聞いて、作成後に誰のスライムか区別できるように材料を入れていくコップに名前を書きました。
次に、スライムに色を付けるための絵の具やラメ、ビーズなど選んでもらいました。
選んだ材料は、ホウ砂と水が入っている自分のコップに入れていきます。
2色以上の絵具を混ぜる子がいれば、無色にビーズとラメだけを選ぶ子もいて、見ていてその子の個性がよく分かって面白かったです笑
最後に、コップの中身を混ぜながら洗濯のりを入れました。
安全面に配慮し、参加者には混ぜる作業だけを行ってもらい、だんだんとスライムになっていく変化を楽しんでもらいました。
全ての材料を混ぜ終えたら、ブルーシートの上で思い思いにスライムを使って遊びます!
その時に、片栗粉と水を混ぜ合わせたダイラタント流体にも触れてみます。
ダイラタント流体は、手で握ると固まって離したらドロドロになる不思議な物質で、実際に触った参加者はみんな楽しそうでしたね笑
スライムと見た目は一緒だけど触ると全然違う、この違いを体験してもらおうという狙いで準備をしました。
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扇子チームは、扇子の作成と、扇子を投げて遊ぶ投扇興という昔ながらの遊びで参加者を楽しませていました。
まず、画用紙を渡して扇子の形の枠に鉛筆やシールでデザインを書いていきます。これが思い思いのデザインになります。
次に、あらかじめ作っておいた割りばしと輪ゴムで作成した骨組みに自分でデザインした紙を貼ります。
特に女の子はシールや鉛筆を使って凝ったものを作成していましたね。
出来上がった扇子を使って、投扇興ゲームにチャレンジ!
この日に行った投扇興は、ルールを簡単にし、小学生にも理解しやすいようにしました。
紙パックで作成した土台の上にダンボールで作成した的を置き、扇子と的の倒れ方で点数を競います。
机の上に身を乗り出してまで得点を取ろうとする姿や、体を使って遊んでいる子どもたちの姿を見ていると楽しさが伝わってきて、企画して良かったーと思います。
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3DCGカードチームのブースでは、パソコンを使って世界に1つだけのオリジナルカード作りを体験。
まず、あらかじめ用意した背景を選んでいきます。
この8種類以外にも背景の選択肢があり、選ぶ時からみんな真剣です。
次にパソコン上にある図形を画面上に並べてその配色を自分で選びます。
このようにして作られた3DCGのデザインをプリンターで印刷してカードを作成していました。
また、グリーンバックを使ったクロマキー合成も行っていました。
リゾート地や天気予報を背景に自分の姿を映したポストカードを作ることができます。
こちらも参加者は大興奮で、グリーンバックの前で様々なポーズをとっている姿を見ていると微笑ましかったです笑
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3つのブースで準備したモノづくり教室は、無事に終了しました!
ブースによっては材料がすべてなくなるほど好評で参加者、私たちともに満足する結果になりました!
今回の貴重な経験を生かして今後何かを企画作りをする際にも役立てていきたいと思います!
以上、モノづくり教室の実施報告でした!