ポイント1
デコ活って何だろう?
ねえ、学校で「脱炭素」って言葉を聞いたんだけど、
よくわからなくて...。
わたしも聞いたことあるけど、難しそう。
わたしたちに何ができるのかな?
そうだね。実は多くの人が同じように感じているんだ。でも心配いらないよ。「デコ活」を知れば、みんなも脱炭素に貢献しながら、もっと豊かな暮らしができるんだ。
えっ、本当?脱炭素に貢献しながら、暮らしも豊かになるの?
それって、どういうこと?
デコ活は、みんなで地球を守りながら、同時により快適で健康的な生活を目指す新しい活動なんだよ。みんなで一緒にデコ活について学んでいこう!
環境省「デコ活」の意味とは
- デコ活とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称です。この国民運動は、地球環境を守りながら、わたしたちの生活をより快適で健康的なものにしていく活動です。
- 二酸化炭素(CO2)を減らす脱炭素(英語でDecarbonization:「デ」カーボナイゼーション)と、環境にやさしいエ「コ」、そして、わたしたちの日々の活動や生活を表す「活」を組み合わせた新しい言葉です。
デコ活の全体像と目的とは
デコ活10年後のイメージ
イラスト:デコ活10年後のイメージ
デコ活は、地球を守りながらわたしたちの暮らしをよくする活動
デコ活を実践することで、地球温暖化を防ぐだけでなく、わたしたちの生活も向上します。たとえば、省エネ家電を使用すると、電気の使用量が減って地球にやさしいだけでなく、最新の機能で生活が便利になったり、電気代が節約できたりします。
デコ活は難しいことではありません。日常生活の中で、少しずつ工夫をすることで始められます。使っていない電気をこまめに消したり、自転車を使ったり、地元の旬の食材を選んだりすることも、立派なデコ活なのです。みんなで協力して、健康的に暮らしながら、環境にやさしい未来をつくりましょう。
チェックポイント
- デコ活は「地球にやさしい生活を楽しみながら、暮らしをより豊かにする活動」です。
- 「デコ」には「脱炭素」と「エコ」の2つの意味があります。
- 地球温暖化防止だけでなく、生活の質の向上にもつながります。
- 2030年に向けて、豊かな暮らしと環境保護の両立を目指しています。
- 主役はわたしたち一人ひとりです。
ポイント2
デコ活アクションを知ろう!
デコ活のことがわかってきたけど、具体的に何をすればいいの?
ぼくたちにもできることはあるのかな?
もちろんあるよ! それが「デコ活アクション」なんだ。
デコ活アクションは、みんなが日常生活でできる地球を守りながら暮らしが豊かになる行動のことだよ。
たくさんあるんだけど、まずは「こだわる楽しさ エコグッズ」から始めてみるのはどうかな?もっとくわしく見ていこう!
デコ活アクション、まずはここから
電気も省エネ 断熱住宅(電気代をおさえる断熱省エネ住宅に住む) こだわる楽しさ エコグッズ(LED・省エネ家電などを選ぶ) 感謝の心 食べ残しゼロ(食品の食べ切り、食材の使い切り) つながるオフィス テレワーク (どこでもつながれば、そこが仕事場に)
デコ活アクションとは、わたしたちが毎日の生活で行える、地球にやさしい行動のことです。具体的な行動の例として、3つの分野で13種類のデコ活アクションが提案されていますが、特に注目したいのは、
「まずはここから」の分野にある「こだわる楽しさ エコグッズ」というアクションです。これは、LED電球や省エネ家電などの環境にやさしい製品を選んで使うことを意味します。
たとえば、LED電球は従来の電球に比べて省エネで、寿命も長いです。また、最新の冷蔵庫やエアコンは、昔のものに比べてずっと省エネ性能が高くなっています。省エネな製品への買換えもまた、デコ活なのです。