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この夏は危険な暑さが頻発しています。7月下旬は全国的に高温となり、特に北海道で40°Cに迫り、月平均気温が1946年の統計開始以降、7月としては最も高くなりました。 こうした記録的な暑さについて、極端気象アトリビューションセンター(以下WAC)は「人間活動による地球温暖化の影響が確認された」という分析を発表しました。 温暖化の影響をどう考えたらよいのか気候変動の専門家に伺いました。 7月下旬の天候に、「7月なのになぜこんなに暑いのか」と疑問に思った人も少なくないでしょう。 WACでは22〜30日の日本上空と、7月18〜26日の北日本上空それぞれの1500mの平均気温について、「イベント・アトリビューション」で検証しました。 スーパーコンピュータで作成した「現実の地球」と「温暖化が起きていない仮想の地球」による統計情報をもとに高温の発生確率をくらべ、異常気象が温暖化のせいだったかを分析する手法
長旅P💙気象予報士 @NagatabiP 前に婚活で知り合った人に、「気象予報士試験の勉強してるんです」って言ったら、「大人になって勉強するなんてキモくないですか?」と言われて別れたことがある。 いまのお嫁さんは、勉強してたら応援してくれる😄 2024年10月21日 16:30:00 長旅P💙気象予報士 @NagatabiP ツイートの閲覧数が増えてきているので自己紹介です。 2012年から主に物理の動画を作っています(雪歩と学ぶ高校物理、結月ゆかりと量子力学など)。 よかったらチャンネル登録よろしくお願いします。 youtube.com/@nagatabip 最近、気象予報士試験に合格しました。 pic.x.com/uOdprdynRR 2024年10月22日 07:06:08
メン獄さん @uudaiy 秋って季節が昔あった気がしていて、個人的に好きだったんですけど、あれもう今やってない感じなんですかね? 2023年09月19日 10:44:08 メン獄さん @uudaiy 告知🙇♂️勤めてたコンサル会社を辞める時、将来を不安がってた一年目の後輩へ自分の12年分の全挫折と教訓を餞別として書き残した文章をnoteに載せたら大変な反響をいただき、この度匿名の怪ビジネス書として書店に並ぶことになりました...🥹私の失敗が誰かの為になれば幸いです amzn.to/3J3byiT 2023年03月01日 19:18:44
世界はこの夏、観測史上最も暑い夏になる可能性があるという。世界気象機関(WMO)は6月が史上最も暑くなり、7月7日には世界の平均気温が最高値を更新したと発表した。ここ数年は北半球を中心に「熱波」が常態化し、干ばつ、豪雨など気象の「極端化」が顕著だ。WMOは7年ぶりに発生したエルニーニョ現象が世界平均気温をさらに高める可能性があるとの懸念を示した。 エルニーニョ現象は日本に涼しい夏をもたらす傾向にあったが、現在、日本の南方では既に太平洋高気圧の張り出しが強い。梅雨明け前から高温が続き、各地で熱中症リスクが高まっている。梅雨が明けて本格的な夏を迎えるにあたり、記録的猛暑に対する最大限の警戒が必要だ。
1.日本の平均気温は世界より速い速度で上がっている 日本の夏(6〜8月)の平均気温は長期的には100年あたり1.31°Cの割合で上がっている。特に都心部では、ヒートアイランド現象の影響などにより上昇度が大きい。 また、日本の年平均気温も変動を繰り返しながら上がり続けている。長期的な上昇率は100年あたり1.40°Cで、世界平均(0.77°C)より速い速度だ。 世界気象機関は、2024年の世界平均気温が産業革命前と比較して1.55°C上がったと発表した。パリ協定(2015年採択)では、世界平均気温の上昇を産業革命前に比べて2°Cより十分低く保ち、1.5°Cに抑える努力をする目標を立てているが、1.5°Cの努力目標を上回ってしまったことになる。また、気象庁によると、2024年の日本平均気温は平年(1991〜2020年の30年平均値)を1.48°C上回り、統計開始以来最も高くなった。 江守氏 年々の天候は変動す
インド洋上に都市が建設されつつある。モルディブの首都マレからボートでわずか10分の場所にあるターコイズブルーのラグーン(潟)に浮かぶこの水上都市には2万人が居住可能だ。 脳サンゴの模様に似たデザインのこの都市は、住居、レストラン、店舗、学校など、5000もの水上ユニットで構成されており、ユニットとユニットの間には運河が流れている。6月に最初の数ユニットが発表されたが、2024年はじめに住民が入居を開始する。そして27年までに都市全体が完成予定だ。 不動産開発業者ダッチ・ドックランズとモルディブ政府との合弁事業であるこのプロジェクトは、とっぴな実験でも革新的な構想でもない。この都市は、海面上昇という厳しい現実に対する実用的な解決策として建設されている。 1190もの低地の島々で構成されているモルディブは、世界で最も気候変動に対して脆弱(ぜいじゃく)な国のひとつで、陸地部分の8割が海抜1メート
