☆大前提・必読☆ 筆者はいわゆる「Dヲタ」では一切なく「周りにやたらDヲタのいる人間」です。自身がファンである作家・斎藤環氏が著書で言及している事項を検証する観点から本稿を執筆していますのでDヲタ的な用語・用法・認識などに細かい間違いがあれば遠慮なくご指摘ください。 精神科医かつ批評家であり、その筋のサブカル好きには有名であろう斎藤環。もちろん私もほとんど著作は読んでいる。「オタク研究」を非常に細かく緻密に行っているのだ。斎藤環が唱えている大半のオタク学説に私はほとんど異議がない。 だが。2000年刊行・「戦闘美少女の精神分析」の中にこんな一節がある。 後で述べるように、「ディズニーおたく」は、原則として存在しない。これには当然、セクシュアリティの問題が絡むのだが、もう一点、海外の作品については見当識が働きにくいということがある。ディズニー作品が下敷きにする古典の受容のされ方、日本のそれと
斎藤環「Dヲタ」ことディズニーオタクの実態を一切知らない問題・徹底検証|めりぴょん/山野萌絵私が勝手に「我が人生における三大作詞家」と認定している3人がいる。松本隆、清竜人、田中紘治(P.N.空五倍子)だ。前二人はわかるけど最後は誰だよとお思いの方もいるかもしれないが、BELLRING少女ハートに有名な事務所・AqbiRecのディレクターである。これはまた別で記事を書きます。 松本隆、一応はっぴいえんどの元ドラマーでもあるが、ほぼ専業作詞家である。ガキの頃からジャニオタだったので何気なく「硝子の少年」などをカウコンで「ふ〜ん」と思って聴いていたものの、ちゃんと「松本隆」という存在を認識したのははっぴいえんどを聴き始めてからだ。 前にも書いたが、理由は不明なものの松本隆先生本人とはTwitter相互フォローである。なぜ? しかし嬉しい。ラジオも毎週聴いてます。 松本隆のすごさとは何か......それは本人が青山出身であるため、乃木坂、六本木や麻布、渋谷などの昭和の都市風景を「風街」と呼んで
ジャニオタの皆さんの人生に自動的に関わっている作詞家・松本隆のすごさ|めりぴょん/山野萌絵はてなブックマーク、たくさんのコメントありがとうございます。あまりにも「資金源は?」と聞かれまくるので、当時のことを振り返ってみよう。 オタクを始めた頃の16歳にやっていたのはコンビニ派遣とコンカフェのバイト......だったが、店長の経営が適当すぎて給料未払いが続出し、呆れて退職。ちなみに、エキストラに行く謎のコネを作ったのはこのコンカフェである。 当時はJKビジネス全盛期。まだ法整備が追いついておらず、女子高生でも18歳になっていたらリフレで働けたのだ。 というわけで割とお世話になったのが大久保の雑居ビルにある「C」。親が元々デザイン系で働いていたので、パソコンでソフトを悪用し架
戦隊俳優追ってた頃の資金源の思い出|めりぴょん/山野萌絵ふと懐かしくなって、昔のTwitterや画像を最近ずっと漁っていた。今では超国民的俳優になってしまった横浜流星さん。私が人生で一番大好きで、今でも忘れられなくて、もはや心の中で神格化されちゃってる元推し。 若かった頃のちょっとした思い出と暴走を振り返ってみる。 忘れもしない2014年4月6日、「烈車戦隊トッキュウジャー」第7駅(トッキュウジャーは◯話のことを◯駅と呼ぶ)放送日。 バイト先のテレビでその放送を偶然見ていた私は、オープニングで流星くんが演じているヒカリが列車の窓際でもたれかかっているカットに衝撃を受けた。 「......何だこのかっこいい人......!」 当時、私は16歳、横浜くんは17歳。高2と高3であった。その頃私は嵐・二宮担を降りて、セクバ(死語)についていた中村嶺亜くんを追っかけるお金を貯めるためにバイトを始めた直後の衝撃の出会いである。 すぐに猛スピードで情報を調べた。スターダスト
