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CASE12
某フィルム加工製造会社 様「熱媒油ボイラの省エネ」
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CASE13
某食品関連会社 様「蒸気ボイラを使用し、生産廃水を有効活用」
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CASE14
Thai Nakhon Pattana CO., LTD. 様「海外ユーザーへ高性能・高効率機器の導入」
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CASE15
東日本旅客鉃道株式会社 様「雪害対策としての"散水消雪設備"」
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CASE16
デアイシングカー「冬期の飛行機の安全を守る除雪・除氷車」
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CASE17-1
陸上自衛隊 様「隊員の生活環境を支えるボイラ」
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CASE17-2
海上自衛隊 様「機関や隊員の生活用の熱源である補助ボイラ」
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CASE17-3
航空自衛隊 様「高度な品質管理が要求される環境の暖房装置」
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CASE1
一般社団法人 日本血液製剤機構 京都工場 様「高性能貫流ボイラと安心のメンテナンス」
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CASE2
刈谷プラザホテル 様「超高効率"潜熱回収型真空式温水発生機"導入」
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CASE3
倉敷由加温泉ホテル 山桃花 様「ヒートポンプによる省エネルギー」
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CASE4
医療法人三星会 大倉山記念病院 様「システムの最適化」
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CASE5
キリンビール株式会社 北海道千歳工場 様「省エネルギーと作業環境の改善」
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CASE6
株式会社サンワリネン 様「高効率な簡易ボイラで最適な設備に更新」
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CASE7
特別養護老人ホームあたみホーム 様「給湯と暖房をボイラによる24時間供給に改善」
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CASE8
北見赤十字病院 様「燃料切替専焼ボイラの導入」
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CASE9
旭化成株式会社 大分工場 様「reQ エクオス保守契約プラン」
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CASE10
株式会社太平洋クラブ 御殿場コース 様「L2-Tech認証製品の導入による補助金事業により設備を全面リニューアル」
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CASE11
株式会社ユタカケミカル 水島工場 様「特殊仕様にも対応」
CASE 12 / 某フィルム加工製造会社 様
「熱媒油ボイラの省エネ」
300°Cの高温で使用する熱媒油ボイラを
エアヒーターにより高効率化
某フィルム加工製造会社 様
食品など高い密閉性を求められる包装材料や、基板などの絶縁・保護に用いられる高機能フィルムの製造には高温での加工が必要で、300°C以上の熱媒油を加熱循環させる熱媒油ボイラがその熱源として使用されています。
導入のきっかけ
老朽化により更新を検討、
あわせて省エネも検討
工場竣工時から使用していた熱媒油ボイラは、老朽化により故障回数が増えており、突然の停止で生産ラインに影響が出る前に更新が必要と考えていました。既存ボイラより高効率なものを計画する中で他メーカーも検討しましたが、今までのメンテナンス対応なども含めて総合的に判断して日本サーモエナーに決めました。省エネについてはかなり厳しめの数値を要求したのですが、それを上回る効果が出ており、良い選択をしたと満足しています。
工務部 ご担当者様
日本サーモエナーの提案
熱媒油ボイラ サーモヒーター
エアヒーター搭載により排ガス熱を回収し高効率化
蒸気ボイラでは難しい高温度領域の熱を供給できる熱媒油ボイラは、高機能フィルムの製造に欠かせません。しかしその半面で排ガスは高温になり熱ロスが大きくなる傾向があります。今回の更新では排ガス熱を回収するエアヒーターを搭載した熱媒油ボイラを提案しました。排ガス熱を回収し燃焼用空気として取り入れることでボイラ効率が上がり、燃料使用量の削減を可能にしています。
また、他の生産ラインの熱源としても当社ボイラをご使用いただいており、ボイラの用途や重要性を考えていますので、万が一の故障に備えて熱媒循環ポンプ等の重要機器の予備品を常備する提案や、『まだか』ではなく『まさか(もう)』と言っていただけるようなアフターフォローも心がけて行っております。
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サーモヒーター後方のエアヒーター -
今回更新した「サーモヒーターNH-100A(エアヒーター付)」
- 熱媒油ボイラ(サーモヒーター)とは
- 熱媒油ボイラは水ではなく熱媒油を循環させながら加熱するボイラです。熱媒油は水と比べて沸点がはるかに高いため、常圧で300°Cの高温の熱供給が可能です。また蒸気ボイラと異なり、軟水装置や清缶剤などの水処理が必要ありません。熱媒油ボイラは主に高温で均一な加熱を必要とする工業プラントなどで使用されていますが、適切な熱供給にはボイラ本体だけではなく加熱側設備の温度制御や配管技術などのエンジニアリングも非常に重要となります。当社は長年の実績によりそれらノウハウを豊富に蓄積しており、加熱側設備に適したボイラ仕様と、それを活用できるシステム設計・工事施工についてもご協力させていただきます。
導入後の効果
熱媒体油ボイラにエアヒーターを搭載することで
燃料費を大きく低減- サーモヒーター(エアヒーター付)
- 熱媒油ボイラの場合加熱媒体の温度が高いため、排ガス温度も通常の蒸気ボイラや温水ボイラに比べ非常に高温で排出されます。この排ガスから燃焼用空気として熱を回収します。これによりボイラ効率がUPします。
導入製品の紹介
熱媒油ボイラ サーモヒーター
NH-100A型(エアヒーター仕様)
■しかく 仕様
- 取扱資格:
- 2級ボイラー技士
- 出力:
- 1,163kW
- 最高使用温度:
- 300°C
- 使用燃料:
- LPG
■しかく 特長
- 1.高温が常圧で得られます。(循環に必要なポンプ圧力程度)
- 2.凍結の恐れがなく、水処理装置や水処理薬品などが不要です。
- 3.温度ムラを防ぎ均一な加熱ができます。
- 4.精密な温度制御ができます。