地球の大気中の二酸化炭素の濃度は去年、前の年に比べて大きく上昇し、その上昇幅が、観測を始めて以降、最大となったことが環境省などによる人工衛星のデータの解析から分かりました。 環境省は、世界各地で発生した大規模な森林火災や人間の活動による排出量の増加などが影響しているのではないかと分析しています。 環境省や国立環境研究所は気候変動対策に役立てるため、日本の人工衛星「いぶき」を使って、温室効果ガスの二酸化炭素やメタンなどの濃度を観測しています。 それによりますと、地球全体の大気中の二酸化炭素の濃度は、去年1年間の平均で421.3ppmとなり、観測を始めた2010年以降最も高くなったということです。 さらに前の年と比べた二酸化炭素濃度の上昇幅も3.5ppmと、過去最大になったということです。 環境省は、上昇幅が最大となった理由について、おととしから去年にかけてカナダやブラジルで発生した大規模な森
三重大学は7月1日、過去39年にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域(サハラ砂漠のすぐ南に位置する帯状の半乾燥地域)で雨雲が大きく発達すると、日本上空の高気圧の引き金となり、結果的に日本の猛暑の一因となっていることを発見したと発表した。 同成果は、三重大 生物資源学研究科の中西友恵大学院生(研究当時)、同・立花義裕教授、同・安藤雄太研究員(研究当時、現・新潟大学特任助教)らの研究チームによるもの。詳細は、地球規模の気候を扱った独・学術誌「Climate Dynamics」に掲載された。 日本での異常気象の原因としては、エルニーニョなど、太平洋の熱帯の気候条件による影響を考察する研究が盛んだが、遠く離れたアフリカの熱帯地域の気候・天候の影響という視点は、これまで見過ごされてきたという。そこで研究チームは今回、日本やアジアの異常気象のメカニズムを、この新たな視点
世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響―カニ100億匹が死滅・ベーリング海 時事通信 外信部2024年10月15日07時05分配信 【図解】米アラスカ州ウナラスカ 世界有数の豊かな漁場に異変が起きている。2021年、北極海に隣接するベーリング海で約100億匹のズワイガニが死滅したと判明。米海洋大気局(NOAA)は、海洋熱波と温暖化でベーリング海が「亜寒帯化」し、生態系が変化したことが大量死の要因と結論付けた。専門家は「世界で最も生産性の高い海洋生態系が、あらゆる予想よりも速く変貌しつつある」と警鐘を鳴らしている。 【特集】「北極」が教えるみらい ◇海洋熱波で餓死 切り立った岩山に囲まれた湾には野生のラッコが浮かび、崖の上ではハクトウワシが羽を休める。北太平洋とベーリング海を隔てるアリューシャン列島の中ほどに位置する米アラスカ州ウナラスカ。日本の大手水産企業も加工工場を置く漁業の一大
気象庁の検討会が「異常気象」と指摘したこの夏、日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が統計を取り始めてからの125年間で最も高くなったことが分かりました。日本近海の海面水温も過去最高となり、地上も海も最も暑い夏だったことがデータから裏付けられました。 地上も海も記録的な高温 気象庁は1日、ことし6月から8月のこの夏の天候のまとめを発表しました。 それによりますと、ことしの夏の平均気温は平年と比べ1.76度高くなりました。 夏の平均気温としては1898年の統計開始以降、これまで最も高かった2010年の1.08度を大きく上回り、この125年間で最高となりました。 特に北日本では高温の傾向が顕著で、平年を3度上回りました。 各地で相次いだ猛暑は夜間にも影響し、先月10日には新潟県の糸魚川市で最低気温が31.4度と歴代の全国1位を更新するなど、全国248地点で最低気温が最も高くなりまし
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【2月12日 AFP】フランスとスイス国境のジュラ山脈(Jura Mountains)。標高1200mに位置するリズーの森(Risoud Forest)には、樹齢数百年のトウヒ(スプルース)の木が生い茂っている。 トウヒの材質はアコースティックギターやバイオリンに最適とされ、世界中の弦楽器職人からの需要が非常に高い。しかし、気候変動で乾燥と温暖化が進み、トウヒが生む独特の音色も脅かされている。 トウヒはスイスで最も一般的な木だ。ジュラ山脈の安定した気候はこれまで、弦楽器向けの木材生産に最適だった。 弦楽器向けの木材として条件を完璧に満たす木は、1000本に1本、1万本に1本と言われるほど非常に希少だ。樹齢は200〜400年、幹の根元の直径は50セン
