2025年7月
研究のフィールドを世界へ 〜国際学会と教育現場から〜
皆さん、こんにちは。工業デザインコース講師の相野谷威雄です。
今回は、私の研究活動における重要なテーマの一つである「海外での取り組み」についてお話しします。
研究者として、私は年に数回、海外で学会発表や教育活動を行っています。最新の研究動向を把握することはもちろんですが、自分の研究が国際的な場でどのように評価されるのかを知ることも、大きな目的の一つです。
アメリカ・ワシントンDCでHCII2024の発表風景
今年度は、アメリカで開催された「HCII 2024」、ポーランドでの「CISIM」学会で研究発表を行い、さらに、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ近郊にあるAUS(American University of Sharjah)では、工学部の起業家育成プログラムで授業を担当しました。
AUSでの講義風景
研究の現場では、英語でのコミュニケーションが基本となります。しかし、同じ研究分野の仲間であれば、専門用語を共有しながら深いディスカッションができます。一方で、同じテーマを扱っていても、国や社会環境の違いによって異なる解釈や応用方法が生まれることが多く、そこから新たな視点やアイデアを得ることもできます。
AUSで実施した「光を使ったプロダクト開発」の授業風景
現在、世界的にデザインへの注目が高まっています。
工学研究の成果を社会に還元し、ビジネスとして展開する際に、「デザイン思考」や「アート思考」が不可欠だという考え方が広がっているのです。
皆さんも、ぜひグローバルな視野を持って、研究活動に挑戦してみませんか?
世界には、まだ知られていない新たな発見と可能性が無限に広がっています。
投稿者 design_staff 日時 2025年7月21日 (月) | 固定リンク
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