CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界
第8話 コンピュータゲームにおける「新たな遊び」の発見
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。
最近は妙に忙しい日が続いているのですが、ついにディスガイア4(株式会社 日本一ソフトウエア)のプレイ時間が大変なことになりました。
(6月26日に向けたラストスパートはどこへ???)そして129時間・・・。
1人でも「復活」させてしまったらリセットという方針だったため、実際のプレイ時間はこれよりもずっと長いと思います。
なお、松下的ルールにより攻略本ならびにインターネットの参照は一切不可です。
このゲームはステージ毎に設定された勝利条件を達成しつつ、シナリオに沿ったゴール(エンディング)を目指すというもので、
シミュレーションRPG(ロールプレイングゲーム)と呼ばれています。
そして、普通に考えればエンディングを見ればゲーム終了・・・のはずなのですが。
せいぜいレベル200くらいまででゲーム終了なのに、2380まで行ってしまっています。
もちろん、最初の写真で「後日談」と表示されていることからも分かるように、新たな勝利条件が次々と出現してきているわけですが、
単なるステージクリアゲームであれば、129時間に到達する前に真のゲームオーバーを迎えていたはずです。
コンピュータゲームに限らず、これまでに流行した「遊び」には何か共通する要素があるのだと思います。
その1つは、「遊び」の中から新しい「遊び」がつくりだされることではないでしょうか?
(意味もなく、「日本一」とかかれた屋台の屋根にキャラを並べてみるとか・・・)
Soichiro C. Matsushita
******** コンピュータサイエンス学部ファンの皆様へ ********
毎度、ご愛読いただいている「コンピュータサイエンス学部教員の日記」は、
今後は、月曜の掲載となります。
引き続き、ブログのチェック、よろしくお願いいたします!
(ブログ編集長Mより) m(_ _)m
2011年6月13日 (月)
コメント
ディスガイア4、すごいやり込み度ですね...
遊びの中で遊びを作り出せるのはゲーム内での自由度が上がっているからだと思います。
昔のハードではハードの性能や供給媒体の容量の制限があったためゲーム内で出来ることは限られていました。ドラゴンクエスト1の最大所持金が65535ゴールドと16進数のFFFFになるのもその制限が理由です。
しかし、今はハード、供給媒体共にかなり進化しました。そのおかげで現在のようなレベルやダメージの最大値が多くなったり、その他機能を増やす事が出来ました。
機能や操作等が増えればユーザーが出来ることが増えます。ユーザーが出来る事が増えればそれだけ色々な遊び方が増えると思います。それはとても良い事であり、また、ユーザーは遊びの中で遊びを考える中で発想力が養えるのではないかと思います。
私は1しかやってないのですディスガイア4面白そうですね。やりたいのですがPS3を買っておらず...しかも年度末にPSVITAを買おうと思っていたりとプレイ出来るようになるのはまだまだ後になりそうです。
投稿: K.I.H | 2011年6月16日 (木) 19:11
コメントありがとうございます。
この松下教授、わが学部の要職を担いつつ、エキサイティングな講義を展開し、研究もバッチリ進めておられます。教授になられる前は、なんとゲーム機○しろまる○しろまる○しろまるSTATIONの開発に携わっておられました。
是非、一度、わが学部に遊びに来ていただき、ゲーム談義をしていただければ幸いです。
今後とも、「ブログ月曜連載」ならびに「東京工科大学」をよろしくおねがいいたします!
投稿: 編集長M | 2011年6月16日 (木) 23:49