アラスカ州漁業科学センターに集められた脱皮したズワイガニの殻や甲羅/Joshua A. Bickel/AP (CNN) 米アラスカ州周辺の海では近年、数十億匹のズワイガニが姿を消している。科学者らは、海水温の上昇がズワイガニの餓死を引き起こしている公算が大きいとみている。 当該の研究は19日、米海洋大気局(NOAA)の科学者らが発表した。ベーリング海東部における最近の海洋熱波とズワイガニの突然の消失には著しい相関があることが分かったという。ズワイガニが姿を消している事態は、2021年の調査以降明らかになっている。 研究公表の数日前には、アラスカ州魚類鳥獣部がズワイガニ漁シーズンの2年連続での中止を発表。圧倒的な数のズワイガニが姿を消した現状を理由に挙げた。生息地のベーリング海は、通常であれば酷寒の海として知られる。 アラスカ州でのズワイガニ漁が初めて中止となった昨年、漁師らはカニの減少の原
グリーンイグアナ(2015年7月15日撮影、資料写真)。(c)GUILLAUME SOUVANT / AFP 【12月22日 AFP】冬でも暖かく穏やかな「太陽の州」として知られる米フロリダの今年のクリスマスは異例の寒さとなり、イグアナが降るかもしれない。現地気象当局が21日、予想を発表した。 米国立気象局(National Weather Service)マイアミ支局はツイッター(Twitter)に、同州の今年のクリスマスは「氷点下1度から4度の低い気温で、イグアナが降る可能性があります。予報の変化に注意して暖かくして過ごしてください!」と投稿した。 フロリダ州南部の住民は今後数日間、普段の短パン、Tシャツから暖かい服に着替えた上で、ヤシの木から寒さで動けなくなった爬虫(はちゅう)類が落ちてこないか注意しなければならない。 気象局によると、変温動物のイグアナは、気温が4度を下回ると動かな
6月末、平年を大幅に上回る猛暑が米西部を襲い、観測史上最高気温を記録。高温を原因とする森林火災も多発し、暑さによる死者も100名を超えている。この暑さはしばらく続くとみられている。 まるでこの世の終わりのような暑さの中、人間を突然死に至らしめる可能性がある、暑さと湿度の研究が進められている。実際、気候変動の影響により異常気象が増加し、高温多湿を原因とする死者がすでに珍しくなくなっているが、その現状をおそらくもっとも的確に表しているのが、昨年、オンライン学術雑誌〈Science Advances〉に掲載された「人体の限界を超える極度の高温多湿状態の現れ方(The emergence of heat and humidity too severe for human tolerance)」という論文だ。 これまでの気候モデルでは、高温多湿を原因とする死者は21世紀中頃以降に発生するとされてきた
ことしの夏も酷暑が予想されています。世界の平均気温は去年、記録が残る1850年以降で最も高くなり、洪水や猛暑などの異常気象による被害が相次ぎました。 背景にあるのは、地球温暖化。人間の活動による温室効果ガスの排出量の増加が、主な原因とされています。 ところがいま、温暖化や気候変動に関する偽の情報や、根拠がない情報がSNSにあふれる事態に。いったい、誰が何の目的で? 増加する「気候変動懐疑論」 「地球の気温は一定でないのは当然。人間の影響で暑くなったのはウソだ」 「気候科学はひどい詐欺だ。気候変動をあおる連中は恣意的に切り取っている」 いま、気候変動についてSNSで増えているのは、このような根拠のない投稿です。 イギリスのニュースサイト「トータス」によると、気候変動を疑うインフルエンサーによるXの投稿は2021年から2024年にかけて82%増加。YouTubeでも43%増加したといいます。
スイス南部のアルプス山脈で、氷河の崩壊によって大規模な土石流が発生し、ふもとの村の大部分が埋まって住民1人が行方不明となっています。 スイス南部のバレー州で28日、大規模な土石流が発生し、現地で撮影された映像では、土砂が土煙を上げながら大きな音とともに流れていく様子が写っています。 この土石流により、山のふもとにある村では、住宅のほとんどが土砂に埋め尽くされました。 この村に住んでいるおよそ300人は、土石流の危険があるとする地元当局の事前の呼びかけに応じて今月19日にすでに避難していましたが、スイスメディアによりますと、住民の男性1人が行方不明になっているということです。 地元の災害当局のトップは記者会見で、大量の土砂によって山頂の氷河が崩壊し、土石流が発生したとした上で、「最悪のシナリオが起きた」と述べました。 地元のメディアは「温暖化によって永久凍土がとけ、氷河が不安定になっていた可
