2021年7月
キャンパスの野生動物
2021年07月12日 | 固定リンク
東京工科大学のまわりには自然がたくさんあります。キャンパスは常に整備されていて大変綺麗ですが、キャンパスを出で少し歩くと結構な林があったりします。最近はあまり見かけないのですが、少し前には夕方になるとキャンパス内で野生のウサギを見ることができました。
きっと、キャンパスにはもっと多くの野生動物がいるはずだと思い、学生と一緒にキャンパス内の野生動物を調査したことがあります。赤外線に反応して自動的に撮影してくれるカメラを何台か設置して野生動物の姿を撮影しました。その結果、ウサギ、タヌキ、アナグマ、アライグマ、ハクビシンなどがいることがわかりました。さすがに、イノシシ、シカ、クマなどの大型は見られませんでしたが、結構な種類の野生動物が見られたのは驚きでした。
撮影してみてわかったのですが、撮影は意外と難しいです。やたらと林にカメラを仕掛けてもなかなか写りません。しかし、ナイスな撮影スポットを見つけると頻繁に写ります。このことから、彼らはある程度決まった場所を移動していると想像できます。また、場所によって野生動物の現れる頻度も違いました。ここのカメラにはアナグマがよく写るが、別のカメラにはタヌキばっかり、みたいな感じです。適度に棲み分けしているのではないかと想像できます。
ここに書いた動物は特段珍しくもなく、動物園にいたらスルーしてしまうかもしれません。しかし、こうやって彼らと向き合ってみると発見することがたくさんあります。
1枚目の写真は外来種のアライグマで、しっぽの縞模様に特徴があります。多くは写りませんでしたが、きっとこの辺りに住み着いているのでしょう。どこからかやってきたのか気になります。2枚目は、???です。耳と鼻が大きい猫?スリムな犬?心当たりのあるひとは応用生物秋元まで。
化学基礎実験
2021年07月09日 | 固定リンク
4度目の緊急事態宣言発出が決定された東京都ですが、応用生物学部では「1クラスあたりの人数を減らす」「換気の徹底」「入室時の消毒・検温」「器具のアルコール消毒の徹底」「マスク着用の徹底」など万全な対策を取ることで、前期対面での実験を続けてきました。前期前半の「微生物学基礎実験」に続き、後半は「化学基礎実験」です。正確な実験操作・データ処理の仕方を学びます。
この日は「中和滴定」の実験を行いました。「キレート滴定」の実験を既にしているので、滴定操作はバッチリなようです。
教員、実験講師、実験助手、TA(大学院生)が協力して細やかな実験指導を行なっています(写真は木曜日チーム。矢野先生は滴定中です...?)。
夏休みももうすぐ。後少し頑張りましょう!