JSSA音楽祭2024でライブパフォーマンスを行いました!
投稿者 design_staff 日時 2024年10月14日 (月) | 固定リンク
こんにちは! デザイン学部情報デザインコース講師、井藤雄一です。
今回は教員の研究活動について報告します。
2024年9月28日(土)、「JSSA先端芸術音楽創作学会 第55回研究会」と「JSSA音楽祭2024」に情報デザインコースの松村誠一郎教授と一緒に参加してきました。
JSSA先端芸術音楽創作学会は、コンピュータを使った音楽(先端芸術音楽)の研究を行う学会です。今回の研究会では、口頭発表だけでなく、コンサートでのライブパフォーマンスも行う「Peace and Paper方式」が特徴的でした。研究発表とライブパフォーマンスを組み合わせたユニークな形式です。
「JSSA音楽祭2024」は八王子にあるライブハウス「MatchVox」で開催され、大音量のパフォーマンスで会場は大いに盛り上がりました。
私は「サンプリング音楽」についての研究発表とパフォーマンスをおこないました。サンプリングとは、既存の音楽の一部を使って新しい音楽を作り出す手法です。この手法が音響デザインに新たな視点をもたらすと考え、私の研究のひとつとして続けています。発表では、私がMaxというプログラミング環境で開発したプログラムについて説明し、ライブパフォーマンスではそのプログラムとコンピュータを使って音楽を披露しました。
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コンピュータを利用した井藤のパフォーマンスの様子(Photo: 木村明日香)
松村教授は「RR(Radio Receiver)」というプログラムを利用した作品についての研究発表とパフォーマンスをされました。これは、ラジオからの出力音を音楽のための素材として使うライブパフォーマンスです。ラジオで受信している音をコンピュータにサンプリング(録音)して取り込み、PureDataで作った独自のプログラムで音楽として即興で再構成していました。チューニング中の音やノイズさえも音楽に変えるというコンセプトの作品です。
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ラジオを利用した松村教授のパフォーマンスの様子(Photo: 木村明日香)
他にも多くの発表やライブパフォーマンスが行われ、音や音楽に対するデザインの工夫によって生まれる新しい表現が楽しめました。ライブ終了後は多くの参加者と意見交換をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
このように教員は、デザインと社会に関わる幅広いフィールドで技術の発展やデザインの可能性について日頃研究活動を行っています。
詳しい研究発表の内容は、以下のリンクからご覧いただけます。
https://jssa.info/publication#ja
松村誠一郎教授の活動についてはこちらをご覧ください
https://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/ds/portfolio.html?id=15
井藤雄一 講師の活動についてはこちらをご覧ください
https://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/ds/portfolio.html?id=44
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