過去100年間で地球の平均気温は上昇し続けており、科学者たちは気候変動の影響を軽減するさまざまなアプローチを開発しています。ハワイ大学天文学研究所の天文学者であるイシュトヴァン・サプディ氏が、地球に当たる太陽光の量を減らす「日傘(シェード)」を用いたアプローチを提案しました。 Solar radiation management with a tethered sun shield | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2307434120 Sun ‘umbrella’ tethered to asteroid might help mitigate climate change | University of Hawaiʻi System News https://www.hawaii.edu/news/2023/07/31/sun-umbrella-t
去年1年間の世界の平均気温は記録が残る1850年以降、最も高く、初めて産業革命前と比べて1.5度以上高くなったと、EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関が発表しました。 EUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、気候や海洋の観測状況に関する最新の分析を発表しました。 それによりますと、去年1年間の世界の平均気温は15.1度で、おととしを0.12度上回り、記録が残る1850年以降、最も高かったということです。 主な要因として、人間の活動による温室効果ガスの排出量の増加を挙げたほか、南米・ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が影響したとしています。 また、平均気温の高い上位10年は、いずれも去年までの10年間に集中しているということです。 さらに去年の世界の平均気温は産業革命前の水準より1.6度高く、初めて1.5度を超えたとしています。 温暖化対策の
Published 2023年10月24日 00:14 (JST) Updated 2023年10月24日 00:29 (JST) 【ワシントン共同】南極大陸の西側を覆う「西南極氷床」は、温室効果ガスの排出削減を強力に進めたとしても21世紀中は融解が止まらないとの予測を、英南極研究所のチームが23日、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジに発表した。全て解けると海面が5.3メートル上昇するほどの氷を蓄えており、チームは「現状維持はできなそうだ。海面上昇が22世紀以降も続いて数メートルに及ぶ事態に備えるべきだ」と訴えた。 氷床のうち、海にせり出して浮かぶ部分は棚氷と呼ばれる。棚氷は下部が接している海水の温度が上がると融解が進み、さらに陸側の氷が海にずり落ちて深刻な海面上昇につながる恐れがある。 今回の予測では、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に従って産業革命前からの気温上昇を1.5度や
猛暑の中を歩く男性=4月30日、インド・ニューデリー/Raj K Raj/Hindustan Times/Getty Images デリー(CNN) インドとパキスタンが記録的な猛暑に見舞われている。気候危機の影響を大きく受ける両国は、何百万もの命が危険にさらされかねないと専門家は警鐘を鳴らしている。 インド気象庁によると、同国北西部と中部では、4月の平均最高気温が122年の観測史上、最高を記録。北西部で35.9度、中部で37.78度に達した。 CNNの気象専門家によると、首都ニューデリーの4月の平均気温は平年を3度上回り、40度を超える日が7日間続いた。熱波の影響で学校が休校になったり、作物に被害が出たり、エネルギー供給が逼迫(ひっぱく)したりした州もあり、当局は屋内にとどまって水分を補給するよう住民に促した。 隣国パキスタンも熱波に襲われ、同国気象庁によると、南東部シンド州のジャコババ
