金山見学(佐渡サービスラーニング2日目:国中班)
2017年9月11日 (月) | 固定リンク | 0 投稿者: 学生活動スタッフ
佐渡といえばトキ、ですが、金山も忘れてはなりません。
今回の活動全体をコーディネートしてくださった仲川純子さん(佐渡生きもの語り研究所理事長)曰く,
「金山とトキは深い関係があるのですよ」
これが今回のクイズです。
風が吹けば桶屋が儲かるならぬ,金が取れればトキが増える?トキは金の卵を産む??
というわけで、国中班は2日目午前、具体的な作業から離れて佐渡金山の見学に行きました。
金山に近づいて目前に現れたのが、この怪しい地形。
「道遊の割戸」というものです。
金を含む地層を人力で掘っているうちにこんなことになってしまったとか。
地元の方は「われと」と呼んでいるそうですが、割れたんじゃなくて人の力で割ったんだろ、ということで、最近では「わりと」と呼ぶことになっているんだとか。圧巻ですね。
金山では暗く湿った坑道をたどれるようになっていて、そこを巡りながら、金銀を求めた人々の過酷であったろう仕事ぶりをうかがい知ることができました。
人だかりができているところがあって,何だろうかと思ったら,
6000万円相当の金塊を狭い穴から取り出せたら頂戴できる!(金塊でなく記念品を...)
というアトラクションでした。
筋力と知恵がいるようでした。残念ながら今回は誰も成功せず。
今後の実習と大学での勉強で両者を鍛えねば...
では、最初のクイズの答といきましょう。
金が取れる
↓
人が集まる
↓
食べるために田畑が開墾される
↓
トキの餌場が増えてトキも増える
ということでした。
トキは警戒心の強い鳥で、人のそばにいるわけではないらしいのですが、里山のような人の環境に親和的な生き物なのですね。
リフレッシュは終わり、午後からまた作業へ戻ります
(加用)