2014年3月
東京工科大学の先輩からのメッセージ(2014年その3)
2014年03月28日 | 固定リンク
みなさんの高校を卒業して東京工科大学応用生物学部と大学院で活躍している先輩の近況を今年も紹介します。今日は2014年の第3回目です。
今回は1人だけですが、過去のメッセージも是非見てみてください。
みなさんの先輩たちが卒業研究や修士研究で行った内容、サークル活動などの大学生活についての情報や就職先などを知ることができます。後輩のみなさんへのメッセージもあります。
クリックするとPDFファイルが開きます。
-----
美科学(前田)研究室
秋田県立本荘高等学校卒の先輩 「motegi_at_maeda.pdf」をダウンロード
-----
東京工科大学の先輩からのメッセージ(2014年その2)
2014年03月25日 | 固定リンク
みなさんの高校を卒業して東京工科大学応用生物学部と大学院で活躍している先輩の近況を今年も紹介します。今日は2014年の第2回目です。
みなさんの先輩たちが卒業研究や修士研究で行った内容、サークル活動などの大学生活についての情報や就職先などを知ることができます。後輩のみなさんへのメッセージもあります。今回は3名の先輩からのメッセージです。あなたの高校の先輩もいるかもしれませんよ。
クリックするとPDFファイルが開きます。
-----
生体成分計測(後藤・鈴木)研究室
東京都立立川高等学校卒の先輩 「kobayashi_at_goto.pdf」をダウンロード
-----
応用微生物学(西野)研究室
東京都立府中西高等学校卒の先輩 「terada_at_nishino.pdf」をダウンロード
-----
光老化(正木)研究室
八王子実践高等学校卒の先輩 「kaji_at_masaki.pdf」をダウンロード
-----
2013年度卒業式(2014年3月20日)
2014年03月20日 | 固定リンク
今日は卒業式です。
10:30より体育館で卒業(修了)証書授与式がありました。
今年は、蒲田キャンパスの新学部(医療保健学部とデザイン学部)の第1期の卒業生が加わり、卒業生が1400人以上の大規模な式となりました。
片柳理事長、軽部学長と来賓の方の挨拶をいただき、各学部、学科、専攻の代表に卒業(修了)証書が授与され、答辞が述べられました。
生憎の雨でしたが、女子学生ははかま姿が多く見た目にも華やかでした。また、各学部、学科の総代(成績第1位)は8人中5人が女性で女性の活躍が目立ちました。
それぞれが社会に出てからも広い意味での勉強を続け、活躍されることを祈念します。
最近の出張講義(2014年3月)
2014年03月19日 | 固定リンク
応用生物学部教員による最近の出張講義を紹介します。
ご希望に沿った分野・テーマの講義を行います。 学校行事の進路指導の一環ではなくても、化学や生物、総合的な学習の1回として1クラスだけで授業することも可能です。
出張講義にかかる費用はすべて本学で負担します。出張講義を希望される方は、お気軽に大学広報課(メール:pr@so.teu.ac.jp または、0120-444-903(フリーダイヤル))までご相談ください。遠地の高校でも前向きに検討しますのでご相談ください。
--------------------------------------
3/13(木) 埼玉県私立高等学校
担当:村松 宏 先生
講義のテーマ:動物細胞や微生物を用いる実験
-----
3/17(月) 埼玉県立高等学校
担当:遠藤 泰志 先生
講義のテーマ:毒と薬
-----
3/18(火) 東京都立高等学校
担当:西野 智彦 先生
講義のテーマ:発酵で活躍する微生物
-----
3/18(火) 東京都立府高等学校
担当:加藤 輝 先生
講義のテーマ:DNAってどんなもの?