サンアントニオ郊外で確認された珍しい交雑種(中央)は、オスのアオカケス(左)とメスのインカサンジャクの交配の結果だったことがわかった/Education Images/Universal Images Group/Getty Images; Brian Stokes/University of Texas at Austin; Danita Delimont/Alamy Stock Photo (CNN) 「アオカケス(英語名:ブルージェイ)」と「インカサンジャク(英語名:グリーンジェイ)」を交配させると何が生まれるのか――。これは冗談の出だしではなく、野生ではこれまで遭遇したことのない交雑種を記述することを目的とした新たな研究の主題だ。 だが、科学者を悩ませているより大きな疑問は、なぜこの謎の鳥が存在するのかということだ。 米テキサス大学オースティン校の生物学博士課程の学生、ブライアン・
(CNN) インドネシア・ジャワ島のスメル火山噴火について、同国エネルギー鉱物資源省の専門家が、噴火を誘発させたのはそれまで何日も続いた大雨だったとする見解を発表した。 今回の噴火では、火山をふさぐ役割を果たしていた溶岩ドームが、何日も降り続いた大雨のために徐々に浸食され、一部が崩落した。エネルギー鉱物資源省地質庁のエコ・ブディ・レロノ長官によると、噴火を引き起こしたのはこの「ドーム崩壊」だった。 「写真とデータに基づき12月4日の噴火前と噴火後のドームの大きさを比較すると、その日の大雨でドームの体積が大きく失われた様子が見てとれる」とエコ長官は解説する。 不安定な状態にある溶岩ドームが崩落する理由はいくつかある。だが、大雨が崩落の原因になり得ることは、次第に分かってきている。 今後は気候変動の影響で、今回のような火山噴火が増えるかどうかという疑問も浮上している。専門家によると、溶岩ドーム
この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。 気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。 このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。 地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。 北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。 特に7月以降に全国で記録的な高温と
IPCC=気候変動に関する政府間パネルの報告書では「大気や海洋などの広い範囲で急速な変化が起こっている」としたうえで、漁業など食料生産にも悪影響が及んでいるとされています。こうした中、日本では、食卓になじみの深いサンマの不漁の原因の一つに地球温暖化の影響が指摘されています。 さんまの漁業者の業界団体、「全国さんま棒受網漁業協同組合」によりますと、去年、全国の港に水揚げされたサンマは1万7910トンで、記録の残る1961年以降で最も少なく、豊漁だった2008年の34万3225トンと比べ、わずか5%に減少しています。 かつて水揚げ全国1位を記録したことがある千葉県の銚子漁港では1950年以降で初めて「ゼロ」となりました。 こうしたサンマの記録的な不漁について水産庁の検討会は不漁の原因として、サンマ自体の数の減少とともに温暖化による海水温の上昇や、潮流の変化の影響を受けて「漁場の沖合化」が進んで
メキシコのタバスコ州を流れるサンペドロ・マルティル川に接する、エル・カカワテというラグーン。このラグーンに沿って生育するマングローブ林は、通常の生息地である沿岸部から170キロも離れた場所にある。 (PHOTOGRAPH BY OCTAVIO ABURTO) メキシコとグアテマラの国境に近いサンペドロ・マルティル川沿いを調査していた研究チームは、海岸から170キロも内陸の地点で予期せぬ光景に出合った。川沿いのきらめく大きなラグーンに沿って、マングローブの林が広がっていたのだ。 そこは、マングローブ林があるはずのない場所だった。というのも、通常のマングローブ林は、沿岸の限られた区域で、海水と高潮にさらされながら力強く繁殖するからだ。しかし、この場所は標高が9メートルもあるうえ、滝の上流にある。(参考記事:「世界最大のマングローブ林は住民を見放したのか」) 研究チームが慎重に分析した結果、さら
三重県大台町の小学校で先月下旬、運動会で披露する組み体操などの練習をしていた際、15人の児童が足の裏の痛みなど、やけどとみられる症状を訴えていたことがわかりました。 三重県大台町の三瀬谷小学校によりますと、先月28日の午前、校庭で5年生と6年生の合わせて42人が運動会で披露する組み体操などの練習を素手や素足でしていた際、15人の児童が足の裏の痛みなどを訴えたということです。 養護教諭が確認したところ、15人はやけどとみられる症状で、このうち2人には水ぶくれがみられたということです。 いずれも症状の程度は軽く、医療機関を受診した児童はいなかったということです。 気象台によりますと、この日、大台町に最も近い観測地点の松阪市飯南は午前中から真夏日となり日中の最高気温は33.1度でした。 学校では、運動会当日は靴や作業用手袋などを着用して地面に直接触れないような対策をとったということで、武田善之校