7年越しの横浜流星担降りブログ|めりぴょん/山野萌絵いろいろ反応頂いたようでありがたいです。 こういう記事を書くと「なんでnoteを使ってるのにはてなブックマークに返信するんだ。はてなブログを使えばいいじゃないか」的な反応が来るんですが(前に来た)、私は元々2014年頃からはてなブログの住人で、2019年頃を境にnoteに移住してきました。 はてなブログで観劇感想を書くのがかなり盛り上がっていた時期もあって、舞台だか若手俳優だかをテーマにしたブロググループも賑わっていたのですが、段々と皆がnoteに移住してゆき、私も実感としてはてなブログよりnoteの方が読まれる感じがするし課金動線も便利、というしょーもない理由でnoteを使っております。それだけなので、深い理由はありません。 Q. それだと「男性向け興行でお金を稼ぐ」ビジネスの看板に「舞台」がくっつかない理由を説明できないので、やはり舞台は女性の趣味なのでは? 男性に対しても十分に客層を
男性オタクが演劇に興味を(中略)の記事へのはてなブックマークコメントに対する返信|めりぴょん/山野萌絵多いときで年に100回くらい舞台を見ている舞台オタクなので、個人的に意見を書きたいと思います。ちなみに、筆者は25歳の女です。 まず、私はもともと所謂2.5次元舞台やヒーローショーに通っていたので、そこから舞台を見始めましたが、年々小劇場でやっている演劇の方を魅力的に感じるようになり、「実は私って、2.5次元が苦手なんじゃね?」と近年は思いつつある立場です。 完全なる私見ですが、そもそも今の2.5次元舞台の客層の多くを支えているのは、「本来ならば、人生で演劇に触れることなどないであろう人々」です。つまり、いわゆる推し活ブームや2.5次元ブームに乗っかって一時的に流入している層で、恒久的に「演劇」「芝居」の顧客になってくれるわけではない人々が、イケメンを応援する行為の土俵がたまたま2.5次元舞台という一応「舞台」の名が冠された場であったため、なんとなく「演劇」の顧客っぽく見えているだけなので
男性オタクが演劇に興味を持たないのは何故かみたいな話に対する意見|めりぴょん/山野萌絵いくつかの疑問点が挙がっていたので個人的な意見を回答する。 ・顔認証は使わないのか? 私見では、「理論上は可能だが、現実的な運用を考えると難しい」がアンサーだと思う。ジャニーズのライブはたいてい、開場から開演まで1〜2時間しかない間に何千人〜何万人単位のファンを入場させなければならないという制約があり、また、スタッフは大抵派遣会社を通して雇われているバイトであるので、人物の高度な判別技術を持たない。 ジャニーズのライブチケットに数万円〜十万円前後出して購入するような層は若い女子が多く、その大半はすっぴんと化粧後の見た目を大幅に変化させることが可能なメイク技術を持っている。また、必然的に多額のお金を動かせることから美容整形をしている者も一定数いるため、化粧前と化粧後の振れ幅が大きくなる。そのため、写真での認証となると多少写真と実物の顔が違う人間にも目を瞑らなくてはならない。 ゆえに、顔認証を
ジャニーズの現場でのチケット転売についての記事におけるはてなブックマークコメントへの返答|めりぴょん/山野萌絵昨今、よく目にする言説がある。それはこうだ。 「転売屋がチケットを買い占めているので、最前列の価格が高騰する。転売屋さえいなくなれば、皆が平等に欲しいチケットを手に入れることが出来るはずだ」 まあ、これはこれで一種の正論だし、この言説を元に転売屋を排除すれば平和になる現場も一定数存在するだろう。 しかし、ジャニーズの現場に限ってはそれは例外だ。 なぜなら、ジャニーズの現場には「中売り」「中買い」という文化が存在し、オタクがオタク同士で高額取引をしているのである。その会場にいわゆる世間一般人がイメージする「ダフ屋」はすでに姿を見せていないのに、だ。筆者の私見ではあるが、ジャニーズに関しては未来永劫高額での取引が絶対に無くなることはない。ある程度規制されているにも関わらず、オタクたちは器用というか巧妙というかなんというか、ありとあらゆる手を使って「その席に座る権利」を売買するのである。ではなぜ
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