-----
東京工科大学の先輩からのメッセージ(2014年その1)
2014年03月18日 | 固定リンク
みなさんの高校を卒業して東京工科大学応用生物学部と大学院で活躍している先輩の近況を今年も紹介します。今日は2014年の第1回目です。
みなさんの先輩たちが卒業研究や修士研究で行った内容、サークル活動などの大学生活についての情報や就職先などを知ることができます。後輩のみなさんへのメッセージもあります。今回は6名の先輩からのメッセージです。あなたの高校の先輩もいるかもしれませんよ。
クリックするとPDFファイルが開きます。
-----
応用微生物学(西野)研究室
東京都立石神井高等学校卒の先輩 「maeda_at_nishino.pdf」をダウンロード
神奈川県立松陽高校卒の先輩 「kaneko_at_nishino.pdf」をダウンロード
-----
生物創薬(佐藤)研究室
麻布大学付属淵野辺高等学校卒の先輩 「shiga_at_sato.pdf」をダウンロード
-----
環境バイオ(斉木・鈴木)研究室
茨城県立日立第一高等学校卒の先輩 「sasaki_at_saiki.pdf」をダウンロード
-----
機能性RNA工学(杉山)研究室
埼玉県立豊岡高等学校卒の先輩 「yamamoto_at_sugiyama.pdf」をダウンロード
-----
植物工学(多田・来須)研究室
神奈川県立川和高等学校卒の先輩 「kato_at_tada.pdf」をダウンロード
-----
微生物の名前
2014年03月03日 | 固定リンク
大学に入学したばかりの学生さんに「知っている微生物の名前は何?」と聞くと、「大腸菌、納豆菌、酵母、乳酸菌」などの答えが多くかえってきます。これらの名前は間違っているわけではありませんが、これらの名前は慣用名という、その微生物の性質を示した通称のようなものであり、学問の世界では「学名」なる別の正式な名前を持っています。
学名はラテン語やギリシャ語などで表記されることが多く、非常に覚えにくく、読みにくくなっています。しかし、この学名は世界共通のものなので学名表記にすることで世界中の研究者が何の菌について説明しているかわかってくれます。
この学名表記で記すと、大腸菌は Escherichia coli、ビール酵母はSaccharomyces cerevisiaeとなります。大腸菌のEscherichiaは属、coliは種という生物分類学上の分類階級をあらわしています。わかりやすくたとえるなら、属は人間の姓、種は名前のようなものです。
このラテン語による表記は、とっつきにくいものですが、その意味をたどると面白いことが分ります。たとえば、大腸菌の学名Escherichia coliのEscherichiaはオーストリアのEscherichさんが発見したこと、coliはラテン語の大腸を意味しています。つまり、直訳すると「Escherichさんが大腸から発見した微生物」となります。意外と単純です。
このように、微生物の名前は、その発見者、発見された場所、その性質(形態、熱に強いなど)を反映したものが多く、調べるとそれなりに楽しいものです。
今回は変わった名前がついている微生物を紹介します。今年の冬もインフルエンザは猛威をふるいましたが、微生物にはインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)という名前の菌があります。ここで「あれ?」とおかしいことに気が付いた人がいるかもしれません。「たしか、インフルエンザってインフルエンザ・ウイルスに感染することによっておこるのでは?」と。
そう、実はインフルエンザ菌はインフルエンザの病原体ではありません。インフルエンザ菌は1891年にヨーロッパでインフルエンザが大流行したときに、「間違って病原体と判断された」菌なのです。発見後、しばらくはインフルエンザの病原体は、インフルエンザ菌と考えられていたのですが、後の1933年の研究でインフルエンザは「ウイルスによって発症するものである」ことがわかりました。
しかし、インフルエンザ菌の名前だけは何故か現在も残ったままです。たしかに、インフルエンザにかかった時に検出されることもある菌なのですが、、、
普通は改名されそうなものですが、不思議なものです。
ちなみに、Haemophilus influenzaeのHaemophilusとは「血液を好む」ことを意味します。これは、インフルエンザ菌が生育に血液成分を必要とすることから名づけられています。
西野