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は9日、人間が地球の気候を温暖化させてきたことに「疑う余地がない」とする報告を公表した。 IPCCは、地球温暖化の科学的根拠をまとめた作業部会の最新報告書(第6次評価報告書)を公表。「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。大気、海洋、雪氷圏及び生物圏において、広範囲かつ急速な変化が現れている」と強い調子で、従来より踏み込んで断定した。
化石燃料の利用に伴う世界の二酸化炭素(CO2)排出量は2019年の319億トンがピークで、50年まで元に戻らないとの推定結果を、民間調査機関が21日までにまとめた。新型コロナウイルス流行によるエネルギー需要減と、再生可能エネルギー拡大が要因。それでも地球温暖化に歯止めはかからず、同機関は「再生エネの迅速な導入や電気自動車の普及が重要」と指摘する。 米情報サービス企業ブルームバーグの研究機関「BNEF」がまとめた。今年のCO2排出量は新型コロナの影響により19年比で8.6%減少し、経済回復とともに排出が増えても19年の水準には届かないとしている。
2023年は観測史上まれに見る猛暑が続いていることが報じられており、2023年7月は「1880年以降で最も暑い月」だったと認定されているほか、2023年9月も観測史上最も暑い9月だったことが報じられています。新たに、欧州連合(EU)の気象情報機関であるコペルニクス気候変動サービスが、「2023年が観測史上最も暑い年になるのはほぼ確実」だと訴えました。 Copernicus: October 2023 - Exceptional temperature anomalies; 2023 virtually certain to be warmest year on record | Copernicus https://climate.copernicus.eu/copernicus-october-2023-exceptional-temperature-anomalies-2023-vir
(CNN) 手頃な価格で多用途、驚くほどの強度を持ち、さらに各地で入手可能なコンクリートは、世界で最も多く使用されている人工素材だ。 しかし、コンクリートは膨大な量の二酸化炭素を排出し、世界の温室効果ガス排出量の約8%を占める。 コンクリート・セメント業界は長年にわたり、持続可能なコンクリート混合物や効率的な設計を通じて、環境への影響を軽減しようと努めてきた。 現在、米ペンシルベニア大学の研究チームが、強度と耐久性に妥協することなく、革新的な材料と資源節約型の設計を組み合わせる手法を開発している。 「ディアマンティ」と呼ばれるこのプロジェクトは、自然界に着想を得ている。ロボット式3Dプリンターを駆使して、持続可能なコンクリート混合物から複雑な格子状のパターンを作り出す。 一般的なコンクリートのほとんどは二酸化炭素を吸収するが(一部の研究によると、ライフサイクル全体にかけて生産排出量の最大3
週プレNEWS TOPニュース社会<コモン&g×ばついとうせいこう<前編> 斎藤幸平氏(左)といとうせいこう氏(右) あらゆる人が必要とする水や電気、自然などの<コモン>を囲い込み、地球環境を壊してまで利潤を追求する「資本主義」から降りたほうが、僕らは豊かになれるのではないか? 16万部のベストセラーとなっている近著「人新世の『資本論』」(集英社新書)の著者であり大阪市立大学大学院准教授の斎藤幸平氏が、本著で提言するその考え方と方法に関して、メディアを横断して活躍するクリエイター・いとうせいこう氏と語り合った"未来を取り戻す"ためのポジティブな方法とは? その対談記事の前編を掲載する。 ■しかくSDGsは大衆のアヘンである いとう 斎藤君の新著『人新世の「資本論」』は、冒頭から読者に厳しい現実を突きつけています。気候変動をめぐって各
気象庁は21日、この夏の長期予報を発表し、6月から8月にかけての3か月は暖かく湿った空気が流れ込みやすく、全国的に気温が平年より高くなる見込みです。 21日に梅雨入りした沖縄・奄美や西日本では、降水量が平年並みか多くなる見込みで、気象庁は「熱中症対策を行い、大雨に備えてほしい」と呼びかけています。 気温は全国的に高い傾向 はじめに気温です。 エルニーニョ現象が終息に向かっているため、日本の南にある太平洋高気圧の張り出しが強まり、その縁を回って暖かく湿った空気が流れ込みやすくなると見込まれ、3か月間の平均気温は全国的に「高い」と予想されています。 月別に見ますと、 ▽6月と7月は 北日本で「平年並みか高い」、 東日本、西日本、沖縄・奄美では「高い」と見込まれ、 ▽8月は北日本から沖縄・奄美にかけていずれも「高い」と予想されています。 次に、3か月間の降水量は、 ▽北日本と東日本で「ほぼ平年並
18日も広い範囲で晴れて気温が上がり、各地ですでに猛烈な暑さとなっています。外出や運動を控えるなど引き続き熱中症対策を徹底してください。 気象庁によりますと、西日本から北日本にかけて広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がっています。 正午までの最高気温は、 ▽静岡県の浜松市船明で37.3度、 ▽岐阜県美濃加茂市で37.2度、 ▽広島県安芸太田町加計で37度ちょうど などと、各地で気温が上がっていて、74の観測点で35度以上の猛暑日となっています。 このあとさらに気温が上がる見込みで、▽名古屋市と岐阜市、奈良県十津川村風屋では日中の最高気温が38度と危険な暑さが予想されています。 このほか、▽兵庫県淡路島の洲本市、山口市、広島市、福岡県久留米市、大分県日田市で37度、▽甲府市で36度などと、猛烈な暑さとなる見込みです。 気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から九
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が9日に発表した最新報告書は、「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と従来より踏み込んだ強い表現で断定した。その主なポイントを、BBCのマット・マグラス環境担当編集委員が解説する。
The GISTEMP climate spiral 1880-2021. This version is in Celsius, see below for an alternate version in Fahrenheit. The visualization presents monthly global temperature anomalies between the years 1880-2021. These temperatures are based on the GISS Surface Temperature Analysis (GISTEMP v4), an estimate of global surface temperature change. Anomalies are defined relative to a base period of 1951-1
ドイツ西部ケルンで、水遊びをする親子(2022年7月18日撮影)。(c)INA FASSBENDER / AFP 【7月20日 AFP】国連(UN)の世界気象機関(WMO)は19日、現在西欧で猛威を振るっているような熱波の頻度が今後増えると警告した。増加傾向は少なくとも2060年代まで続くという。 WMOは西欧での熱波を受け、スイス・ジュネーブで世界保健機関(WHO)と共同会見を行った。その中でWMOは、大気中にこれまでにない量の二酸化炭素(CO2)を排出する国々は、現在発生している熱波を警告と捉えるべきだと指摘した。 WMOのペッテリ・ターラス(Petteri Taalas)事務局長は、温暖化対策が成功するかどうかとは関係なく、少なくとも2060年代までは熱波の発生頻度の増加傾向は続くとの見通しを示した。 「気候変動により記録が更新され始めている。将来、こうした種類の熱波は今よりも普通に
再生可能エネルギーの利用拡大につなげようと、経済産業省は来年度から工場などで化石燃料を多く使う企業に対し、屋根に置く太陽光パネルの導入目標の策定を義務づけることになりました。軽くて薄い新型の「ペロブスカイト太陽電池」の活用につながるかも、焦点です。 経済産業省によりますと、来年度から工場や店舗などで化石燃料を多く使う事業者は、屋根に置く太陽光パネルの導入目標の策定が義務づけられます。 対象となるのは、原油量に換算して年間1500キロリットル以上を使っているおよそ1万2000の事業者で、再来年度以降は計画の進捗(しんちょく)状況を毎年、国に報告する必要があるということです。 うその報告をした場合などは50万円以下の罰金が科されるとしています。 政府は発電量全体に占める再生可能エネルギーの割合を2023年度時点の22.9%から、2040年度までに40%から50%程度に引き上げて最大の電源とする
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